おっさん  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月27日

　シェリングのバッハですから悪かろうはずはありません。スタジオ録音に比べて多少力んでいるような気もしますが、それもライブならではで、名演奏に浸れるＣＤです。シェリングの音は、実際のコンサートでもこのように豊かで、高級なビロードを思わせる音です。こういうＣＤをＴＤＫが処分しなくてはならない時代というのは悲しい気がします。安いのはうれしいですが、安すぎです。

 

かんぱねるら  |  神奈川県川崎市  |  不明  |  2008年07月19日

最初の出だしから聴き入ってしまいました。シェリングのスタジオ録画も素晴らしいですが、そこにライブらしい臨場感が加わった感じです。気になった方は買うべきです。

 

ezorisu  |  京都市  |  不明  |  2008年03月11日

申し分ない! みなさんの感想の後に今更何も言う必要はありません。 演奏、録音とも最高です。 感動しました。

 

ﾜﾙﾀｰ･ﾒﾝｹﾞﾙﾍﾞﾙｸ  |  不明  |  2008年02月12日

ﾗｲｳﾞならではの気迫と、完成度の高さ！ｼｪﾘﾝｸﾞのｳﾞｧｲｵﾘﾝの美しさは格別です。甘すぎず渋すぎず、自然な歌心を発露しています。もしこの演奏を前にして、現代楽器か古楽器かという議論をする人がいるとすれば、それは余りにも陳腐なお話と言わざるを得ないでしょう。大切なのはﾊﾞｯﾊの音楽からどういうﾒｯｾｰｼﾞを感じ取り、聴衆に伝えていくかということ。ｼｪﾘﾝｸﾞは奇を衒わず、真摯に曲と対峙しています。優秀な録音も特筆されます。また、ｼｪﾘﾝｸﾞの肉声が収められていることは、ﾌｧﾝ垂涎と言えましょう。

 

バッハ大好き  |  千葉  |  不明  |  2005年09月03日

「ねこちゃん」さんに全く同感です。ライブならではの臨場感、緊張感が伝わってきます。特に、シャコンヌの演奏が終了した後、拍手が起こるまで数秒間の静寂があるのが、何とも言えません。また、録音が1976年のものですが、古さを感じさせません。

 

ねこちゃん  |  横浜  |  不明  |  2005年06月04日

ヴァイオリンソナタに関しては名盤の誉れ高いヴァルヒャとのスタジオ盤全集があり、こちらは全曲ではありませんし、また共演が現代ピアノである点が異なりますが、私個人は当TDK盤の方を遙かに愛聴しています。なぜなら、ライヴであるためかシェリング特有の気品と強い求心力が、スタジオ盤とは比較にならぬほどの高みに達しているからです。HMV評にあるように録音も良好で、まるで会場で聴いているかのようなリアルさです。当日、聴衆に向けてアンコールを説明するシェリングの肉声も収録されています。必聴盤！

 

ＫＵＲＯ  |  福岡  |  不明  |  2002年10月08日

すばらしい音色。気品に満ち溢れた演奏。もうそれだけで充分である。 とてもライブとは思えぬ完璧さに驚嘆した！