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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 後期弦楽四重奏曲集 ラサール四重奏団(3CD)

後期弦楽四重奏曲集 ラサール四重奏団(3CD)

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    Dinkelbrot  |  群馬県  |  不明  |  2014年01月12日

    アンサンブルは整っているが、意外と軽やかに演奏しているように聞こえた。Op.131の出だしの不協和音が美しいので、このグループは現代曲を得意とするからなのだろうか。惜しむらくは、録音のせいか音が細い。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  2010年07月24日

    小生はベートーヴェンの後期はズスケを愛聴しており、ラサールはどうもガチガチのイメージがあって未聴でした。今回リーズナブルになったので購入しましたが・・op.127は少々堅く「ラサールってやっぱりガチ」と思っていたら、op.130でイメージ一変!。エステ荘の噴水さん指摘のとおり肩の力を抜きつつも押さえどころはしっかり、という大人のベートーヴェンが展開されており脱帽。また大フーガはもっとスゴイ。この難曲が楽しく聞こえる演奏でした。よく聞きこむと全てに亘り音色を細かく使い分けながらも全体の構成を押さえている、という素晴らしい演奏です。どうしてこれほどデュナミークに拘りながら、全体の構成感を出せるのでしょうか。ラサールは例の新ウィ−ン学派の録音の際、全て自ら写譜したという伝説がありますが、このベートーヴェンもそれに近い研鑽があったのでしょう。しかし、何よりも称賛されるべきは、研鑽を極めれば力が抜けて、「自然体」の演奏ができるということを教えてくれたことなのではないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    エスプレッソコーヒー大好き  |  愛知県  |  不明  |  2010年06月29日

    無機質な感じが少なく、ほのぼのとした感じがあり、ボクの知るベストです。40年前、受験勉強中にラジオでベートーベンの後期弦楽四重奏曲やピアノソナタを聞いて勇気付けられた。その頃の感動が久しぶりに蘇えった。

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  • ★★★★★ 

    栃木のベートーヴェン  |  栃木県  |  不明  |  2010年05月29日

    30年以上前から、ラサールのベートーヴェンを知っていた。でも、一度も 耳にしないまま、廃盤になってしまい悔しい思いでならなかった。 ブリアントレーベルから復活して何よりも嬉しい限りである。 私にはとても力強い演奏に感じ、ベートーヴェン後期弦楽四重奏の ベストに感じる。しかもこの値段には驚きである。ポリーニの 後期ピアノソナタと共に私の最も好きな演奏になりました。

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  • ★★★★★ 

    好事家  |  千葉県  |  不明  |  2010年04月22日

    エステ荘の噴水さんの感想に全く同感です。私は彼らの残した録音は全て聴きましたが、定評のある新ウィーン楽派はもちろん、シューベルトの弦楽五重奏曲とベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲に見られる軽妙な演奏には、他のアンサンブルにはない練達の味わいを感じます。彼らが「なぜベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を演奏するのですか」と問われて、「演奏せずにおくには曲が良すぎるから」と答えたのが忘れられません。

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  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2010年04月19日

    ブリリアント盤発売前の投稿で恐縮です。かなり安くなりました。私は国内盤LP、更に国内盤CD購入と、随分出費しました。これから購入される方が羨ましい限りです。この団体には、精緻あるいは完璧なアンサンブルという評価が多いのですが、むしろしなやかで軽やか、飄々としたところに魅力があると最近思うようになりました。このベートーヴェンは特にそのことを実感させてくれます。決して機械的な演奏ではなくて共感も強く、やはり出生地ドイツの団体なのだと感じさせられます。なお、チェロはキルスティン(カースティン?)しかHMVの解説には書かれていません。有名な録音なので皆さんご承知だと思いますが、彼が弾いているのは最初に録音した作品130(第6章は大フーガ)だけで、この後は若いリー・ファイザーが、3年の時間を置き参加しています。

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  • ★★★★★ 

    G.v.Eisenstein  |  BRAZIL  |  不明  |  2010年04月14日

    久しぶりのCD復活!! 以前復刻された際に買いそびれてしまい、“そのうち再発されるだろ”とタカをくくっていたら待てど暮らせど出る気配なし…。数年間中古屋を探し回って手に入れたセットです。  “精緻”なんて形容されがちな彼らですが、今の超デジタルな演奏に慣れてしまうと精緻さよりもそこから滲み出る温かさに惹かれますね。。。  私の所有しているCDの音質が若干硬めな気がするので、レーベル変更によりそのあたりが改善されている事を祈ります。

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  • ★★★★★ 

    よき古き時代  |  大阪府  |  不明  |  2010年04月07日

    この歴史的名演がこの価格で入手可能とは本当に驚きです。私は学生時代にDGから4枚組LPで発売されたこの演奏が忘れられず、CDを探し回ってDGのベートーベン全集からの分売をやっと入手したことを覚えています。ポリーニのベートーベン後期やシェリングのバッハ無伴奏と並び、西欧器楽曲の最高峰の最高名演と思います。私の生涯の名盤の一つです。録音も変なデジタルよりずっと優れています。DGからブリリアントに変わり音はどうなったでしょうか?唯一残念だったのは、ラサールがベートーベンの全曲を残さなかったことです。

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  • ★★★★★ 

    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  2006年07月09日

    13番に付属している「大フーガ」はベートーヴェンの書いた作品の中でもとりわけ重要なものだと思う。暴力的なまでに反復されるフーガは作曲者の狂気を思わせる。悲痛だ。評判のアルバン・ベルクSQによる演奏は現代的に構造を射抜きながらもウィーン風でもあり折衷的、悪く言えば中途半端な印象がある。バリリは滋味深いが暴力性が欠如している。その点、このラサール盤は冷たく構造主義的なアプローチで「大フーガ」の伝えんとすることを十全に表現していて、第一に推薦できる演奏だと思う。金属の冷たさと美しさと痛々しさを思わせる。

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