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レスピーギ(1879-1936)

SHM-CD ローマの噴水、ローマの松、他 カラヤン&ベルリン・フィル(SHM−CD)

ローマの噴水、ローマの松、他 カラヤン&ベルリン・フィル(SHM−CD)

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  • ★★★★☆ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  2021年02月23日

    ローマの噴水が素晴らしい。特に3曲目のトレヴィの噴水はカラヤンサウンドが鳴り響いている。リヒャルトシュトラウスの様に絢爛豪華である。 おそらくカラヤンの趣味ではなかったからであろうが、もし「祭」を録音してくれていたらどれだけ面白かっただろうと無い物ねだりをしたくなってしまう。 小編成(…と言ってもすこぶる分厚いサウンド!)のストリングスにより、スイスのサンモリッツ教会で録音された「リュート…」の演奏も秀逸。もちろんシチリアーナが有名だが、私はその次の終曲がとても心に響く。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2017年04月08日

    これは素晴らしい。 録音はアナログながらデジタル初期のものよりぜんぜん良い。 カラヤンの美学が詰まったというべき名盤だ。 強いて言うと、ローマ三部作にならなかったのが残念。 「祭り」も聴きたかった。

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  • ★★★★★ 

    ロールパン  |  不明  |  不明  |  2016年10月16日

    カラヤンと、特にベルリンフィルとの演奏は個人的に付かず離れずの関係を続けております(笑)。彼らの演奏の特徴は、重厚な響きににもかかわらず、畳み掛けるようなテンポと少し上滑りのリズムで演奏をすることでスリリングな効果を生みだすことと、メロディーをレガートで繋げることで少し靄がかかったような神秘的な響きがすることだと思います。よって、もっと腰の据わった演奏が聴きたい時、アーティキュレーションやリズムがクリアな演奏を求めている時はこれ以上ないほど嫌な演奏に感じてしまいます。このCDの場合は、ゆっくりめのテンポで落ち着いていて、スリリングさはありませんが独特の神秘的な響きが強調されています。特にローマの噴水にそれを強く感じられました。他の作曲家の曲も同様で、カラヤンとベルリンフィルの独特な雰囲気を味わうには格好のアイテムだと思います。改めて聴いてみるとベルリンフィルはとても…これをドイツ的な、と言うのでしょうか…個性的な音がします。打楽器の容赦の無さがこれまた面白い。時代を感じますね。

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  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2015年08月06日

    「ローマ3部作」では、噴水、松の順に好きで、祭りは殆ど聴かない。そんな私にとっては、ライナー/シカゴとカラヤン/ベルリン・フィルが双璧であり、特に「噴水」はカラヤンが史上最高演奏だと思っている。「松」は「ジャニコロの松」の濃厚な表現がクサイが、まあ、ここまでやりきっていることは凄い。「リュートのための古風な舞曲とアリア」も、これを聴くと他が聴けなくなる。そして、最後にカラヤン・アダージョの代名詞であるジャゾットの「アルビノーニのアダージョ」がくる。少し前に出た「グラモフォン・オリジナルズ50」にこれは入っていなかったが、私ならマーラーを外してこれを絶対入れる。

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  • ★★★★★ 

    ym  |  東京都  |  不明  |  2014年10月28日

    リュートのための古風な舞曲とアリアは私が一番好きなカラヤンの演奏。今では失われてしまったものへのノスタルジックな感傷があふれていて実に感動的(オペラでいえばさながら、ばらの騎士の世界)。古き良きヨーロッパへのロマンチックな絶ちがたい愛着を表現させるとこの人ほどうまい人はいないと思う。

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  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2014年03月21日

    カラヤン1970sには、古風な舞曲とアリアは含まれていない。カラヤンのレスピーギも珍しいと思うが、ローマの松、噴水に祭りを加えたローマ三部作は美しい旋律に満ちた名曲で、カラヤンが取り上げても少しも不思議ではない。むしろ、祭りも録音してなぜ三部作を残さなかったのかなと残念に思う。演奏は素晴らしいの一言。この曲の名盤です。

