Bruckner (1824-1896)

CD Sym.9:Asahina/Osaka.Po

Sym.9:Asahina/Osaka.Po

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  • ★★★★☆ 

    kadoshin  |  東京都  |  不明  |  08/November/2013

    まず最初に、演奏内容のことではないのですが、「牧童の笛」さんのレビューがそっくり、「クラシック音楽ぶった斬り」というブログに掲載されています。筆者が同じだったらいいのですが、常連の「つよしくん」さんのレビューもよく同ブログに転載されているので、気をつけたほうがいいと思います。 演奏については実演とCDではかなり印象が違うのではと感じました。CDで聞くと、第1楽章の第2主題など止まってしまいそうではらはらしましたが、実演ではかなり感動的に響いたことでしょう。第2楽章の冒頭もテンポが定まらず冷や冷やします。第3楽章はかなり持ち直してきて、感動的に締めくくりますが、ときすでに遅しといった感じ。 朝比奈のブルックナー9番なら、私も東響盤かN響盤の方が良いと思いました。実演は聴いていません。あくまでもCDの感想です。

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  • ★★★★☆ 

    アーバンライナー  |  埼玉県  |  不明  |  18/August/2003

    演奏技術は低いが(特に1楽章)、最晩年の朝比奈らしい朗々とした湧き水のような演奏である。特にティンパニーはすばらしい。いつもとちがう革張りのものを使用しており、果てし無い大自然を演出している。この9番は朝比奈個人が、ブルックナーの神髄に触れた名演と言えるであろう。

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  • ★★★★☆ 

    いやみなぶらいあん  |  東京都  |  不明  |  06/November/2017

    亡くなってからこれだけ年月が経って言うのもなんだが、個人的には非常に思い入れの深い演奏。朝比奈が好きだったこともあるが、技術的な数々の瑕疵を超えて、それをうわ回る表現者ののっぴきならない作曲者並びにその表現(作曲論理乃至はその背景)への憧憬と執着と愛情が、垣間見れ垣間見れない部分もかなりの説得力を持って心に迫ってきたから、としか言いようがない。 オケの機能的な完成度は1、表現の自己と作曲家の内的疎通度は5。特に第2楽章が素晴らしい。作曲家の魂の乱舞と演奏者の苦しい肉体下の表現意欲の邂逅(葛藤)が5。 涙なくしてはと言う表現も勿論妥当で可能だが、逆にありきたりの言い方だが、改めて生きる勇気を頂いたと言った方がいいかもしれない。個々の演奏並びに解釈云々よりも、朝比奈の愚直なまでの誠実な指揮者と言う職業人生の晩鐘である。

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