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スメタナ(1824-1884)

CD 『わが祖国』全曲 ロヴロ・フォン・マタチッチ&ウィーン放送交響楽団(1982年ステレオ)(2CD)

『わが祖国』全曲 ロヴロ・フォン・マタチッチ&ウィーン放送交響楽団(1982年ステレオ)(2CD)

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2013年05月21日

    思い入れと表現すればいいのだろうか? 瞬間瞬間を「説明」しているような演奏だ。よって音楽の流れが少々犠牲になるのはいたしかたない(モルダウなどは損をしている)が、ターボルやブラニークに関しては、この演奏を聴いて初めて気づいた魅力も多くあった。民族性がどうこうとかよりも、マタチッチ個人の見解というか視点を感じる演奏だと思う。

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  • ★★★☆☆ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2012年10月30日

    じーぃっと聴けば、ナルホド指揮者の表現したいものはこういうことなのか! と伝わって来るのだが、聴いていて自然に快感を与えてくれるようなタイプの演奏ではない。多分に録音のせいもあるのだろうか?

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  • ★★★★★ 

    i_love_opera  |  東京都  |  不明  |  2012年06月22日

    この演奏、どうやらエアチェックをして楽しんでいた方が多かったようですね。私もそのひとりです。FMから流れる冒頭のハープの音を聴いたとたんに、釘付けになりました。もともと大好きな曲でしたが、こんなに巨大で劇的な作曲であったことは、その時初めて思い知らされました。その演奏がこのような形で蘇ったのですから、喜びに耐えません。クラシックファンとして、ある演奏を聴いてしまうと、もう他のどの演奏も子供じみて聞こえてしまうという経験を何回かしました(そうした機会は決して多くはありませんが)。これも数少ないそうした演奏のひとつでした。一大叙事詩のごとき曲ですが、私にはまるで木管がソリストを務めるオペラを聴かされたかのような感があり、実に感動的です。どうしたら、このように血が通った音を紡ぎだせるのでしょうねぇ。超弩級、横綱級、その他色々な言い方がありそうですが、とにかく別格の演奏です。マタチッチは、時々そうした経験をさせてくれる、本物の巨匠でした。

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  • ★★★☆☆ 

    shef  |  栃木県  |  不明  |  2011年08月05日

    N響との公演には足繁く通ったが、当たりハズレが激しかった印象がある。この「我が祖国」は重厚で野暮ったく、洗練さとは距離を置く演奏。時折ハッとするような表情が表れるが、全体的に人工的な香りが鼻を突く。噎せ返るほどのロマンティシズムにちょっと閉口する。 スラブ的というかチャイコフスキーの音楽のような風合いが気になる。 たしかに興味深い解釈の「我が祖国」で、一聴の価値はあると思うが、愛聴するかと問われると首を傾げざるを得ない。 スメタナの音楽って、こんなに大上段に構える必要はないように思うのだけど、どうかしら? そのあたりで好き嫌いが分かれそう。個人的には、もっと客観的に素直に演奏された「我が祖国」に惹かれる。たとえばドラティとコンセルトヘボゥの演奏のような。

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  • ★★★★★ 

    斎藤  |  東京都  |  不明  |  2009年02月14日

    私はオケの技量や音質にはまったく不満は感じませんでした。60年代、70年代のN響客演時のライヴ録音に聴くようなドラマティックな演奏よりもずっと完成度が高いと思います。個人的にはクーベリックやスメターチェクのようなきびきびした演奏が好きですが、このゆったりとした演奏も晩年のマタチッチが心を込めて指揮したもので十分感動的です。

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  • ★★★★★ 

    サヨク  |  京都市  |  不明  |  2008年12月22日

    技術的には不満はあります。でも今まで聴いて来た「わが祖国」と全く異なる視点での演奏に脱帽しました。マタチッチのCDは粗さが残るものが多く、当盤も例外ではないかもしれませんが、表現の偉大さは充分に伝わるものと感じられました。確かに万人向きではないと思いますが、多様な演奏スタイルを許容できる自覚のある方には是非オススメしたいです。

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  • ★★★★★ 

    Nihei  |  東京都  |  不明  |  2008年12月07日

    この曲でこれ程感動できるものなのかと驚くぐらい感動しました。 確かにテンポは遅く、最初の2曲は不器用ささえ感じさせますが、3曲目にはそういうことも気にならなくなります。 全体が巨大なスケールで描き出され、テンポが遅く2枚組であるにも関わらず、6曲で1つの巨大な建造物であることがひしひしと伝わってきます。 ブラニークの最後で1曲目の主題が折り重なってくるところなどは、対位法的に響くというより、よりあわさってさらに巨大な何かにでもなろうとしてるかのようだ。 終結部では、この遅いテンポの中で、ティンパニ奏者が完全に老巨匠の手足となり完結。

