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DVD カール・ベーム&ウィーン・フィル(1975年日本公演)

カール・ベーム&ウィーン・フィル(1975年日本公演)

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  • ★★★★☆ 

    たーさん  |  神奈川県  |  不明  |  2011年05月28日

     あれはわたしにとっても「夢のような」演奏会だった。ヴィーン・フィルがいるところに「本当に」ベームが姿を現したのだ。  聴いたのは初日でベートーヴェンの4番と7番,それと《青きドナウ》。レコードで聴いていたようにシャキッとしてはいなかったが聴き進むうちに体の芯から熱が湧いてくるような演奏で,FM放送から録ったテープ,LP,そしてCDと繰り返し聴いてもこの印象は変わらない。  映像は見たいようなそれほどでもないような。77年の再訪の時は相当近くで見ていてあの好々爺然とした姿は眼の奥に残っているしなあ。  ささやかながら,痛恨事一つ。「君が代」をやる時に起立してしまったことだ。周りの空気に押されたとは言え自分の信条を守る気概がなかった。後にショルティが来た時は「星条旗」の時だけにしたがやってみれば別にどうということもなかった。  ついでに。この時はムーティも同行していてそれも聴いたのだが,本編はどれも退屈させられた。ところがアンコールで「運命の力」を始めたとたんNHKホールの空気が一変し,わたしの背中では電気が走った。こんなこともあると知った。これもまた懐かしい。  

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  • ★★★★★ 

    本当に忘れればいいのに  |  福岡県  |  不明  |  2010年03月06日

    ヒゲおじさんの「オーケストラがやってきた」と共に小学高学年だった私にクラッシックに興味をもたせてくれた原点となる演奏です。青きドナウのメロディがそんなに時間が経ったのかと哀切を感じさせます。。30年以上いささかもブレることなくベームの演奏を愛聴してますが、その間の評論家の評価に惑わされることなく、その思いを大事に秘めている方々とその感激を共有できることほどうれしいことはありません。テープの透明部分を回し解説者の曲の紹介が終わって即座に右手のV字でボンと。あのころは音楽に集中してたなあ。

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  • ★★★★★ 

    bratwurst  |  GERMANY  |  不明  |  2010年02月13日

    4晩にわたる演奏のなかで、どうやらオリジナルの録画が残っているのは、ブラームスだけのようですね。ということは、他はすべてテープ消去・再利用されてしまったのでしょう。名画を火に投ずるがごとき行為ですが、当時の情況では止むを得なかったと諦めるよりありません。 その中で、ブラームスを撮ったテープだけが、どのように「死守」されたか、想像するよりありませんが、あるいは表に出せない方法だったのかもしれません。その方(がた)がどなたか、今でもご健在かどうかも分かりませんが、心より御礼申し上げたいです。35年前、NHKホールに座っていた18歳の自分の耳と心のすべてを共鳴させた音と映像が、こうして蘇るのですから。

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2009年10月31日

    当時私は高校2年生。友人T君はクラスメート全員を説得。本人、家族の名前で応募の葉書を出し、クラス4人のクラシックファンは倍率18倍のプラチナチケットを入手できた(私が行ったのは3/17、ブラームスの日だ)。4人は演奏会の様子を熱につかれたように語り合いベームの、VPOのナマの凄さを確認した。(ベーム人気が75年来日で「火がついた」のは事実だが、それ以前からLPやNHKFMのザルツブルク他のライブを通じ、間違いなくドイツ系鑑賞の中心的存在だった。)演奏後の会場のただならぬ高揚が、日本だけでないことは、多くのライブ録音や証言から明らかだが、音楽そのもの姿、美を懸命に伝ようとするベームの「心」、真摯、白熱の演奏が、世界の人々の「心」に伝わったからだろう。まさに「心から心へ」(オーラとかカリスマとかいう下品な言葉ではなく)、有名な若者のステージ前への押しかけもごく自然におこった。ああやって彼らは感動と感謝を表そうとしたのだ(私も3階の一番下まで降りてスタンディングオベイジョンを続けた)。音楽の素晴らしさを教えてくれたベーム。没後30年近く経つ今も、そしてこれからもその「心」は私達の中に生き続けると確信する。

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  • ★★★★★ 

    くれんぺら〜  |  東京  |  不明  |  2008年12月24日

    演奏はすこぶる付き最高。視聴し始めて画質の悪さに不満を持ったが,映像あってこそ伝わって来る物があり貴重な記録だと思いました。解説書の黒田恭一氏の巻頭の一文を読んで,まさにその通り。最高を付ける意外にない。

