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シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、シューマン:ヴァイオリン協奏曲 R.カプソン、ハーディング&マーラー・チェンバー・オーケストラ

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、シューマン:ヴァイオリン協奏曲 R.カプソン、ハーディング&マーラー・チェンバー・オーケストラ

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年09月19日

    2003年に次世代指揮者のホープの一人にあげられているハーデイング(録音当時33歳)がMCOを振ってこれ又次世代を担うフランスのヴァイオリニスト カピュソンがメンデルスゾーンとシューマンの協奏曲を収録したもので彼らは長年温めていたプロジェクト「屋根の上の牛」における小品集に続く第二弾の盤らしいです。メンデルスゾーンは演奏タイム@12’43A8’27B6’05とやや最終楽章がせかせかした感じですが演奏自体は全体的には決して突飛なものではなくこの曲のなだらかな面をちゃんと表現しオーケストラもカピュソンが以前務めていたMJOの後輩にあたる為かきちっとポイントを押えております。しかしこのメンバーならではの演奏の面白さインパクトは演奏年齢としては丁度いい時ではあるものの私が鈍いのか感じられませんでした。ややVの音が出しゃばった印象があります。一方シューマンの協奏曲は1939年に再発見された珍曲?でトータル30分以上(→@14’48A6’19B9’58)を要する中々の大曲で私は本盤で初めて聴きました。第1楽章オーケストラがやや悲劇的なテーマを展開して最初はまるでシンフォニー、途中少し和らぎ又先のテーマが再開しヴァイオリンが鋭く切り込みます。旋律線を浮ばせながら速めなテンポではそのテクニカルな面が強調されくっきりとしたVテクニックの冴えは流石です。時折明るめトーンの中をVは縫って行き正しくシューマン・タッチで私は曲自体のこの楽章は気に入りました・・・勿論演奏も・・・。おだやかにVも紛れ込みながら進む中間楽章を経て切れ目無く続く最終楽章は明るくVも歌い舞って移って行きますが反復が執拗で曲自体に冗長さを感じないわけではありませんでした(シューマンのピアノ協奏曲の最終楽章にも感じた感覚・・・)。(先日のTV「題名の無い音楽界」でもあげられていた)ニ短調に始まりニ長調で終わるパターンの曲の一つとしてこれから次第に世間に聴かれる機会が多くなって行くことでしょう・・・曲への健闘も祈りたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    ドクターペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  2005年11月10日

    メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をこれほどさわやかに演奏した記録は今までなかったのではないか?この曲を聴くだけでもこのCDの価値は十二分にある。また、さほど頻繁には演奏されないシューマンの協奏曲も素晴らしい演奏だ。カプソンが鬼才ハーディングの下に持てる才能を十分出した素晴らしい演奏の記録である。

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  • ★★★★★ 

    かばくん  |  とちぎ  |  不明  |  2004年09月11日

    しかし、面白いのはシューマン。両翼配置、ピリオド・アプローチはシューマンのオーケストレーションのユニークさを際立たせる。病的解体とそれを何とかまとめあげようとする調和への希求とのせめぎ合い、とまで言ったら深読みし過ぎか。カブソンのヴァイオリンもこちらでは先鋭さのほうが際立つ。終楽章はアーノンクールほどではないが、遅めのテンポをとることで楽想に比してのヴァイオリンの音の稠密さに対処し、きちんと弾き切るほうを選んでいる。この曲を病的に愛する人々にお勧めします。

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  • ★★★★☆ 

    かばくん  |  とちぎ  |  不明  |  2004年09月11日

    往年のフランコ・ベルギー学派の流れを引くといっていいのだろうか、肉汁が滴り落ちてくるような美音。しかも音程はしっかり決まっているし、長音の粘りもある。メンデルスゾーンはかなりロマンティックな、いわば曲線的で流麗な解釈。ハーディングはピリオド・アプローチの硬派な音で支えているが、そちらはそう目立たず、印象はオーソドックス。むしろハーンやベルのほうが新鮮だった。

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