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Kodaly, Zoltan (1882-1967)

CD (Xrcd24)Hary Janos Suite Peacock Variations:Leinsdorf/Bso

(Xrcd24)Hary Janos Suite Peacock Variations:Leinsdorf/Bso

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  14/May/2011

    コダーイの組曲「ハーリ・ヤーノシュ」は名曲中の名曲であるが、最近では殆ど目ぼしい新録音が行われていないと言えるのではないだろうか。私も本盤の演奏を鑑賞するに先立って、CD棚を整理してみることにした。それを古い録音から並べて見ると、コダーイ&ブダペスト・フィル(自作自演盤)(1961年)、フリッチャイ&ベルリン放送響(1961年)、ケルテス&ロンドン響(1964年)、セル&クリーヴランド管(1969年)、オーマンディ&フィラデルフィア管(1973年)、ドラティ&フィルハーモニア・フンガリカ(1973年)、テンシュテット&ロンドン・フィル(1983年)、ショルティ&シカゴ響(1993年)、デュトワ&モントリオール響(1994年)、フィッシャー&ブダペスト祝祭管(1998年)となる。これ以外にもあるのかもしれないが、少なくとも私が知る限りにおいては、フィッシャー盤以降10年以上も著名な指揮者による新録音がなされていないことになる。実際のところ、最近発売された音楽之友社の「名曲名盤300選」をひも解いても、1993年のショルティ盤以降の推薦盤は皆無であることから、仮にあったとしてもめぼしい演奏はないと言ってもいいのではないだろうか(ペンタトーンレーベルから昨年フォスター盤が発売されたようであるが未聴。)。もっとも、前述に掲げた演奏はいずれも名演だ。ハンガリー系の指揮者が多いのは当然であり、それぞれに個性的な演奏ではあるが、基本的な性格としてはハンガリーの民族色豊かな演奏と言える。テンシュテットとデュトワの演奏が異彩を放っていると言えるが、デュトワは洗練の極みとも言うべき精緻な演奏、テンシュテットは細部にまで彫琢の限りを尽くしたドラマティックな演奏と言えるだろう。これらの演奏を踏まえた上での本盤のラインスドルフによる演奏であるが、これは徹底して即物的なアプローチと言えるのではないだろうか。ハンガリーの民族色には目もくれず、むしろドイツの交響曲に接する時のような堅固な造型美や重厚さが支配していると言える。ある意味ではドライな表現とも言えるが、それでいて素っ気なささえ感じさせる各フレーズの端々から独特の情感が滲み出しており、決して血も涙もない演奏には陥っていないことに留意しておく必要があるだろう。いずれにしても本演奏は、ドイツ風の重厚なアプローチによる稀有の名演と高く評価したい。併録のハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲も、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」と同様の即物的なアプローチによる重厚な名演だ。ボストン交響楽団も、ラインスドルフの統率の下、素晴らしい演奏を繰り広げており、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。そして本盤がさらに素晴らしいのはXRCDによる極上の高音質録音である。今から50年近く前の録音ではあるが、最新録音に限りなく近いような鮮明な音質に生まれ変わっていると言える。いずれにしても、ラインスドルフによる至高の名演をXRCDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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