交響曲第1番『巨人』(花の章付き) ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
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トスカの微笑 | 北海道 | 不明 | 2013年01月28日
この録音で初めて花の章を聞いてみたが意外とあっさりしているなぁと思ったりもしたが、ボリュームを大きくしてみるとその繊細な表現がよくわかる。 全体像はどうかというとこれは意外な名演なのだ。ジンマンらしく見通しの良い明快な演奏であるが、まとまりがよいのだ。その中にあってティンパニが重要な効果を持っていることが手に取るようにわかるのは発見であった。とはいってもしつこさのない演奏で小気味よく聞ける。これをライブで聞いたら壮快感が残るだろうなぁ。録音は立体感があってかなり優秀だ。ヴァイオリン両翼配置の効果が大いに楽しめるぞ。その一方で花の章は本当に必要なのかなぁという疑問もわいたりして…0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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m326 | 新潟 | 不明 | 2008年11月03日
終楽章は、意外にあっさり?という印象も一瞬持ちましたが、歌心もちゃんとあって、最後まで理性を失わない、端正で見事な演奏と思います。録音は細部まで良く聞こえるのに、深い残響を伴って、立体感があります。通常CD音質で再生しても十分過ぎるほどのDレンジです。終楽章で、2台のティンパニのロールがうねるように右へ左へ移動するのが面白い。マーラーが2台のティンパニを動員したのは、単に音量だけではなく、こんな効果もねらっていたのだとよくわかります。おまけ?の花の章も美しい。愛聴盤になりそうです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Blue | 神奈川県相模原市 | 不明 | 2008年08月22日
@インバルとブーレースとジンマンの手法を「機械的」の一言で括って「典型」とは余りにお手軽過ぎやしないか。Aワルターが生きていたらこの演奏にどのような評価をするだろうか→彼なら黙って優しく微笑むだけだろう。Bゆーさん様、私は貴方を含め色々な方の意見をレビューで拝見するのは楽しみだ。だが販売者サイト内の消費者レビューとしては長文に過ぎる。他にも貴方のかなりの長文レビューを拝見するが、幸いHMVのサイトには「私のオススメ」というコーナーが存在する。商品評価よりも御自身の嗜好意見開陳に重きを置きたければ投稿はこちらを利用されてはいかがか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ブルーのウィレム | 埼玉某所 | 不明 | 2008年02月19日
マーラーの楽譜は第1版でも1稿2稿、さらにラッツ版、新全集と結構多い。楽譜に忠実だそうだが、さて、どの版に忠実なのだろうか?ラッツの校訂版と比較しても細部はかなり違う。ジンマンはベートヴェンでもベーレンライターを使いつつ、しかし細部は楽譜どおりではない。表現のためには改編も厭わない。「楽譜に忠実な再現」は全く的外れの議論だ。それで感情に肉迫などとされても困るし、世紀末と死の恐怖はマーラーの特権ではない。その傾向の発想の人には理解しがたい演奏ということだろうか?失礼だが読みにくいので簡潔にまとめてほしい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ゆーさん | 埼玉某所 | 不明 | 2007年10月14日
確かに、練りに練られた音響効果や楽譜の分析成果は十分聞き取れる。今まで聴けなかった音が次々と鳴るため、始めこそハラハラしたものだ。しかし、何度も聴くうちに、単なるレクチャー程度にしか聞こえなくなるのは何故だろうか。それは楽譜の忠実な再現に傾き過ぎた挙げ句、音符の裏に隠された作曲者の狂おしいまでの感情に肉薄することが二の次になったからだ。最近はマーラーの音楽を、まるで精密なモザイク画のように丁寧に弾かせる人が増えた。インバルやブーレーズはその典型だろう。確かにマーラーの管弦楽法は精緻そのものだ。だが、世紀末の混沌と人間の苦悩を一身に背負い、死の恐怖から一生逃れられなかったマーラーの音楽が、単に理路整然としているはずがない。精密な響きの中に宿された、皮肉や死の香りや狂気、内面の葛藤や諦めなどを如何に表出するか。ここに終着点を置かなければ、ただの研究成果のお披露目だ。行き着く先は通り一辺の機械的で無個性な演奏だろう。楽譜的には正しくても、音楽的には誤りである。もしワルターやメンゲルベルクのような人が生きていたら、この手の演奏にどのような評価をするだろうか。そして、彼ら自身はどのような演奏をするだろうか。今となっては、無いものねだりである。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ま〜さん | 東京都 | 不明 | 2007年06月26日
何回か聴き直しているが、終楽章の第2主題における、ホールの空間感の表出は見事。特に、ティンパニーとホルンの感触は素晴らしい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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jjj | 東京 | 不明 | 2007年06月08日
「巨人」を聞いてこんなショックを覚えたのは、ティルソントーマス以来である。いや、それを凌ぐくらいにヤバいかも。。 以前、ベト全集を聞いてちょっとひいてしまったのだが、彼のマーラーチクルスは期待が膨らんできた。 音質について一言だけ。。確かにエクストンやMTTの一連の録音と比べてもひけをとらないと思います。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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大日本除虫菊 | 宮城 | 不明 | 2007年05月03日
単にあっさりした演奏かと思ったら違った。3楽章のユダヤの憂鬱の描写や4楽章のツボを抑えた造形は作品の本質を見抜いている。なんて〜書いてみたかっただけ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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もんすたー | 東京都 | 不明 | 2007年02月27日
最近明らかにDSDレコーディングであると思われるのに、ディスクやWEBにそのように表明しない傾向があるためか??紹介のWEB等でも「DSDレコーディングでは無い」という分類をされてしまう現実がある。レコード会社は〔DSDRecording〕の明記を忘れるべからずだ!! このSACDをマルチで聴く。物凄い透明感!!とリアリティ。 楽器本来の音色とダイナミズムが出ている点、名だたる諸SACDと少々違うし、和製のSACDに積極的なメーカーよりクリアで好感が持てる。演奏も良し。 マーラーは1に録音、2に録音だ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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take | 滋賀 | 不明 | 2007年02月11日
このところジンマンに魅了されっぱなし。みずみずしく歌にあふれたマーラーです。最後に置かれた「花の章」がとりわけ美しい。1番はまさに青春期のマーラーという感じですが、さてさてこれから後半、特に6番や7番、9番あたりではどんな演奏を聴かせてくれるやら。楽しみです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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zawa | 京都 | 不明 | 2007年02月10日
私は良いと思いましたよ。演奏はしつこくなくあっさり目でいいし、五味康祐流に言うと「良い再生装置で聴くのなら、その録音の秀逸さが分かるだろう、諸君」ということになりましょう。SACDステレオ(スミマセンマルチはやってないので・・・)で聴くと小音量で意外といけているんでよ!。低音もちゃんと入ってるしね。一聴ですぞ!!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ま〜さん | 東京都 | 不明 | 2007年01月26日
自然で、無理に力を入れたところがない。だから何か劇的なものを期待すると、肩透かしをくらうだろう。SACDで聴いているが、さすがに録音は凝っている。いまどきセッション録音で、楽器配置まで徹底して吟味していくとは贅沢な話だ。個人的には3番に期待したい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヲガワ氏 | 信州 | 不明 | 2007年01月26日
フレーズの息が短いかな と思う時がたまにあったが、その他はOK。風通しのよい、いかにもトーンハレらしい爽やかな演奏(ティンパニgood!)。 2番以降をどう魅せてくれるのか、内容面・録音面共にとても楽しみだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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