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ビゼー(1838-1875)

CD 『アルルの女』、『カルメン』 クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団

『アルルの女』、『カルメン』 クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団

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  • ★★★★★ 

    チバリスト  |  千葉県  |  不明  |  2021年07月11日

    リマスターにより音質は驚くばかりに改善された。 これで音質を理由に最近の録音に気持ちが偏り浮気することもなくなった。 音色・歌いまわし・その他今の時代ではなかなか無い良い意味での個性と色気が香水のように漂ってくる名演である。

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  • ★★★★★ 

    TG  |  神奈川県  |  不明  |  2015年09月22日

    50年前初めてこの曲を聞いた時以来刷り込まれているので、これ以上の演奏は考えられない。当欄コメントでの音質への評価はぼろくそのようだが、私の愛聴しているこれまた評判の悪い国内盤CDで何の不満もない。ややオン気味ではあるが鮮明な音は、まだ所有している当時の国内盤LPでの印象と変わらない(あえて比較したことはないが)。音質での評価で購入をためらっている方は、ぜひご自分の耳でお試しすることをお勧めする。なお私はSACDだから良いという評価は信用していない。

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  • ★★★★★ 

    風呂敷  |  宮城県  |  不明  |  2012年04月18日

    小生がこの演奏にレヴューを書くのは2回目で大変恐縮ですが、SACDの音があまりにすばらしいので再度コメントさせていただきました。演奏に対する所感は以前のレヴューにあるとおりですが、従来のCDに不満があるとすれば、当時のフランスのオーケストラに聴かれる独特の倍音があまり聞こえてこなかったことでした。クリュイタンスの旧盤はフランス国立放送管弦楽団との録音でしたが、まさしく良き時代のフランスの音色が聴かれました。古いモノラル録音なのですが、パリ音楽院管弦楽団との新盤よりも独特の倍音が確実にとらえられていました。しかし、SACD化された新盤はその倍音をしっかり聞かせてくれるばかりでなく、音の密度、実在感において従来盤をはるかに上回ります。何という弦の響き!サックスやホルンの官能的なこと!従来盤でもこの花盛りの音は魅力的でしたが、それらが圧倒的な存在感を持って鳴り渡る様は、もう何と言うか…。解説では「これが最新のデジタル録音と言われたら、疑うことなく信じてしまうほどの音のすばらしさ」と自画自賛していますが、許してしまいたくなるほどの改善です。しかし、この音は最新のデジタル録音ではありえません。悲しいことに、フランスのオーケストラがこういう音を奏でなくなって久しいのですから。

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  • ★★★★★ 

    現代ハイエンドを見放した男  |  不明  |  不明  |  2012年04月13日

    他の皆様も同様のことをお書きになられているが、従来の国内盤の音質のあまりの酷さには閉口・絶望させられたものだ。ESOTERIC盤は未聴のため比較は出来ないが、今回のEMIによるSACDは成功しているのではなかろうか。少なくとも従来盤のような苦痛は伴わないし、聴いていて充分に楽しめる音質に生まれ変わったのは間違いないと思われる。 演奏についてはもはや語るまでもあるまい。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年02月28日

     ESOTERIC盤を聴けていないのが残念なのですが,私は今回のSACD化のこの音質でも十分満足です。先に書かれておられる方々もいるように,従来の音質が,この素晴らしい演奏の魅力を半減(もっと…?)してしまっていたので,本当に嬉しい限りです。  何て生き生きとした『アルルの女』『カルメン』だろう…! 美しさでは,カラヤンやデュトワの演奏にはかなわない。だけど,彼らの演奏からは感じ取れない“生”“粋”を感じます。生気をはらんだ管楽器の音達が生き生きと跳ね,舞い,粗雑とさえ聴こえかねない荒っぽさを含んだ弦楽が,そこに力強さを付与していく…。  そのままでは何も訴えられない譜面に書かれた音符たちに“生(命)”を吹き込むのが指揮者(とオケ)の仕事とするならば,そのお手本が正にこのアルバムだろう。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年03月06日

    クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団という黄金コンビが遺した素晴らしい名演だ。特に、「アルルの女」の第1組曲及び第2組曲については、同曲随一の超名演と高く評価したい。何よりも、演奏の持つ筆舌には尽くしがたいフランス風のエスプリ漂う瀟洒な味わいに完全にノックアウトされてしまう。ビゼーのオーケストレーションが実に巧みであることもあって、どの演奏を聴いても、それなりにプロヴァンス地方の雰囲気を彷彿とさせるような味わい深い演奏をすることは可能であるが、クリュイタンスの表現はそもそも次元が異なる。一音一音に独特の表情付けがあり、管楽器や弦楽器、そして打楽器に至るまで、そのすべてがセンス満点の響きに満たされているのだ。これは、他の演奏には聴かれない本演奏固有のものであり、あたかも演奏の端々から南仏の空気さえもが漂ってくるかのようだ。これほどのセンス満点の名演は、クリュイタンス、そしてパリ音楽院管弦楽団としても会心の演奏であったと言えるのではないだろうか。他方、「カルメン」についてはクリュイタンスとしては普通の出来であると思うが、それでも名演と評価するのにいささかも躊躇しない。録音は、もともとあまり良いとは言えず、数年前に発売されたHQCD盤でも抜本的な改善がなされることはなかった。ところが先日、ついに待望のSACD盤が発売された。これは、音場の拡がりや音質の鮮明さといい、既発のCDとは次元の異なる高音質に仕上がっており、正に究極の超高音質SACDとして高く評価したい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年11月02日

    1964年大阪のフェスティバルホールで彼らが演奏して僅か3年後クリュイタンスは指揮者としては短い生涯を閉じました。当時の指揮ぶりのやヽ派手なダンディな紳士ぶりもレコード誌にも写真等で紹介されていました。さて、本盤は有名な演奏でおそいテンポでアンサンブルの緩やかさがかえって甘いゆとりに資して本場物の上品さを醸し出しています。第2組曲の最後「ファランドール」の決して急がない迫力はこの曲を自家薬籠中とした誇りをかんじさせます。「カルメン組曲」は4曲では寂しいです。

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  • ★★★★★ 

    風呂敷  |  東北  |  不明  |  2008年04月28日

    オーケストラのグローバル化が進む前の貴重な記録。失われたフランスの香りに満ちた超一流の名演。上昇管付きフレンチホルン、細管の金管、バッソンなど、生粋のフランスの音が花盛り。この贅沢がわかる人にはかけがえのない演奏だ。ビゼーの傑作をこんな音で聞く楽しさは筆舌に尽くせぬ。ステレオ録音なのも嬉しい。クリュイタンスの指揮もテンポの設計や間のとり方など、単にお国物というだけではない名人芸。

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