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  • ★★★★★ 

    まあくん!  |  テラにて  |  不明  |  2008年12月02日

    確かに技術的な欠点はあり、酔いきれない部分もありますが、全体としてはとても大きな感銘を受けました。スメタナらしいかと問われれば、Yesとは言えない。でもこの曲をこんな風に演奏できてしまうマタチッチの芸術性に参りました。私はスメターチェクを最も好みますが、これは別の意味でとても大切なディスクとなりそうです。(クーベリックでは来日公演DVDが見事でした。)N響盤は未聴ですが、入手すべきと思いました。残念なのは曲間の拍手の処理。カットするか、入れるならフェイドアウトしないで完全収録にしてほしかった。中途半端なのが問題。

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  • ★★★☆☆ 

    gusutol  |  山梨県  |  不明  |  2008年11月17日

    いい演奏だと思うが、各楽章間に入る拍手がわずらわしく音楽に浸れない。これは編集でカットしてほしかった。マタチッチの「わが祖国」なら手兵のザグレブpoとのもの(プライベートor海賊?)の方がもっと全体が有機的ではるかに感動的だ。こちらなら文句なく「最高!」を付けるのだが……。

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  • ★★★★☆ 

    レオナルド  |  日本  |  不明  |  2008年11月11日

    遅い。ダイナミック。恰幅がある。こんな「わが祖国」は初めて聴きました。でも無闇に遅いのではなく、メリハリがあるのでだれません。 鋭利な剃刀や怜悧な日本刀ではなく、鉈のような演奏と言いましょうか。でも暖かい音がします。マタチッチは好きな指揮者ですが、また愛蔵盤が増えました。オケは熱演ですが、ちょっと一本調子な所もあります。この指揮者にはもっと腕のある(オケの腕がいまいちだから熱演になるとも言える)オケを振ってもらいたかったです。

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  • ★★★★★ 

    ぐーとるーね  |  福島  |  不明  |  2008年11月09日

    極めて豊かな風格に溢れ、音楽が深々と呼吸する。情の通わせ方も素晴しい。この指揮者の最晩年を飾る傑作であろう。チューリヒ・トーンハレやウィーン響とのブル4、ブダペスト響との「神々の黄昏」第3幕、ザグレブ・フィルとの「黄昏」組曲、チェコ・フィルとの「わが祖国」、バイエルン歌劇場での「指輪」、そして「ボリス」日本公演など是非発売して欲しい。

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  • ★★★★★ 

    クラッシク好き  |  埼玉県小川町  |  不明  |  2008年11月06日

    ゆったりとしたテンポの中に熱い音楽を響かせて,”祖国の情景”を映し出す演奏,誠にすばらしい!巨匠のなせるわざ

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  • ★★★★☆ 

    たかし  |  京都府  |  不明  |  2008年11月06日

    確かに、スケールの大きい巨匠的な演奏です。クナパーツブッシュがこの曲を指揮すればこんな感じになるでしょう。  オーケストラはよい意味でアマチュア的で熱演ですが、これでもう少し技術の高さがあればよかったと思います。  マタチッチは細部にこだわらない指揮者なのでオーケストラの技術が高くないと録音ではどうしてもあらが見えます。

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  • ★★★★☆ 

    ホンダ  |  東京  |  不明  |  2008年11月02日

    本日、聴くことができました。マタチッチは好きな指揮者なので期待はしていましたが、予想以上の感動を得ることができました。猛烈に遅いテンポということでしたが、私にとってはこのテンポがしっくり来ます。オケの音色や表情にもう少し色気が欲しい感じもしましたが、これは好き好きだと思います。この録音のCD化に尽力なさった関係者に感謝したいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    Muumin  |  神戸市  |  不明  |  2008年10月28日

    この演奏、確かNHK-FMでon airされていましたよね。オーストリア放送響と紹介されていましたが、日付と会場を記録し損ねました。2トラ38でair chekしたのを、DATにダビングして大切にしていました。テープの痛みが許容範囲を越えてしまい残念に思っていましたから、今回の発売は嬉しい限りです。演奏はさすがに凄いですが、クーベリックの生本番(CDではなくて)の衝撃があまりに強烈で、最高評価を躊躇いました。発売延期の繰り返しがあり、本当に出るのかとても心配です。

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