Mahler (1860-1911)

CD Sym.9: Neumann / Lgo

Sym.9: Neumann / Lgo

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  • ★★★★★ 

    バストロン  |  神奈川県  |  不明  |  02/August/2013

    これは、しばしば聴きたくなるとはいいにくいこの曲の、まことに珍しいしばしば聴きたくなる演奏だ。何度も聴いてつくづく感じるのは、何ともいえないオーケストラの素晴らしさだ。バルビローリ・ベルリンフィルにおけるベルリンフィルと双璧の、いつまでも聴き入っていたい至高・至福の音。私は、これらの演奏に聴くオーケストラの音に、ヨーロッパ音楽の中で成熟した近代オーケストラの最善の姿を感じる。それに、ここでは、聴き手に寄り添うような、指揮者の無私ともいうべき解釈が加わる。バルビローリには聴き込んでいくと気になる箇所が生じてくるが(終楽章終結部の休止符の短縮など)、この演奏には何度聴き返してもそうした気になる箇所が生じないのは、不思議なほどだ。諸兄が指摘される終楽章のテンポの速さも、終結部に至って円満な納得に転化する。見事な演奏だ。バルビローリ・ベルリンフィルのディスクで「マーラー9番・命」と思うほどこの曲への畏敬とその演奏に対する愛慕を感じてきた小生であるが、3年ほど前にこの盤を聴き始めてから、聴き込むほどにその良さが身にしむようになり、今ではほとんど宗旨替えしてしまった。諸兄が言われるように、録音の良さ、ジャケットの渋さなど、ディスクとしての価値も高い。この曲のディスクを座右に置いて聴き込みたい人に対してファースト・チョイスで薦められる名ディスクだ。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  29/May/2013

    端正な造形で速めのテンポで流麗に流れていくが、作為のなく自然なマーラーもまた良いという好例だ。後年のチェコフィルとの録音のほうが深みを増してはいるが、若々しい覇気とチェコフィルとは違う東欧のオケのモダンな響きの美しさが味わ深い。派手さやドラマ性、狂気の発露など刺激的なものは乏しいが、玄人向きの名盤といえよう。

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  • ★★★★★ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  06/January/2013

    ノイマンのマーラー、ベートーヴェン、チャイコフスキーいずれをとっても、そして相方がチェコフィルであれN響であれ、弦の一音の直裁さに大変好感が持てる。もっと言うと、一音が粒立ちを適度に保ち、かつ、作為を感じさせないのである。ビオラ奏者上がりのこの指揮者の、弦楽器奏者の演奏心理に配慮した弓使いの指示が存在していた事を、勘繰って止まない。結果、マーラーでは最近の多くの演奏、特にBPO、CSOのものに多い「バシャ、ベシャ、ドシャ」音の連発とは全く別世界の、フレーズが丁寧に歌われ、それが聞き取れる、組木細工のような音楽が構成されるのである。さらに、諸氏の御指摘どおり、ゲヴァントハウスの実力みなぎる時期であったのであろう、上手く、美味い時代の、生木のようなソリッドな音質でやられると、もう、たまりませんな。荒らげずに難波節で歌うバルビロ−リ=BPOと、硬めのノイマンとでも言うべきクーベリック=BRO、そしてこのディスクの3枚で、私的には9番は完結です。ドレスデンのティーレマンなどは、その昔、近所のライプツィヒでかかる絶演が展開された事を押して知るべし。

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  • ★★★★★ 

    まーきー  |  徳島県  |  不明  |  10/August/2012

    ヴァーツラフ・ノイマン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のマーラー第9番がすごくいい。 彼がゲヴァントハウス時代に振ったマーラーは、第5番、第6番、第7番、第9番が残されており、その後チェコ・フィルを振って交響曲全集を録音しているが、そちらはまだ未聴ということで話を進めさせていただく。 初めて聴いたときの印象は「ノーブル」。1967年の録音だが、音もいい。マーラーの交響曲の中でも第9番はマーラーが死を強く意識した最後の交響曲であり、それこそ様々な解釈が可能だろうが、私にとってはヴェリ・ベストの演奏。とにかくオーケストラの響きがいい。 現代では失われてしまったであろう古き良き時代のゲヴァントハウスの響きが聞こえ、ノイマンの指揮もやたらと詠嘆を強調したりすることもなく、奇を衒ったところのない誠実なもの。それでいて迫力にも欠けていない。小細工を弄した演奏が多い中において、ゲルマン的なものとボヘミア的なものが融合された、本当に稀有な名演だと思う。 残りの第5番、第6番、第7番もぜひとも聴きたいと思わせる名盤である。第9番がCD1枚で聴けるのもありがたい。

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  • ★★★★★ 

    コーキロマンハ  |  兵庫県  |  不明  |  03/January/2012

    チェコ・フィルの録音と同等の名演奏・美演奏と思います。ノイマンはこのときの方が10才以上若かった筈ですが、あえて比較すれば若々しく溌剌とした雰囲気があります。そもそもマーラーの9番は旋律自体が大変美しく、死を予感する要素があるやなしやのイメージもあって、聴く度に、色彩的で芳香感を抱きます。曲全体が所謂泣き節で満たされ、6番3楽章の旋律を思い出します。ノイマンとゲヴゥァントハウス管でもっとマーラー録音を残して欲しかったです。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  17/July/2011

