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ショパン (1810-1849)

CD ピアノ協奏曲第1番、他 ユンディ・リ(p)、A・デイヴィス&フィルハーモニア管弦楽団

ピアノ協奏曲第1番、他 ユンディ・リ(p)、A・デイヴィス&フィルハーモニア管弦楽団

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年07月14日

    2000年のショパン国際ピアノコンクールにおいてブーニン以来15年ぶりに優勝を果たしたユンディ・リは私が現役時代社用で出張し仕事の方はともかくあの四川鍋や白酒で記憶に残っている中国四川省重慶出身ということで何となく身近なピアニストです。本盤はその彼が2006年24歳の時に収録したショパン・ピアノ協奏曲第1番(タイム@19’18A9’33B9’39)とリスト・ピアノ協奏曲(同@5’05A4’33B4’01C4’13)の定番カップリング盤でバックはA.デイヴィス(当時62歳)/PHOが受け持っています。先ずショパンの方の第1楽章出だし、オーケストラは大層に構えずスタートしつつ切羽詰ったムードも噛ませて運んで行きます。そしてピアノの登場なのですが一つ一つの音粒立ちが素晴らしく、そうかと言ってこの中国の若獅子(「中国のキムタク」とも一時呼ばれました?)の卓越的なテクニックを押し付けるわけでもなくむしろ淡々に進めている印象すら持つ向きもあるでしょう。第2楽章は流石繊細な抒情的表現が駆使され、実に詩情豊かにこの楽章の持つリリシズムを歌い上げています。最終楽章はややテンポは速めで頂点に向けて畳み掛けていくような強靭な打鍵は前楽章との対比感が楽しめます。リストの方でも物々しくならず全体としてスマートというか剛柔バランスのとれた演奏となっているのはバックサポートの安定の良さというか指揮者の「そつの無さ」に負う処が大きいとは思いました(PHOの無難さはもうトレード・マークみたいに私は受け取っています)。そうしたバックに超絶テクニックが映えた結果に?・・・・クリアな音色も素晴らしい優秀な録音ですよ。そうしたユンディ・リも今年30歳、レコーディングを含めた今後の演奏活動が一層注目されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年07月13日

    2000年のショパン国際ピアノコンクールにおいてブーニン以来15年ぶりに優勝を果たしたユンディ・リは私が現役時代社用で出張し仕事の方はともかくあの四川鍋や白酒で記憶に残っている中国四川省重慶出身ということで何となく身近なピアニストです。本盤はその彼が2006年24歳の時に収録したショパン・ピアノ協奏曲第1番(タイム@19’18A9’33B9’39)とリスト・ピアノ協奏曲(同@5’05A4’33B4’01C4’13)の定番カップリング盤でバックはA.デイヴィス(当時62歳)/PHOが受け持っています。先ずショパンの方の第1楽章出だし、オーケストラは大層に構えずスタートしつつ切羽詰ったムードも噛ませて運んで行きます。そしてピアノの登場なのですが一つ一つの音粒立ちが素晴らしく、そうかと言ってこの中国の若獅子(「中国のキムタク」とも一時呼ばれました?)の卓越的なテクニックを押し付けるわけでもなくむしろ淡々に進めている印象すら持つ向きもあるでしょう。第2楽章は流石繊細な抒情的表現が駆使され、実に詩情豊かにこの楽章の持つリリシズムを歌い上げています。最終楽章はややテンポは速めで頂点に向けて畳み掛けていくような強靭な打鍵は前楽章との対比感が楽しめます。リストの方でも物々しくならず全体としてスマートというか剛柔バランスのとれた演奏となっているのはバックサポートの安定の良さというか指揮者の「そつの無さ」に負う処が大きいとは思いました(PHOの無難さはもうトレード・マークみたいに私は受け取っています)。そうしたバックに超絶テクニックが映えた結果に?・・・・クリアな音色も素晴らしい優秀な録音ですよ。そうしたユンディ・リも今年30歳、レコーディングを含めた今後の演奏活動が一層注目されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年12月12日

    ユンディ・リは指の分離がいいのだろう。一つ一つの音がの音の粒立ちが素晴らしい。タッチも軽すぎず、重すぎず、聴いていてとても快い。 その粒立ちのいい音で奏でられたリストは実に華麗だ。迫力もあるし、叙情的表現が求められる部分では、持ち前のリリシズムを発揮している。 そのリリシズムはショパンの方でより光っているのではないか。 ユンディ・リの最大の魅力はこの、音の粒立ちのよさと、リリシズムにあると思う。

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    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年12月12日

    ユンディ・リは指の分離がいいのだろう。一つ一つの音がの音の粒立ちが素晴らしい。タッチも軽すぎず、重すぎず、聴いていてとても快い。 その粒立ちのいい音で奏でられたリストは実に華麗だ。迫力もあるし、叙情的表現が求められる部分では、持ち前のリリシズムを発揮している。 そのリリシズムはショパンの方でより光っているのではないか。 ユンディ・リの最大の魅力はこの、音の粒立ちのよさと、リリシズムにあると思う。その演奏をSHM-CDで聴けるのは大きな幸せだ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月13日

