『わが祖国』全曲 ロヴロ・フォン・マタチッチ&ウィーン放送交響楽団(1982年ステレオ)(2CD)
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 2013年05月21日
思い入れと表現すればいいのだろうか? 瞬間瞬間を「説明」しているような演奏だ。よって音楽の流れが少々犠牲になるのはいたしかたない(モルダウなどは損をしている)が、ターボルやブラニークに関しては、この演奏を聴いて初めて気づいた魅力も多くあった。民族性がどうこうとかよりも、マタチッチ個人の見解というか視点を感じる演奏だと思う。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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i_love_opera | 東京都 | 不明 | 2012年06月22日
この演奏、どうやらエアチェックをして楽しんでいた方が多かったようですね。私もそのひとりです。FMから流れる冒頭のハープの音を聴いたとたんに、釘付けになりました。もともと大好きな曲でしたが、こんなに巨大で劇的な作曲であったことは、その時初めて思い知らされました。その演奏がこのような形で蘇ったのですから、喜びに耐えません。クラシックファンとして、ある演奏を聴いてしまうと、もう他のどの演奏も子供じみて聞こえてしまうという経験を何回かしました(そうした機会は決して多くはありませんが)。これも数少ないそうした演奏のひとつでした。一大叙事詩のごとき曲ですが、私にはまるで木管がソリストを務めるオペラを聴かされたかのような感があり、実に感動的です。どうしたら、このように血が通った音を紡ぎだせるのでしょうねぇ。超弩級、横綱級、その他色々な言い方がありそうですが、とにかく別格の演奏です。マタチッチは、時々そうした経験をさせてくれる、本物の巨匠でした。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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斎藤 | 東京都 | 不明 | 2009年02月14日
私はオケの技量や音質にはまったく不満は感じませんでした。60年代、70年代のN響客演時のライヴ録音に聴くようなドラマティックな演奏よりもずっと完成度が高いと思います。個人的にはクーベリックやスメターチェクのようなきびきびした演奏が好きですが、このゆったりとした演奏も晩年のマタチッチが心を込めて指揮したもので十分感動的です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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サヨク | 京都市 | 不明 | 2008年12月22日
技術的には不満はあります。でも今まで聴いて来た「わが祖国」と全く異なる視点での演奏に脱帽しました。マタチッチのCDは粗さが残るものが多く、当盤も例外ではないかもしれませんが、表現の偉大さは充分に伝わるものと感じられました。確かに万人向きではないと思いますが、多様な演奏スタイルを許容できる自覚のある方には是非オススメしたいです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Nihei | 東京都 | 不明 | 2008年12月07日
この曲でこれ程感動できるものなのかと驚くぐらい感動しました。 確かにテンポは遅く、最初の2曲は不器用ささえ感じさせますが、3曲目にはそういうことも気にならなくなります。 全体が巨大なスケールで描き出され、テンポが遅く2枚組であるにも関わらず、6曲で1つの巨大な建造物であることがひしひしと伝わってきます。 ブラニークの最後で1曲目の主題が折り重なってくるところなどは、対位法的に響くというより、よりあわさってさらに巨大な何かにでもなろうとしてるかのようだ。 終結部では、この遅いテンポの中で、ティンパニ奏者が完全に老巨匠の手足となり完結。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まあくん! | テラにて | 不明 | 2008年12月02日
確かに技術的な欠点はあり、酔いきれない部分もありますが、全体としてはとても大きな感銘を受けました。スメタナらしいかと問われれば、Yesとは言えない。でもこの曲をこんな風に演奏できてしまうマタチッチの芸術性に参りました。私はスメターチェクを最も好みますが、これは別の意味でとても大切なディスクとなりそうです。(クーベリックでは来日公演DVDが見事でした。)N響盤は未聴ですが、入手すべきと思いました。残念なのは曲間の拍手の処理。カットするか、入れるならフェイドアウトしないで完全収録にしてほしかった。中途半端なのが問題。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぐーとるーね | 福島 | 不明 | 2008年11月09日
極めて豊かな風格に溢れ、音楽が深々と呼吸する。情の通わせ方も素晴しい。この指揮者の最晩年を飾る傑作であろう。チューリヒ・トーンハレやウィーン響とのブル4、ブダペスト響との「神々の黄昏」第3幕、ザグレブ・フィルとの「黄昏」組曲、チェコ・フィルとの「わが祖国」、バイエルン歌劇場での「指輪」、そして「ボリス」日本公演など是非発売して欲しい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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クラッシク好き | 埼玉県小川町 | 不明 | 2008年11月06日
ゆったりとしたテンポの中に熱い音楽を響かせて,”祖国の情景”を映し出す演奏,誠にすばらしい!巨匠のなせるわざ0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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マラ3マニア | 東京西麻布 | 不明 | 2008年10月03日
宇野功芳氏の「過去最高の名盤はスメターチェク/チェコ・フィルの80年盤であるが、」という断定解説が気に入らない。スメターチェク盤は、たしかに素晴らしい演奏であるが、人それぞれ最高の名盤は違うのではなかろうか?宇野氏の断定的解説が皆の反感を買ってるのではないだろうか。なおマタチッチの我が祖国はN響盤が素晴らしかったので、今回もおおいに期待してます。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ジークフリート | 三重県 | 不明 | 2008年09月28日
私は昔から宇野功芳氏の批評に慣れ親しんでおり、誉めるディスクのほんの一部しか買っていませんが、例えば、スメターチェクの「わが祖国」の名演などは、他の批評家が誰も推薦しない中で、氏のおかげで知るきっかけとなりました。ですから、このマタチッチの「わが祖国」も大いに期待しています。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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てんこ盛り | 東京 | 不明 | 2008年09月26日
岐阜の方の意見に賛成です。誰が解説書を書いていようが、格別、「邪魔」とか、ディスクを「汚す」とまで、感じたことはないです。どうしようもない罵詈雑言が書いてあるなら別ですけれど。上記のライナーノート抜粋を読む限りでは、主観的ではありますが、この程度は十分許容範囲内と思います。勿論、「許容範囲」は人によって違うのでしょうけど、私はOKです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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マーコロリン | 所沢 | 不明 | 2008年09月25日
岐阜の方の意見、確かにご尤もなのですが、それでも自分のお気に入りディスクにU氏の独善的(解説でも批評でもない)戯言が書かれていると、ディスクを汚された思いがする人が、いかに大勢いるかということなのですね。 可愛そうなマタチッチ! ブルックナーも「魔弾の射手」もよく聴いてます。 このディスクも演奏は勿論期待大です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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居眠り太郎 | 岐阜 | 不明 | 2008年09月23日
随分と偏狭な方々が多いようである。解説を執筆している人物をお気に召さないのであれば、読まなければよいだけのことである。マタチッチの演奏とは何の関連もない。解説者にではなく、マタチッチに金を支払うと考えれば宜しいのではありませんか。それでもどうしても厭ならば、態々此処に宣言する迄もなく、買わなければよいだけのことです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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泡子 | 高槻 | 不明 | 2008年09月23日
うち、これ実演で聞いたケド、たいそうな名演やったで。皆もCDで聞いてみなよ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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