交響曲第7番『夜の歌』 ベルティーニ 指揮 東京都交響楽団(2003)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2011年11月22日
ああ、これは見事な演奏です。とにかくニュアンス豊かにしっかりと演奏され、おろそかにしているところがない。基本姿勢は「剛」だと思うのですけれど、各パートのソロの歌は見事に「柔」で、表現の幅は大変広い。実演で驚異的な能力を都響は発揮しています。フィナーレだけは、もうちょっと迫力を出して、全体の完結感を強めて欲しかったなあ。でも、見事な成果です。結構ではないでしょうか。録音は、ややモノトーンですが不足なし、優秀です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 2008年01月22日
魑魅魍魎が跋扈しているようなバーンスタイン盤、鯨の内臓みたいなクレンペラー盤など、この曲の名演にはグロテスクなイメージのものが多いが、このベルティーニ盤は 春の夜更けにファミレスで若者達がおしゃべりしているような,日常を切り取ったフツーさがあり、そこが魅力となっている。強いて言えばケルン盤の方がベターな気がしたので、「最高」には出来なかった。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かばくん | とちぎ | 不明 | 2003年11月07日
すべてのフレーズがこう弾くしかないという確信に満ちて奏されている感じがある。指揮者の意図が隅々まで行き渡っているのだろう。ともすると散漫になりがちなこの曲を、幅を狭めずにまとめきっている。よく聴くとライヴゆえの多少の傷はなくはないが、恐るべき高水準。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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