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フランク、セザール(1822-1890)

CD フランク:交響曲、フォーレ:組曲『ペレアスとメリザンド』 ダニエル・バレンボイム&ベルリン・フィル

フランク:交響曲、フォーレ:組曲『ペレアスとメリザンド』 ダニエル・バレンボイム&ベルリン・フィル

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    好事家  |  千葉県  |  不明  |  2024年12月10日

    じっくりとしたテンポで重厚・壮大に仕上げたフランクの交響曲は、バレンボイムに全幅の信頼を置くベルリン・フィルの緊密かつ熱気に満ちた演奏と相俟って、聴き応え十分です。フランスものを得意とする指揮者ならではの繊細なフォーレも見事な出来栄えと思います。録音の良さも特筆できます。

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2024年11月13日

    フランクは全曲47分、かなりテンポの遅い演奏である。これがクレンペラーなら遅いテンポから曲の構造が浮びあがるのだが、バレンボイムはそういうことはなく、ただ遅い重厚な演奏になっている。そのためフランクのフランス音楽的側面は後退しドイツ後期ロマン派として鳴り響く。私はこの曲のテンポの遅い演奏を苦手とするので正直聴き通すのに気力が必要だったが、だからといってこの演奏をダメというつもりはない。考えてみるともともとバレンボイムは若い頃から重厚でうねるような音楽をやりたがっていた。しかしバレンボイムがパリ管弦楽団と録音したころはカルロス・クライバーが大人気で、切れ味鋭くノリのいい音楽が好まれていた。バレンボイム自身クライバーの影響を強く受け、指揮スタイルが大きく変わったためなんとなく中途半端な音楽を聴かせる指揮者という印象になってしまっていたと思う。バレンボイムも80歳を超え彼が一番やりたい音楽をそのテンポでも耐えれるベルリン・フィルを得て成し遂げたのがこのフランクなのだろう。フォーレはパユをはじめとする名人芸により聴きごたえがある。バレンボイムへの敬意で満点。

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