破戒

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    ねも  |  兵庫県  |  不明  |  13/January/2019

    日本の近代文学黎明期の代表作の一つ。 舞台は明治後期。被差別部落出身の教員瀬川丑松は、身分を隠すように父からの戒めを守り続けていた。しかし、解放運動家の猪子蓮太郎の生きざまに心が揺さぶられ、自らの出自を告白する…。 文章は、現代人が読んでも抵抗がない。被差別部落の扱い方の評価は微妙だが、一つの文学作品として見た時に、一定の完成度を備えていることは間違いない。同じ年に発表された小栗風葉の『青春』の方が同時代には売れていたが、漱石などは『破戒』を高くかっている。『青春』が忘れられた作品であることを考えると、同時代に受け入れられることが、その作品の文学生命を保障するものではないことがよく分かる。本作は、今もある種のみずみずしさを保っている。

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