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シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)

DVD 喜歌劇『こうもり』全曲 グシュルバウアー&ウィーン国立歌劇場 シェンク演出 ポップ、グルベローヴァ、他 (日本語字幕付)

喜歌劇『こうもり』全曲 グシュルバウアー&ウィーン国立歌劇場 シェンク演出 ポップ、グルベローヴァ、他 (日本語字幕付)

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    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年03月01日

    本曲はVPOでの映像ならベーム盤もありますが、見ていません。本盤(V)と87年C.クライバー/バイエルン盤(M)とで比較してみます。Vの序曲の演奏の美しいことといったらありません。フィルハーモニカーが心から共感できるのはプッチーニなどではもちろんないが、モーツァルトでさえ無理している、本曲の作曲家なのだと確信します。しかも隅から隅まで知り尽くしているので誰が指揮台に立とうとこの練り絹のような演奏をくりひろげるに違いありません。彼らに重ねて各役がマリオネットで紹介されますが、この人形があまり感心できません。これがVがMの下位になることを象徴しています。聴くだけならVがいいのだが、視覚を加えるとMのほうがいいのです。本曲は一流指揮者も振るほとんど唯一のオペレッタでオペラ扱いなのだが、オペレッタであることにかわりはありません。歌唱がいい(V)にこしたことはないが、そこそこでも舞台や歌手が美しくわきかえっている(M)ことのほうが肝腎なのです。それは逆、もう知った話だし、見た目はそこそこでもいい、聴いて素晴らしく楽しければいいということでしたら、わざわざDVDを視なくてもいいと思います。CDにカラヤンが2種ありそのうち60年はVPO(このメンバーで映像があればこんな議論は不要だろうに)です。ロザリンデ、Vはヘアスタイルがいただけません。第1幕、ネグリジェ姿の大阪のオカンの寝起きを連想します。第2幕、そのオカンがカラオケスナックでタカラヅカやってるみたいです。第3幕は挽回しますが、帽子を被りベール越しだからというのがつらい。アイゼンシュタイン、卒業して身をかためたばかりという役には若いVのほうがあうはずです。容貌も不細工ではありません。なのに田舎臭くあかぬけない感じなのでウィーン気質の作曲家の作品の役では伊達っぷりでMに負けてしまっています。Vのどんくさいこと、第1幕もそうだが、第2幕でMとの差はさらにひらきます。ヴェヒターのアイゼンシュタイン(M)は何とか歳をごまかせていますが、Vのファルケ博士はアイゼンシュタインと同窓とはとてもみえず、Mのほうがずっといい。最近の小林克也がまだ、ベストヒットUSAをやっている感じで池内紀「ウィーンの世紀末」に出てくる19世紀末ウィーンの歌劇場の話を思い出します。フランク、どちらもかつての名優ですが、彼らも相当きています。刑務所長という役には粋なVよりMのほうが似合っていると思います。Mのクッシェに70年代初めのユニテルの「ウィーン気質」や「マリッツァ伯爵令嬢」での勢いはなくなっているのは仕方がないとはいえさびしい。Vのアデーレ、関取にはなれても女優にばけるのは無理です。それが演技がおおげさすぎるのでイタイ。アルフレートとオルロフスキー公爵は同じですが、私はMを見て次にVを見たときVの方が、後のプロダクションだろうと思いました。実際は7年もはやい(若い)のです。つまりは逆に感じるほどVのノリが劣るということでしょう。しかし、第3幕はVのほうがいいかもしれません。台詞役の看守の芝居のうまさが大いに寄与しています。カーテンコールで一番自然に拍手が出ているのがこの看守役に対してです。観客の目は確かです。総合するとMより★半個減となります。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年01月01日

    最強メンバーを揃えたウィーン公演。ま、期待(予想)どおりの出来でありましょう。もともとが他愛のない筋立てだし、肩ひじ張らず、楽しめばよいのであります。でも、どこか総じて生彩を欠いている感じはするなあ。画質は、ま、こんなものでしょう。なお、特に始めの方、画面と歌が合わないような部分がありますな。傷ではないけどね。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年01月01日

    最強メンバーを揃えたウィーン公演。ま、期待(予想)どおりの出来でありましょう。もともとが他愛のない筋立てだし、肩ひじ張らず、楽しめばよいのであります。でも、どこか総じて生彩を欠いている感じはするなあ。画質は、ま、こんなものでしょう。なお、特に始めの方、画面と歌が合わないような部分がありますな。傷ではないけどね。

