ピアノ・ソナタ『悲愴』『月光』『熱情』、他 ケンプ(SHM−CD)
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pianoman | 静岡県 | 不明 | 2010年04月01日
所有するメディアの殆どを占めるピアノ曲の中でもケンプのベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集はお気に入りのものです。どの曲を聴いても音に余分なものが無く素直に自分の中へ入ってきます。 最近出てきた高音質CDに興味があったので、ケンプのピアノ・ソナタを含めてまとめて購入してみました。 結果はあくまでも自分個人の主観であることをことわっておきますが、費用対効果を全く認めませんでした。 高音質CDについて自分なりに要約すると高透過性のベースを使用したりビットの加工精度を上げることによって読み取りエラーを抑える… ということのようですが、そこそこの性能のプレーヤーを使用すれば普通のCDで問題無いのではないでしょうか。 こういう商売には全く憤りを覚えます。 売りたいばかりに手を変え品を変えで次から次へ… 音質について言うのであればSACDにしましょうよ! いつまで粗悪品を売り続けるのですか?CDの音はやっぱり悲しいくらいスカスカです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年11月13日
1960年代初めベートーベン弾きピアニストではバックハウスとケンプがライバルの様にLPでも選択をしたものでした。私は協奏曲では丁々発止のバックハウス、ソナタでは内省的なケンプのチョイスをしてしばらく聴き続けました。70才近くのケンプはよく言われるように技術的な点を指摘されながらやはりその深い精神性というか平静さが聴く者を音楽の何たるものかの幾ばくかを示したようで彼がバッハ、シューベルト、ブラームス等の演奏にもある一定のコンセプトを主張している所以でしょう。名曲集として同曲盤で最高の一つ!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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