ウェルナー・ミューラー

CD Evergreen Memories & Eastern Paradise

Evergreen Memories & Eastern Paradise

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (3 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:3件中1件から3件まで表示

  • ★★★★★ 

    tanuki-cm  |  大阪府  |  不明  |  2010年09月18日

    Polydor時代のウェルナー・ミューラー(日本ではリカルド・サントス名義)名盤が発売され、やっと出たかという感慨でいっぱいです。 ポリドールに録音されたサントスのステレオ盤の2LPのカップリング盤で、彼のジャパン3部作の最後を飾るEastern Paradise(当時日本発売名/ファンタジーオブジャパン)は、12曲全曲がCD化されたのは初めてです。日本の古典曲まで踏み込んだユニークなアレンジと一糸乱れぬ素晴らしい演奏は、日本の曲に心から惚れ込んだ斬新な意表を突くアレンジでだれにもわかりやすく、今も迫ってきます。ホリディ・イン・ジャパンとホリディ・イン・ニッポンは、モノーラルで収録され、後にジャパンはステレオで再録されました。2作目の「ニッポン」は、民謡特集ですが、今までにCD化されたのは国内盤で4曲ほどでした。全曲のCD化が切望されます。それだけではなく、ポリドール時代(サントス名義)の名盤ホリディシリーズ(イタリー、フランス、ジャーマニー、ニューヨーク、アメリカ、メキシコ等)や白銀のストリングス、綾なすストリングスなどに収録された数々の名演のCD化が待ち遠しく思われます。1958年にNHKの招きで他の楽団よりいち早く来日したサントス楽団のサウンドは、「真珠採りのタンゴ」はじめ、日本人の心に数多く沁みこんでいったからです。リカルド・サントス(ウェルナー・ミューラー)楽団のサウンド・イメージの原点であるポリドール時代の名盤が2作CD化されたので、まだまだ眠っている彼の名盤が引き続きCD化されるように大いに今後に期待して待ちたいと思います。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    三浦  |  兵庫県  |  不明  |  2010年08月16日

     Eastern Paradiseとは日本のことだったんですね。マリアバリス殿のレビューを見なければピンときませんでした。  小生は1970年頃に、ポリドールから発売されていた日本アルバム3作品を2枚組レコードにまとめたものとPhase4録音の「Holiday In JAPAN」等を愛聴していますが・・・前者の中にもマリアバリス殿御記載の曲が含まれています・・・感激です。是非とも残りの2作品もCD化されることを熱望します。  小生は日本人でありながら、かつてこれらの作品を聞いて日本の曲の良さを初めて実感したものです。H.I.JAPANやNIPPONの編曲の中には多少違和感のある部分もありますが、全体的にはそれを凌いで余りあるものがありす。或る意味、演奏では日本人より日本的に感じる曲もあります。ドイツ人には「わび、さび」が理解できる人がいると聞いたことがありますが、これ等の曲を聴くと納得してしまいます。  ただ、唯一難点なのが、非常に恥ずかしながら、英語名と曲から日本の原題が浮かばないことです。・・・ 15.勧進帳(Guard station⇒三宅の関(Guard station)での弁慶、義経の話)、 16.吾妻八景(My country is green)、 18.新内流し(Wandering guitarist⇒さすらいの歌舞伎(浄瑠璃)ギタ(三味線)?リスト)、 20.元禄花見踊(Flower dance⇒花踊)、 22.越後獅子(Little drummer⇒獅子舞の楽隊(子供3名が太鼓等を担当。))、 24.越天楽(Easten paradise)、 以上は記載のレコードにあるので判りましたが、どれも、なかなか奥が深く、曲の原点を理解してつけられた英名ではないかと感心しています。残りの曲について、どなたかわかる方がおられましたら御教え頂けると幸いです。  これらの曲、じっくり聞くと、どれも原曲のメロディーが大事にされているのに驚くと共に、編曲(特にコード付けやアンサンブル)の巧みさ、更にそれを演奏する各セクションの、技術が高くなければ表現できない歌い方の素晴らしさ・・・等々50年たった現在でも色あせることのない音楽遺産ではないかと改めて感じました。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    マリアパリス  |  神奈川県  |  不明  |  2010年06月14日

     今回の新盤はVocalion初の独ポリドール時代の録音(日本ではリカルド・サントス名で発売された。)です。1958年来日公演の直後の1959年製作のステレオ録音。日本でのタイトルは『シンフォニック・ムード(モノ盤は黄金のエヴァグリーン第二編)』と『ファンタジー・オブ・ジャパン』です。特に『ファンタジー・・・』はジャパン・シリーズ三部作の最後を飾る名盤で日本から帰国後に歌舞伎・長唄や雅楽・筝曲等日本の古典音楽を12曲取上げた作品であり、多彩で巧みなアレンジで原曲を見事に消化しており、今聞いても古さを感じさせない不朽の名盤と言えるでしょう。日本のユニバーサルでCD化された『ホリデイ・イン・ジャパン』に『元禄花見踊』『吾妻八景』『越後獅子』『新内流し』の4曲は挿入されましたがアルバムとして全曲復刻されたのはこれが始めて。  独ポリドール時代の録音はホリデイ・シリーズやシンフォニック・タンゴのアルバム等華麗なストリングス・サウンドを中心とした名アレンジの名盤が多くCD化されず眠っています。ベルト・ケンプフェルトやヘルムート・ツァハリアス、ジェームス・ラスト等当時の独ポリドールの看板スターのアルバム盤やコンピ盤が次々とCD化されているのに残念でたまりません。これからポリドール時代ののウェルナー・ミューラーの作品が数多く復刻されることをファンのひとりとして祈ってやみません。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:3件中1件から3件まで表示