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  • ★★★★★ 

    Naka3  |  東京都  |  不明  |  2010年07月15日

    演出と一部キャストが共通で、神格化されているミュンヘンのクライバーDVD(以下M)との比較に絞って。以下こちらをW、あちらをMと略。 (指揮)魔術的な起伏で凄い色気を醸し出すMには及ばないまでも、Wもオケをすっきりと生かした快調な仕事。この人は何で大指揮者になれなかったのかなあ。 (歌)よく弱いと言われるMも、実は高音ごまかしまくりのヴェヒターだけ許容すれば、後はけっこう良くまとまっている。それでも、個々のレベルはWが一段上で、名歌手たちの豪奢きわまる歌合戦が楽しめる。 (ルクス)Mはさしものペリーの美貌が曲がり角で、ほど良く女中顔になってきている。ならばWのぽちゃぽちゃアデーレもアリだろうか。曲がり角といえばWポップも昔はこんなもんじゃなかったよなあ。ファスベンダーは若いWのほうが良いにしても、禿親父で開き直ったWファルケ、反則なまでに若い美人を起用したMロザリンデ(夫、情夫、女中との年齢バランスが・・・)と並べると、やはりMがリードか。 (演技)ウィーンではアイゼンシュタインはウィーン児にしか演じさせないと聞いたことがある。しかし、Wヴァイクルを見てると、この人、生まれこそウィーンだけどマインツ育ちのドイツっぽだったよなあという思いが強い。Mヴェヒターが歌が怪しくても許されるのは、まさに天然アイゼンシュタインだから。 (演出)十年目に入ったMの一部の隙もないピッタリ感はさすがで、バレエなどほぼ同じことをやっているのだが、Wはけっこう危なっかしい。でも、繰り返して見ているとそのドタドタ感が癖になってくる。ベリーのなんとも楽しそうなこと。 (結論)一長一短あっても、ともに絶品に瑕瑾ありという程度。両方そろえるしかないでしょう。

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  • ★★★★★ 

    オペラかじり虫  |  西宮市  |  不明  |  2008年12月20日

    如何なカルロス贔屓でも、こちらに軍配を上げます。何しろ名うてのオルロフスキーがアデーレに食われっぱなしなのですから! ロザリンデも素敵だし、男声陣も何も影は薄くありませんぜ。この映像を見れば当分日本人の舞台なんか見向きもせずに参りましょう。深夜、シャンパンを張り込んでどうぞ!

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  • ★★★★★ 

    こうもりマニア  |  関東  |  不明  |  2007年07月15日

    ヴァイクルは出だし威勢よかったが、その後は存在感がなく頼りない。最もこのキャストでは一番影が薄い。。クンツ・ベリーは衰えているが演技がよいし、やはり存在感がある。クンツなんか俳優転向可能!?な高レベル。グシュルバウアーの指揮はベームに肩を並べる。望外の喜び。しかし女声陣の力強さに男たじたじ(笑) ヴァイクルがヴェヒターならよかったのに・・・

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  • ★★★★★ 

    TOCHIPAPA  |  広島  |  不明  |  2007年06月19日

    観客を楽しませるためのオペレッタ、そういう意味では最高ではないでしょうか! とにかく見ていて楽しい!!! 歌手たち、それも、往年の名人たちの脂の乗り切った時代の!!、も存分に楽しんでるのが手に取るようにわかります。 演奏も!!! VPOの面々が自家薬籠中のものとして伸び伸びと演奏しているのが伝わってきます。 何度見ても飽きないです。 この場面、この時代を共有したかったな、と、ある種の郷愁もあって何ともいえない気分にさせられます。

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  • ★★★★★ 

    ito  |  神奈川県  |  不明  |  2007年06月17日

    ポップ、グルベローヴァ、ファスベンダーなど歌手陣が錚々たる顔ぶれで、歌の点では近年稀にみる豪華版。指揮がC・クライバーであればとつい思ってしまう。ともわれグシュルバウワーの指揮も悪くはない。特にグルベルーヴァのアデーレは舌を巻くほど素晴しい。

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  • ★★★★★ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2006年05月19日

    現時点でこうもりのベストチョイス。これと同時期のカルメン、トロバトーレ、アンドレアシェニエが相次いでDVD化され、この頃のウイーンのすごさを改めて感じる。78年のバーンスタインのフィデリオもぜひDVD化してほしい。

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  • ★★★★☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  2006年02月04日

    やはり私もクライバー盤と比較してしまうのだが、指揮は思っていたより(失礼!)良い。歌のレベルはこちらの方が上。ただ演技面では〜ポップ、グルヴェローヴァ、ファスベンダーは別として〜いまひとつ。とりわけヴァイクルのドン臭さが目に付いた。ところでシェンク自身が演じて評判だったというフロッシュって、どんな感じだったのだろう?知っている、観たことある方、教えてください。

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  • ★★★★★ 

    j  |  兵庫県  |  不明  |  2005年12月30日

    先年、フォルクスオーパーで「こうもり」を見て、舞台装置もさすが本場と感心し、客席と掛け合いのような面白さも満喫したのですが、こちらはシュターツオーパー。豪華さのスケールが桁ちがいです。これを、リビングルームで観賞出来るとは、贅沢の極みです。

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  • ★★★★☆ 

    michi  |  松山  |  不明  |  2005年12月27日

    どうしてもクライバー版との比較になるが、歌手のレベル、歌のできは全体的にこちらのほうが明らかに上。でも演技はとなると分が悪いのではないか。VPOは水を得た魚のように自在に音楽を奏でているが、クライバーに慣れすぎたせいか、いささかどんくさく感じる。何と贅沢な!しかし、破綻のない歌、ウィーンの雰囲気をよく伝えているような、訛りバリバリのイントネーション等、総合的に見ると、これが今のところ一番いいのではないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    wakei  |  流山  |  不明  |  2005年10月30日

    指揮は確かにクライバーの方がいいにしても、グシュルバウアーもかなりよい。オケはもちろんのこと、歌手はほとんどすべてこちらの方がクライバー盤よりも優れており、演出もよいので、ずっと楽しめる。心から堪能した。

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  • ★★★★★ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2005年10月29日

    国内盤が出てうれしい!TDKが海外で出しているザルツの魔笛も出してほしい!

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  • ★★★★★ 

    信一  |  福生市  |  不明  |  2005年10月09日

    ドイツで録画して宝物のようにして持っていた公演。ポップとエディタの魅力は圧倒的です。 販売を企画した人に感謝!!

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