Prokofiev: Piano Concertos 2 & 3
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Bye Bye Pocky | 北海道 | 不明 | 25/June/2021
そうかな、プロコフィエフというと鋼の刃と凶暴なリズムを求めがちだけれども、 汚れと濁りのないキーシンの打鍵は、春の旋風のように清らかでいて、しっかり芯があると私には感じられた。キーシンとアシュケナージがプロコフィエフのキャンバスに表したかった美学、それはそれでいい、と思う。 あと、レンジをとても広くとった録音なので、最新チップのDacなんかでdsd変換して聴くと、音場が広くて、とても素敵な音がします。優秀な録音と思います。0 people agree with this review
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mulder | 福島県 | 不明 | 24/June/2009
キーシンのソロは,アバドとの旧盤を超える名演。切れ味が鋭く,この曲のリファレンスとなる演奏だろう。アシュケナージ指揮のオケも,音が美しく,ダイナミックで十分。このCDで驚くのは録音のよさ。EMIとは思えない,クリアで広がりがあり,キレのある録音で,いつもの分厚い緞帳越しに聴いているような音とは大違い。何があったのかと思ったら,レコ芸の月評を見て謎が解けた。デッカでエンジニアをしていた人が2人エンジニアとして参加していたのだ。どういう経緯があったのか分からないが,これがいい方に作用してほしい。4 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 13/June/2009
キーシンの進境には著しいものがある。そのことをあらためて思い知らされる一枚だ。プロコフィエフのピアノ協奏曲の演奏に要求される超絶的な技巧を力強い打鍵で弾きぬき、それでいて、決して技術偏重の無機的な演奏に陥ることなく、ロシア的な抒情の表現にいささかの不足もない。かつて、ピアノ協奏曲全集に名演を残したアシュケナージも好サポート。HQCDによる高音質化も、輸入盤に比して割高な国内盤の付加価値として評価できる。3 people agree with this review
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a lad insane | 静岡県 | 不明 | 08/June/2009
協奏曲としてはバックがあまりにも物足りないが、逆にキーシンの完璧なメカニックとそれに勝るとも劣らぬほどに横溢するポエジーがよく伝わってくるので、かえってよかったように思う。1 people agree with this review
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遊悠音詩人 | 不明 | 22/May/2009
モダニズムの極致ともいうべきプロコフィエフの傑作協奏曲二篇を、洗練されたキーシンのピアノで聴く!キーシンのテクニックの切れ味は最高で、粒立ちの良さと音色の美しさを併せ持っている。それが実に格好良く決まるのだ。特に第3番第1楽章には小気味よい程のキレがある。強烈な高速打鍵もさることながら、中間楽章における最弱音の透徹した響きも息を呑む程だ。バックを務めるアシュケナージ/POにはもう少しひねりが欲しい所だが、キーシンの素晴らしいピアノだけで、この盤の価値は充分だ。2 people agree with this review
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