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Mendelssohn (1809-1847)

CD Cello Sonata, 1, 2, Lieder Arrangements: Maisky(Vc)Tiempo(P)

Cello Sonata, 1, 2, Lieder Arrangements: Maisky(Vc)Tiempo(P)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  24/September/2010

    あまり普段聴かれないメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ二曲その他を2002年マイスキーが54歳の頃ベエズェラ出身の若き(ジャケット写真から外観も30歳の割には若く見える)ティエンポのピアノ伴奏で録音したものです。比較すべき演奏盤を私は知らないので何とも言えないのですがこれら地味な作品にも丁寧に打ち込んでいる様子は汲み取れ素晴らしい演奏と思います。チェロ・ソナタ第2番(タイム@7’29A5’38B5’20C6’36)は中々聴かせる佳品でメンデルスゾーンの室内楽ジャンルがぐっと身近になってきます。第1楽章は活発な活き活きとした明快さが印象的で終結部も然り!・・・手元に置いておきたい作品の動機付けになる楽章。第2楽章は少し繊細な短調気味な速い舞曲調でスタート、途中チェロはメロディをたっぷり歌います。第3楽章ピアノのコラール調とチェロのレジタティーボ調からやや情緒的なピアノ前奏後それと対照的なチェロの屈託な進行が聴き物で実に中身の濃い充実した楽章。最終楽章は大変輝かしいというかこの曲の外向性を象徴したものです。第1番の方(タイム@11’48A5’48B5’57)は若書きの面があり第1楽章・・・曖昧なスタートをしすぐしっかりしたテーマを打ち出しテンポも速く進めますが紆余曲折も多く私にはやや長く感じました。その代わりといってはなんですが第2楽章はボソボソ呟くピアノに続いてすぐチェロがおいかけ分り易い楽章となっており好きな楽章です。第3楽章はやや平凡な印象。その他マイスキー達の編曲で無言歌三曲(有名なOP62-6のタイム2’28)や人の声に近いということかチェロにより歌曲から四曲が演奏されております。その他の曲も含め堅実な(つかず離れずな)ピアノ伴奏でマイスキーは自己の演奏を丁寧にくりひろげております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    まつ  |  山口  |  不明  |  08/October/2007

    初めて聴く曲が多かったが、どれも心の奥深くに訴えかけてくる。マイスキーは本当に素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    肉ポエム  |  東京  |  不明  |  21/May/2006

    あまり注目されてはいないが、本盤はマイスキーの持ち味が生かされた快演だ。チェロソナタ2番は有名曲とはいい難いが、輝かしい魅力が詰まっている。天才であるが故の悲劇、それは老成を知らぬ、ということであるがそれはメンデルスゾーンにも当てはまる。よって老熟とは無縁の曲であるが、清々しく若々しい音楽は初夏の突風を思わせる。マイスキーは抒情性を全面に押し出し、雄弁極まりなく弾きまくる。ティエンポはややもすると濃厚になりすぎるマイスキーを持ち前の清純なピアノで和らげこの曲の良さを十全に引き出している。選曲もすばらしい。

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