紳  |  埼玉県  |  不明  |  11/March/2021

静謐な雰囲気があって素晴らしい曲と演奏。作曲家本人がこれだけの録音を残してしまうと、もう新たな解釈の余地がないのでは？　ボックスのジャケット絵がミスマッチだと思う。

 

saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  01/January/2013

モンポーの自作自演集。不思議な音楽だとつくづく思う。シンプルなのに極めて個性的。静かなのにはっきり自己主張している。向かい合って聴くのもいいし、ただ流しておくだけでも日常生活に普通に溶け込み邪魔にならない。録音も悪くなく、むしろ鮮明すぎないところが雰囲気があっていい。

 

くるとん  |  山形県  |  不明  |  08/December/2012

モウポウの孤独な調べはストレートに胸を打つ。クラシックと言えるのかよくわからないが、とにかく、音楽の言葉を越えて、心をとつとつノックする。いつか評価される日が来るだろう。

 

nori_sun  |  福岡県  |  不明  |  02/April/2011

音は意外によい。　良すぎるコトもない。（ある意味、ある程度その時代の音なのでメランコリックでもある） 哲学者にでもなった気になる。 音とその鳴っていないスキマを愛せる人には、最適な音楽かもしれない。 僕的には愛聴盤です。

 

聖オーガスティン  |  IRELAND  |  不明  |  31/March/2011

自作自演というのは大抵面白くない演奏ばかりなのだが、これは音も思ったより悪くないし演奏もいい。メロディアスな曲より、密やかな音楽のような自己主張しないメロディが好きだ。

 

Marthy  |  POLAND  |  不明  |  17/August/2010

作者自身による演奏ならではの楽譜には無い事（音だけではなく）をやりまくっています。特に音のニュアンス、絶妙の間合い、リズム感にセンスの良さを感じます。「ショパンの主題による変奏曲」の”Evocacion”は、いつ聴いても涙を誘う本当に感動的な演奏です。作曲家のあらゆる年代の写真入りブックレットで、英語による解説は読み応えがあります。

 

奈梨  |  奈良県  |  不明  |  30/April/2009

心が静かになる音楽。読書や思索のBGMに最高です。

 

MusicArena  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  17/July/2008

どのトラックも気持ちが良い。激しい情念が迸りそうになる曲もあるが、激情はすぐに影を潜め、再び密やかな意思想念の世界へと戻っていく。どの曲も静謐にして内省的、そして明晰な意図が感じられる作品群だ。音質は驚くほどクリアで、しかも芯があるしっかりとしたもの。ピアノへの指のタッチや減衰して行く弦の振動、ダンパーが動作して弦を締める様子などは克明だ。多少背景ノイズが多い気がするがこの際気にしないことだ。

 

Ｈ，Ｉ  |  茨城  |  不明  |  08/June/2008

まるで音で色彩感豊かな印象画を描いているような演奏です。まさか自作自演の録音が発売しているとは思いませんでした。スペインの音楽家に共通な開放感を感じ、憂いがある曲でも、とても心地が良く、語りかけてくるような演奏です。モンポウに興味をもたれた方には彼がクラシックギターの巨匠セゴビアに捧げた「コンポステラ組曲」をお勧めしておきましょう。

 

古今東西  |  横浜  |  不明  |  25/January/2008

　ラローチャによる演奏でわずかな楽曲しか聴いたことがない私にとってモンポウによるモンポウのピアノ作品全集はラッキーとしか言いようがありません。演奏に云々するのは野暮というもの。歴史的な価値ある名盤を聴くことのできる喜びに感謝。

 

kurokage  |  千葉  |  不明  |  30/September/2007

芯が強く響きの豊かな録音にまず驚きました。自作自演で解釈の正統性も保障付き。特別なファンでなければこれ１セットで足りる決定版。

 

ぴょんぱ  |  我が家  |  不明  |  26/April/2007

値段の安さを理由に購入しましたが本当に素晴らしいです。モンポウさんについては全く知らなかったんですが、逆にそれが新鮮でした。スペインと聞いて想像するようなイメージとは違って、とてもカタルーニャの匂いがします。またそういえば60年代の新主流派のジャズ・ピアニストがこういう音を出してたよな〜と思いました。字数が多くて超詳しい英語の解説が付いているのもとてもお得です。

 

オオセンセイ  |  豊田市  |  不明  |  21/April/2007

モンボウのことには皆さんで尽きている。古い時代の私は一言付け加えたい。スペイン音楽を兼ねてから愛していた。この人はお国ぶりに染まっているわけでない。極々、特別の個性を保っている。私は祖父から昔話を聞く思いだ。語り手もうまい。抑揚も効いている。静かな所と高ぶったところも交じる。しみじみと語りかけられている。そ ういった落着きが貴い。 ２００７．４．２０ 久保田、老医

 

ヒノキ漫才  |  うつくしま、ふくしま  |  不明  |  15/April/2007

スペイン音楽というと、アルベニスとロドリーゴくらいしか知らなかったが、このピアノ曲集は素晴らしい。アルベニスのイベリア（ラローチャ女史の演奏）はいまいち理解できなかったが、これはGood！

 

レエル  |  不明  |  02/April/2007

視覚的にはキリコやマグリットの絵。其にジャズではセロニアス モンクやマル ウォルドンのソロ。自作自演で共通するのはテクニックよりも強烈な個性と感性か？何かモンポウの演奏は時間の闇に隠された日常と非日常の間を殺伐としたモノをはらみながら〜 ｿｫｰｯﾄ進行されて行く様でそんな沈黙を聴いてる様だ。 ☆時の流れが確実に変わる演奏！