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  • ★★★★★ 

    岡ちゃん  |  山形市  |  不明  |  2008年07月30日

    当時、私は1歳にもならなかった。べームを知ったのが小学5年の時だった・・・。その時からファンでレコード、CD、DVD、サインなど集めて20年が経ち、やっと75年の来日映像を手に入れた。当時の演奏が物凄く伝わってきて感激の余り涙を流した。今の若い世代にも見て欲しいDVDの1本である。べームはその後77年、80年と来日しているがこの75年がベストだと思います。

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  • ★★★★★ 

    ケルビーノ  |  浜松市  |  不明  |  2008年06月17日

    最高では足りない!個人的思い出がある。オール・シューベルトのプロを、ダメ元で応募したら幸運にも抽選に当たって、NHKホールで感激の涙を流した。その時のグレートが収録されなかったのが残念だ。しかし残っている曲だけでも、ただただ素晴らしい!紅白歌合戦以上の熱狂があった事を若い世代に知って欲しい。 録音はSACD並みに柔らかい音が素敵。ワンポイント録音の為である。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2008年04月01日

    83年秋に初めてこのNHKライブ4枚組LPセットが出て以来「いつか画像も見てみたい」と思っていたもので、悲願のDVD化。ベームの指揮したビデオは多いが、何となく雰囲気の暗い映画用収録など実況の「その場の雰囲気」をしっかりと伝えるものが少なく、日本での公演の方がより明確な印象を与えてくれる。期待通りの素晴らしさと言えるし、当時のVPOが懐かしい。たった30年前なのにVPOでさえ演奏様式の変化が見られたり既に亡くなった人たちが若々しい姿で見られる。確かにブラームス以外の映像はやや画質が劣るが、特に不満を感じるほどではなかった。

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  • ★★★★★ 

    jhi  |  東京  |  不明  |  2008年01月05日

    当時の感動と見に行けなかった悔しさと懐かしさ、ブラームスには幼かったなあ、と新たな感動。リハの収録も嬉しく、インタビューには感涙。 この企画に感謝 モーツアルトの29番がと思ったが、確かFMだけでした CD出ないかな。

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  • ★★★★☆ 

    和愚練庵  |  東京都  |  不明  |  2007年04月12日

    抽選に外れちゃって、聞きに行けなかったのを思い出します。当時VHSの一世代前の3/4インチ60分で1本一万円もするテープに収録してもらったのを買い取った記憶があります。ブラームスは凄かったなぁ。あのベームの顔がアップになると、額から汗が流れてて、彼にしても一世一代の熱演だったんじゃないのかと思ったもんです。

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  • ★★★★★ 

    ぷーすか  |  横浜  |  不明  |  2007年02月18日

    スワローズ命さん、当時は放送用VTRが非常に高価で何十回となく上書き再利用せざるを得なかったのです。多くの方が指摘しているように17日の以外の状態が芳しくないのは、家庭用ビデオにダビングしたものをマスターにしているからではないでしょうか?それから75年時点では、既に日本の技術は欧米に引けをとらないレベルだった筈ですよ。事実誤認では?何より伝説的な演奏がともかく映像に残されたことを喜びましょうよ。

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  • ★★★☆☆ 

    スワローズ命  |  静岡  |  不明  |  2007年02月07日

    ベームの来日映像を絶賛する人は多い訳ですが、内容はともかく、映像の酷さには辟易してます。 同時期に収録された、モーツァルトの交響曲集と見比べれば、画質の違いは歴然! フィルム撮りという違いはあるけれど、これが当時の日本とヨーロッパの技術レベルの格差だったのです・・・。 それとNHKサン!全てのシリーズに言えるけど、定価が高過ぎですよ!

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  • ★★★★★ 

    Biginner-1  |  神戸市  |  不明  |  2007年02月04日

    演奏内容、音声は素晴らしい。17日の演奏と特典映像以外の映像は一般視聴者提供のものなので大いに期待外れ。しかし当日NHKホールで感動と興奮のため窒息死しそうになった私にとってかけがえの無い宝物です。

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  • ★★★★★ 

    JIN  |  松本市  |  不明  |  2007年01月17日

    最初の第7番から涙線がウルウル状態です。フィナーレで次第に熱を帯びてくる辺りでもう耐えきれず落涙... このDVDには特典映像のインタビューがあり、最後にベームから日本の音楽ファンへのメッセージがあります。是非観て、聴いてほしいDVDです。 NHKのような会社にも良識的な仕事する人いるんですね。

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  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  東京西麻布  |  不明  |  2006年12月16日

    ブラームスの交響曲は苦手だ。正直あんまり好きじゃない。でもここでのブラ1は別格だ。今まで聴いた全クラシック演奏の中で1番好きかもしれない。特にこのDVDが出た後は、NHKホールに行くたびに、「ここであのベームのブル1が鳴り響いたんだ・・」と感傷にひたってしまう始末。当分ベーム教授の呪縛から逃れられそうにない。

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