    本盤にはユンディ・リによるショパン及びリストのピアノ協奏曲第1番がおさめられておりいずれも名演ではあるが、私としては特にショパンの方をより高く評価したいと考える。2000年に開催された第14回ショパン国際コンクールの覇者であり、これまでにもマズルカ集やスケルツォ集などで数々の名演を成し遂げてきたユンディ・リにとっては、ショパンは特別な作曲家であるのではないだろうか。ショパンならではのロマンティシズムに満ち溢れた名旋律の数々に彩られた同曲を、ユンディ・リは、その持前の卓越した技量をベースとしつつ、変幻自在のテンポ設定や、特に各楽章の頂点に向けての畳み掛けていくような強靭な打鍵、それと対置する繊細な抒情的表現などを駆使して、実に表情豊かに描き出しているのが素晴らしい。特に、ユンディ・リの特徴でもある詩情に満ち溢れた情感の豊かさは、抗し難い美しさを湛えていると言えるところであり、いい意味での剛柔バランスのとれた素晴らしい名演に仕上がっていると言える。他方、リストについては、さすがにショパンほどの魅力はないが、それでも卓越したテクニックと強靭な打鍵をはじめとした表現力の豊かさは健在であり、本演奏を名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。アンドリュー・デイヴィス&フィルハーモニア管弦楽団も、ユンディ・リのピアノを下支えする素晴らしい演奏を繰り広げており、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質は本盤でも十分に満足し得る高音質であるが、先日発売されたSHM−CD盤は、ピアノ音楽との相性の良さが抜群のものであることもあって、本盤よりも若干ではあるが、ユンディ・リのピアノがより鮮明に再現されるとともに、音場が若干ではあるが幅広くなったように感じられるところだ。いまだ未購入で、ユンディ・リによる素晴らしい名演をできるだけ良好な音質で味わいたいという聴き手には、SHM−CD盤の方の購入をお奨めしておきたい。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月13日

    本盤にはユンディ・リによるショパン及びリストのピアノ協奏曲第1番がおさめられておりいずれも名演ではあるが、私としては特にショパンの方をより高く評価したいと考える。2000年に開催された第14回ショパン国際コンクールの覇者であり、これまでにもマズルカ集やスケルツォ集などで数々の名演を成し遂げてきたユンディ・リにとっては、ショパンは特別な作曲家であるのではないだろうか。ショパンならではのロマンティシズムに満ち溢れた名旋律の数々に彩られた同曲を、ユンディ・リは、その持前の卓越した技量をベースとしつつ、変幻自在のテンポ設定や、特に各楽章の頂点に向けての畳み掛けていくような強靭な打鍵、それと対置する繊細な抒情的表現などを駆使して、実に表情豊かに描き出しているのが素晴らしい。特に、ユンディ・リの特徴でもある詩情に満ち溢れた情感の豊かさは、抗し難い美しさを湛えていると言えるところであり、いい意味での剛柔バランスのとれた素晴らしい名演に仕上がっていると言える。他方、リストについては、さすがにショパンほどの魅力はないが、それでも卓越したテクニックと強靭な打鍵をはじめとした表現力の豊かさは健在であり、本演奏を名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。アンドリュー・デイヴィス&フィルハーモニア管弦楽団も、ユンディ・リのピアノを下支えする素晴らしい演奏を繰り広げており、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質は従来盤でも十分に満足し得る高音質であるが、SHM−CDとピアノ音楽の相性の良さは抜群のものがあることもあって、今般のSHM−CD化によりユンディ・リのピアノがより鮮明に再現されるとともに、音場が若干ではあるが幅広くなったように感じられるところだ。ユンディ・リによる素晴らしい名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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  • ★★★★★ 

    ALOHA21  |  静岡県伊東市  |  不明  |  2009年01月30日

    リストはまで聴いていませんが、ショパンは素晴らしい演奏です。繊細な美しさに満ち、一つ一つの音を心を込めて弾く姿に感動します。完璧なテクニックの裏付けがあると思いますが、それが表に出ず、美しい音楽のみが心を打ちます。リの演奏を聴くのは今回が初めてですが、今後注目していきたいと思っています。

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  • ★★★★☆ 

    NOBU  |  大阪府  |  不明  |  2008年07月12日

    やはり現代一のショパン弾き、ユンディ・リ!リストの超絶技巧も、ショパンの優雅さも、彼はなんなくやってのけてしまいます。

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  • ★★☆☆☆ 

    jason  |  不明  |  2006年12月26日

    迫力に欠ける。期待しすぎたかな…

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  • ★★☆☆☆ 

    元ユンディ大ファン  |  東京  |  不明  |  2006年11月09日

    来日公演もいまいちでした。ピアノがオケに負けてた。

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  • ★★★★☆ 

    nokko  |  奈良県  |  不明  |  2006年11月08日

    こんなに優雅なショパンの1番は聴いた事がありません。技術的な上手さ、というものはまだ発展途上かもしれないけれど、この人の持つ“音の美しさ”は稀有なものだと思います。

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  • ★★☆☆☆ 

    なおちゃん  |  群馬県  |  不明  |  2006年10月30日

    オケがいまいち、

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