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  • ★★★★★ 

    乱筆不治  |  東京都  |  不明  |  2011年06月18日

    好き嫌いは分かれるでしょうが、美しくかつ、聴かせ上手な演奏であることは間違いないでしょう。アッピア街道の迫力も素晴らしいが、ライスターのクラリネットも素晴らしい。高音から低音まで、ムラなく美しく響かせ、ダイナミクスの幅も、木管楽器とは思えない程です。また、併録されている、舞曲とアリア第三番が、実に素晴らしい。カラヤン得意のパターンですが、BPOの雄弁な弦楽合奏を駆使して、美しい旋律の小曲集が、ドラマティックな交響曲のように響きます。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年04月25日

    本盤におさめられた演奏は、いずれも1960年代後半から1970年代にかけてのカラヤンの全盛期の時代の録音だ。加えて、蜜月状態にあったベルリン・フィルも楽団史上最高の黄金時代を迎えており、その意味では、カラヤン&ベルリン・フィルのベストフォームの演奏を聴くことができる一枚と言えるのかもしれない。それにしても、この黄金コンビによる当時の演奏は傑出していた。一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、流麗なレガート、金管楽器の朗々たる響き、肉厚の弦楽合奏、雷鳴のような迫力満点のティンパニなど、一聴しただけで、この黄金コンビによる演奏とわかるような独特のサウンド(いわゆるカラヤンサウンド)を有していた。また、当時は、それぞれの楽器の演奏史上においても歴史に名が残るようなスタープレイヤーがあまた存在しており、その技量たるや桁外れの巧さであった。したがって、楽曲の精神的な深みの追及に関してはいささか弱い面があったとも言えるが、そうした批判を一喝するだけのオーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマを構築していたところであり、演奏を聴き終えた後の充足感には相当なものがあったと言える。本盤におさめられた各管弦楽曲の演奏も、そうしたこの黄金コンビの圧倒的な音のドラマを味わうことが可能な素晴らしい名演だ。レスピーギの「ローマの噴水」と「ローマの松」は、卓越したオーケストレーションを誇る楽曲であるだけに、この黄金コンビにとってはうってつけの楽曲であると言える。カラヤンの指揮も、聴かせどころのツボを心得た演出巧者ぶりを発揮しており、これら2曲の様々な演奏の中でも上位を伺う名演に仕上がっていると言える。残念なのは、「ローマの祭り」が収録されていないことであり、その理由は定かではないが、同曲はカラヤンの美意識には符号しない楽曲であったのかもしれない。リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲、ボッケリーニの小五重奏曲、アルビノーニのアダージョの3曲については、レスピーギよりも約10年近く前の1969年の録音であるが、ここでもこの黄金コンビによる圧倒的な音のドラマは健在だ。いずれ劣らぬ名演であるが、特に素晴らしいのはアルビノーニのアダージョ。これは、後年に「アダージョカラヤン」に収録されて大ヒットしたことでも知られている演奏であるが、カラヤンの指揮の巧さもさることながら、当時のベルリン・フィルの弦楽セクションがいかに超絶的な技量を有していたのかがよく理解できる凄い演奏と言えるだろう。録音は、通常CDでも鮮明であるが、SHM−CD化によって更に音場が広くなるとともに鮮明さの度合いが増し、この黄金コンビの演奏を高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2010年04月22日

    私のBest Choice盤の一枚。 やはりカラヤンにこの手の楽曲を振らせると天下一品! 曲の歌い方、響かせ方、盛り上げ方など豪華絢爛でベルリンフィルの機能を十分に堪能できる。 ややもすると細切れになりそうなこの手の楽曲のメロディーラインを、カラヤン特有の大きなフレージングとレガートによって謳いこんでいる。 咆哮する金管群もロータリー系の楽器(トランペットやワーグナーチューバ)を多用しているので、ケバケバしさが無く上品に仕上がっている。 そしていつものように響きがとても美しい! 例えば、「夜明けのジュリア谷の噴水」では弱音器を付けた弦楽器群と木管群が朝靄の中で零れ落ちる噴水からの水しぶきを見事なまでに描写している。 そして「アッピア街道の松」では極上のピアニッシモから最高級のフォルテシモを味わうことが出来る。 この「アッピア街道の松」、実にゆったりと落ち着いたテンポに聞えるが、他の演奏とタイミングを比較してみると意外と早いことにまず驚く。 そしてティンパニーの刻みから最終小節のハーモニーまで、実に線で引いたようなクレッシェンドで終曲する構成は、かのイタリア人師匠も脱帽するはず。 素晴らしい。何度聴いても素晴らしい。ここにカラヤンの真骨頂がある。 昔誰かのライナーノートに書かれていた「アッピア街道の松」の一文を思い出す。 「詩人は街道筋の松の下でうとうとと休んでいた。 幻想的な朝靄の街道のはるか向こう側から進軍喇叭が聞えて来た。 古代ローマ軍の進軍路だったサクラ街道を整然とこちらに向かって執政官の軍隊は行進し、やがて私の前を通り過ぎてゆく。」