    最初に聴くのに、本当に最良の1枚だと思うし、巡り巡って結局これに戻ってきそう。素晴らしい。オーケストラが実に上手い。弦合奏の上等な麻布のような美しさ、渋さ。ヴァイオリン・ソロなど、カラヤン盤と同等に美しいと私は思った。力強くパワフルな金管群。特にトランペットとホルンなど、安定した技量を発揮していて素晴らしい。よく歌っていてしかも音楽的だ。ノイマンはチェコフィル盤(エクストン)も素晴らしいが、この盤も必聴盤だ。これに比べてアバド=BPH盤など、世界最高のオケが売りにも関わらず合奏の際の音色の濁りが耳障りな上、金管の音色の汚さなど、いったいどうしたのだろうと思うばかり。このことは、ヴァントとのブルックナーでも感じていたが。ノイマン盤は、1枚ものだし、上手だし、録音も悪くないし、しかもジャケットが格好良い!文句無しの一枚だ。

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  • ★★★★★ 

    ひろの  |  東京都  |  不明  |  05/July/2011

    録音特性のせいかもしれないが、明るいサウンドで、輝かしい演奏を繰り広げている。第3楽章で猛スピードにならず、マーラーの書いた音楽をじっくり聴かせてくれるところも頼もしい。アダージョの後半(ハープのシグナルが入ったあと)、テンポが速すぎる気がしないでもないが、瑕というほどのことでもあるまい。なお、演奏自体はチェコ・フィル盤より、こちらの方が優れている。

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  • ★★★★★ 

    Gewitter  |  不明  |  不明  |  24/March/2011

    @24:48, A15:21, B13:10, C22:52

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  • ★★★★★ 

    華山派  |  大阪府  |  不明  |  09/November/2009

    誠実で虚飾のない、ノイマンらしいマーラー。チェコフィルとの最晩年の録音、チェコフィルとの全集、そしてこの録音と、ノイマンの3種の9番の中で、なぜか自然とこの録音を聴くことが多い。全集のものよりは落ち着いていて、しかし、最晩年のものほど枯れきっていない。そんな微妙なバランスの良さが、この録音にはあるような気がする。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  30/September/2009

    ノイマン&ライプツィヒゲヴァントハウス管の素晴らしさを最近実感。我が祖国 マーラー5番 ハンガリー/スラヴ舞曲集 リスト 管弦学曲集 すべて外れなかった。共通して言えることは、どれも飽きさせず最後まで聴かせてくれていること。 そしてこのCDもまさにその通りでさらに、終わってほしくないという気持ちが加わる。ゲヴァントハウスでのマーラー全集はチェコ事件のために、そして2回目のチェコフィルとの全集は死のためにかなわなかったが、幸いにも両者 9番を残してくれた。両者ともすばらしいが、特にこのライプツィッヒの方は憧憬 哀しみが入り混じる・・  またこのCDジャケットの写真も時代を感じさせてくれてこの第9にふさわしい。飾っておきたいくらい・・本当にいつまでも宝物にしておきたいCDだ。

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  • ★★★★☆ 

    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  30/November/2008

    パウゼさんのコメントが素敵。確かにとてもじゃないけど終わった瞬間に「ブラボー」と叫ぶような気には決してならないでしょうね。心の奥底で言葉に出来ない感情が渦巻いてどうしようもない、そんな感覚でしょうか。ノイマンの演奏は曲を問わず、激高することの無い深い情感に満ちているように思います。それにしてもこの時代のLGOは本当に素晴らしい。時代によって、指揮者によってこうも違う物でしょうか。

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京  |  不明  |  18/November/2007

    一切の情念文学的な解釈を 無視した、マーラー9番 ワルターの対極にある演奏です。多くの録音があるなかで この一枚は光る一枚であることは言うまでもありません。

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  • ★★★★★ 

    パウゼ  |  愛知県  |  不明  |  17/February/2007

    すべてが音楽に埋没して行く。オケも指揮者も、そして聞き手も。終楽章などは、終らないで欲しいと聞く度に思う。くだらんこの世からそーっと消えていきたい自分の思いが、音となって静かに流れているかの様だ。曲が終った後、聞き手を長く沈黙させる演奏はそうは無い。

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  • ★★★★★ 

    げん  |  西宮  |  不明  |  27/January/2007

    ノイマンの表現はあざとい感情移入もなく、かと言って淡白過ぎず、見事な演奏。この曲のCDのファーストチョイスとしてお勧めできる1枚と思う。40年前の録音とは思えない、豊饒な弦のサウンドにつつまれる至福のひととき。当時のゲヴァントハウスの実力が分かる。アルバムジャケットの写真も、弦と同じく渋くていい。

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  • ★★★★★ 

    ラジオデイズ  |  九島  |  不明  |  06/August/2006

    20世紀後半に流行った大衆のためのマーラー演奏とは別次元の素晴らしい演奏。マーラーの管弦楽法が、矛盾するようだが、独白のような精妙極まる微細な表現の究極を目指したことは知られている。ただし、あまりにも微妙なニュアンスを表出するために大量の楽器を使用したため、少し強く鳴らすと抜群の演奏効果が上がり、それが刺激を求める大衆の嗜好と結びついたことはある意味不幸だった。ノイマンは立派だ。抜群の管弦楽法を駆使できるにかかわらず、求めるものは世界の均衡を重視したかのような真摯な音世界。これが誠実と言うものだろう。

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