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ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 交響曲第3番『英雄』&第8番 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル

交響曲第3番『英雄』&第8番 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル

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  • ★★★★★ 

    Ibsatoshi  |  東京都  |  不明  |  2012年02月16日

    インテリぶる気はなくとも、教科書の言う「初めて自分の作りたい音楽を自在に具現化したした作曲家」の音楽とは到底馴染まない20世紀の重厚なベートーベン解釈に付き合うのはもう御免、そんな演奏家の本音が至る所に迸っていて、共感を禁じ得ない一枚です。

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  • ★★★★★ 

    山形の髭熊  |  山形県  |  不明  |  2010年03月14日

    解釈というものは、音楽学者方々の研究が進み原典版と言われるものが、見直されていくにつれて変化していくと痛切に感じます。演奏法についても、ピリオド楽器について見直されていくにつれ、現代楽器に取り入れた演奏法確立されていくのは、良いことだと思います。パーヴォ・ヤルヴィー氏のベートーヴェン解釈には共感を感じます。ボン・ベートーヴェン音楽祭全曲演奏会のブルーレイディスク化を切望します。巨匠時代と言われたベーム・バーンスタイン・カラヤン・クレンペラーといった指揮者の解釈とは一線を画する演奏であることは間違いないと思います。現代の巨匠の一人として次なる新しい作曲家シューベルト・シューマン・メンデルスゾーンといったロマン派の作品をどのように解釈していくのか期待したいものです。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2009年07月28日

    バーレンライター版もかなりの点数になってきたが、これを聴くと、ジンマンは、単なる露払いだったのだな、と思わざるをえない。それくらい、アタックが強く、ラトルよりも徹底しており、楽譜に書き込まれたあらゆる音が聴こえてくる爽快感は他に変えがたい。3番は予想の範疇を超えないが、8番は相当聴き応えがある。この版のひとつの頂点を築く演奏だと思う。ヴァイオリンが対向配置なのは、きわめて重要な要素で、その意味でもこの演奏に不満はない。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年05月12日

    P.ヤルヴィ/DKPBによるベートーベン交響曲の一環で他の盤でも書いたのですが私には偶数番(何も奇偶数番に意味はないのですが)が彼の意図をスンナリ受け入れられこのCDでも第8番が一回り規模の小さいオーケストラでこのシリーズでのピット奏法らしい音色と小気味よいテンポ・アクセントが得てして単調面もあり中々従来では見せなかった当該交響曲の再発見に繋がった様に思いました。ベーレンライター版でモダン楽器による最近の演奏のトレンドでもあるからでしょう。第3番「英雄」も好演ですが本盤は第8番の存在が大きいです。

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  横浜  |  不明  |  2008年03月17日

    ここの白眉は8番の方(勿論、3番も良いが)。2つの大作に挟まれた「小さな可愛らしい曲」のような言い方をされることの多い曲ですが、ヤルヴィのビートの効いた、というか、スウィング感溢れる演奏は、これが7番に勝るとも劣らぬ独創的なリズムに満ちたエキサイティングで剛毅な名曲であることを明らかにしてくれます。実演でも確認されたところですが、カンマーフィルも上手いばかりでなく演奏への真摯さが何時も好感を与えてくれます。

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  • ★★☆☆☆ 

    ホクトベングラー  |  山梨  |  不明  |  2007年12月10日

    期待が大きかっただけにがっかり、演奏スタイルについてはそれなりのものがあるのだろうけれど、重厚さとは裏腹にある演奏だ。オーディオ雑誌なんかの評判もよかったので、今度こそと思って買いました。最終楽章のホルンの朗々たる響きを期待したのだが、やっぱりダメでした。ここはエロイカのクライマックス。ショルティーのウインフィル盤を超えるものが未だに出てこないのはなぜか。 こちらは40年以上前の録音で24ビットのリマスター盤なのに現在でも優秀録音なのです。

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  • ★★★★☆ 

    へそ  |  東京都世田谷区  |  不明  |  2006年12月19日

    15日にクリスマスマーケットの美しいブレーメンでカンマーフィルを聞きました。前半はシェーンベルク、メインプロは英雄でした。会場では20ユーロで3番8番のカップリングを売ってました。HMVで売ってたことを思い出して、買うのは踏みとどまりました。CDはこれから買います。。。

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  • ★★★★★ 

    pepejaramigio  |  羽田  |  不明  |  2006年12月16日

    その存在理由がわからなかった8番をこんなにもわくわく聴かせてくれたヤルヴィ大先生に拍手であります.横浜のティクルスは唖然とするばかりでゆっくり味わうなんてことができませんでしたが,CDになってくれたので何度でも聞き返しながら楽しんでいます.願わくは,早く全集を出していただきたい.ついでにシューベルトとブラームスとブルックナーも料理しちゃっていただきたい.

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  • ★★★☆☆ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2006年09月27日

    「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く?」といった感じの演奏。第1楽章からして、ベートーヴェンの名旋律を味わう暇もなく、突っ走る!ベートーヴェンの楽譜を調理してヤルヴィ料理を食べさせられた感じ。僕はベートーヴェンの音楽そのものを食べたい!但し、ヤルヴィの調理の才能は豊かなので、「春の祭典」あたりをやると、メチャ面白くなりそう!

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  • ★★★★★ 

    Deer  |  埼玉県  |  不明  |  2006年08月02日

    モダン楽器のオケで古楽的アプローチをする演奏も珍しくなくなってきた昨今、この演奏は私にとって久々の「大ヒット」。響きの作り方や楽器間のバランスに尋常ではないこだわりを感じます。散々聴いてきた曲ながら、全く違う曲のよう。 HMVレヴューにもある通り、TpとTimpはオリジナル楽器で鋭角的な響き。リズムが冴え渡り、特にTimpが硬質な音で「決まる」爽快感は他では味わえません。 ノリントン盤も管とティンパニが印象的ですが、ヤルヴィ盤の方が数段洗練された透明感があります。 従来通りの無難な演奏に慣れている人にこそオススメ。

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