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  • ★★☆☆☆ 

    marsa  |  愛知  |  不明  |  2009年04月18日

     録音やミキシングのせいもあるかもしれないが、無駄なほど絢爛豪華な音色である上に、多くの音のアタックや後処理がいい加減で音楽の方向性がまるで聞こえてこない。テンポが遅めなのはよいが、緊張感に欠ける締まりのない奏法によって「遅め」ではなく「鈍重」になっている。  世評が高いので大いに期待していたのだが。

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  • ★★★★★ 

    Gunslinger  |  大阪  |  不明  |  2008年07月06日

    何様俺様カラヤン様、さぞやカラヤンのコンサートに通われたのでしょう。私はフィルハーモニー・ザールに行ったことがありませんが、大阪で実演、それもローマの松を聴きました。このCDにはベルリン・フィルの恐るべきppが記録されています。それは不思議な経験、弱音になっても決して点には成らず音痩せしない、音が広がったまま水面が下がるように深々と鳴るppです。(そんなバカな事は有り得ないと言った友人は88年来日公演で拍手もせず俯いていた。)カタコンブ〜アッピアの最初あたりまで他のCDと聴き比べてみれば判りますよ。

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  • ★★★★★ 

    何様俺様カラヤン様  |  理想世界  |  不明  |  2008年05月03日

    僕はカラヤンが嫌いだ。美の追求の為には手段を選ばず、名声や賞賛に固執し、格好いいところだけを見せようとする傲慢な態度が嫌いだ。それどころか、彼を自己愛性人格障害者とまで見倣している。そんな僕が何故、カラヤンの振るレスピーギを聴くかと言えば、カラヤンのナルシストぶりが奇しくもプラスに働いているからだ。収められたものは何れも豪華絢爛で色彩に溢れた曲たちで、特に“松”ではオケとバンダに取り囲まれる中で指揮出来るという、ナルちゃんには堪らない程の格好良さがある(そもそも録音場所のフィルハーモニー・ザールの構造自体が指揮者中心型である)。カラヤンの、自己の理想美にどっぷり浸る姿が目に映るようで面白い。「きっと目を瞑って『俺様最高!』なんて思いながら振っているんだろう」などと、勝手な妄想をして楽しめる一枚だ。

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  • ★★★★★ 

    crazy  |  不明  |  2008年03月05日

    これいいねぇ。うーむ、なんかいい!!ローマの松なんかキンキラキンなんだけど、下品じゃないっていうか・・・。つい聞きたくなっちゃう演奏。個人的にはイタリアーナが絶品。重低音のマッチングが素晴らしい。

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  • ★★☆☆☆ 

    karajan52000  |  神奈川  |  不明  |  2007年12月04日

    SHM-CDとOIBPのみとの比較ではOIBPの方が、中、低音域が良いように思うのは私だけでしょうか?SHM-CDはレンジが広くなったぶん、キンキンしてしまい、クラシックには不向きと考えます。でもカラヤンのローマ2部作はすばらしい。大阪でのDVDが待ちどうしいです。

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  • ★★★★★ 

    まこと  |  大阪府  |  不明  |  2006年11月12日

    カラヤンBPOによって曲の魅力に気づかされることが、本当に多い。ローマの噴水もそんな曲の一つ。3部作の中で、何となく地味な感じがして一番馴染めなかったのだが、この演奏で他の2作と同等に格上げ!?精緻さを極める部分、迫力満点な部分、いずれも最高の仕上がりで、多分中途半端なナマ演奏よりよっぽど迫力がある演奏だろう。(「祭り」はカラヤン好みではなかったのか?)CDになって、収録曲が増えておトクでもある。

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