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バッハ(1685-1750)

DVD マタイ受難曲 カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団(日本語字幕付)(2DVD)

マタイ受難曲 カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団(日本語字幕付)(2DVD)

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  • ★★★★★ 

    トロ  |  不明  |  不明  |  2021年07月18日

    ミサ曲だと歌詞が決まっているので字幕が無くても不都合はないが、マタイのように福音史家が重要な役割を担っている名曲の場合には、語学に精通している方は別として、日本語字幕があると、よりリアルに曲を味わえる。 古くなったとはいえ、マタイ映像の名演が日本語字幕付きで廉価再発されたことは朗報!

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  • ★★★★★ 

    チバリスト  |  千葉県  |  不明  |  2021年07月12日

    むかしVHSテープを擦り切れるほど見ていました。 リヒターのマタイは1958年盤が定評ありますが、なんと言ってもこの映像の魅力は、リヒターが各曲でどう感じ何を表現したいのかが明確に解ることです。 加えて日本語字幕スーパーもあるのでCDのブックレットをひたすら追いながら聴く心労からも解放されバッハの音楽に没頭できます。

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  • ★★★★★ 

    SS  |  神奈川県  |  不明  |  2013年01月09日

    カール・リヒターのバッハは、ひたすらロゴスティックではあるが、染み入るような強い叙情性を併せ持つ。これはまさしくバッハ自身の特質と同一である。感受性の高い時期に聴き込んだかれらのバッハ演奏の記録は、私にとっていつまでも基本であって、古楽全盛の今でも磐石な支柱になっている。翻って「マタイ受難曲」は、やはり大バッハの最高傑作であることは間違いなく、リヒターの特質が最も生かされやすい楽曲といえる。リヒターは、実にありがたいことに、かれの音楽人生の劃期に「マタイ」の録音を残してくれている。最初の録音(58年)が名演の誉れ高い、しかも歌手も適材でかつ豪華な陣容で、追求度のきわめて大きい、シャープな演奏。叙情性も強く打ち出され、受ける感銘の度合いは計り知れない。最後の録音(78年)は、あまりにロマン的な演奏で戸惑うこと甚だしいが、すでに賛否両論が行われ、リヒターの取柄の鋭敏度が小さく、したがって否定的な意見が多いのは致し方ない。この両極端の録音の中間点で、東京でのライブ録音(69年)と、このスタジオで収録された映像作品(71年)が存在する。これらの演奏を上述二点の過渡期とみるか、智情意のバランスがとれた最円熟期に当たるとみるか、の二通りの見方があるが、私は断然後者であるとしたい。さて、リヒターに啓蒙された私としては、リヒターがバッハそのもので、また「神」でもあった。VHDでリヒターのマタイとブランデンブルグ協奏曲が出ていて、早速求めた。神格化されたリヒターが指揮をして、あの峻厳なバッハを編み出していく現場を目の当たりにして、いたく感動したものであった。DVDでようやく出た、リヒターのマタイは、まず絵が見事な綺麗さ。フィルム撮りのお蔭で高精細で色の乗りがよい。しかもマスターの保存状態もよく、ユニテルのコンサートのライブにありがちな画像の不安定さ(テイクごとの画質のバラツキ)がほとんどない。音質は、今まで聞こえなかった通奏低音が明瞭になり、管弦楽のパートの分離が良くなるなど大きく向上。オルガンの強奏などにはっとさせられることも度々であった。リマスタリングはエミール・ベルリナーでOIBP並みに行われている。さて、肝心の演奏であるが、リヒターの統率ぶりは58年盤ほどではないが、圧倒的な部類と言ってよいであろう。それが映像でも確認されるが、リヒター演奏の緊張感の秘密はフレーズの切り上げ方にあるように思われる。事実指揮ぶりを見ていると、叙情的なカンタービレさえ、終点においては腕全体を使って止めのサインをしっかり送っているのが印象的である。それにより音楽に重厚な緊張感、メリハリが付与されるのである。管弦楽と合唱のいずれにもリヒターの絶妙なコントロールの効果がみられる。最初から終曲まで高い緊張を維持して一気呵成に進む58年盤に対し、多少の遊びというか、余裕をもって進められるのである。劈頭を飾る合唱は、ゆっくりで、気分が乗っていないのではと不審がるほどであるが、ペーター・シュライヤーの実直でメリハリのある語りが入ると俄然緊張感が出てきてコラールも生き生きしてくるのが興味深い。映像作品なので、ライブとは最も遠い位置にありながら、即興的な要素が多いのにも驚かされる。基本的には、後半に向けてうなぎのぼりによくなって、ライブのような興奮を覚える。しかし、テンポは最初のようにゆっくりになっている。そして、後半に頻出するヴァルター・ベリーのバスアリアが素晴らしく、熱のこもり方も尋常ではない。ヴィオラ・ダ・ガンバのソロにリヒターのモダンチェンバロの通奏低音が伴奏するベリーのアリアはインティメートこのうえなく、ベリーの芸の幅の広さを感じる。シュライヤーのエヴァンゲリストは、前述のようなメリハリによりドラマの進行にも確かな力がこもり、それがリヒターの特質との相乗効果で独特の劇性が生まれる。音程も安定していて、その点では名手エルンスト・ヘフリガーをしのぐ。いっぽう、エルンスト・シュラムのイエスは穏当で、エヴァンゲリストに負けているような状況もあるが、映像の演出にも助けられ悪くない。女声は、当時としては若手に委ねた形であるが、これもすぐれた映像と相俟って好演である。ユリア・ハマリのアルトは、資質としてヘルタ・テッパーやマルガ・ヘフゲンの後継者として申しぶんない。アメリカ人ソプラノのヘレン・ドナートは明るい声であるが、リヒターのマタイにはこれが合っているのだ。緊張の中に花を添える58年盤のイルムガルト・ゼーフリートと傾向が似ていることに気がついた。映像の演出は、シンプルにも十字架だけの舞台にも、合唱、管弦楽の組み合わせによっていくつかのパターンがあるが、独唱者に焦点を絞った個々のカメラワークはなかなかに丹念で手が込んでいる。エヴァンゲリストは真正面から、イエスはやや後ろもしくは横から、アリアもその詩の内容に応じて、ハマリやドナートでは、顔の輪郭の特徴に応じて、それを生かしたカメラワークを注意深く決めている。いずれにせよ、映像の方は何度も観ると目に付く部分もないではないが、頻繁に観るものではないので、問題なかろう。今回は高画質、高音質になって初めて味わって強い感銘を受けた。バッハの使徒としてのリヒターの厳しさはもちろんのこと、かれの美しい眼差し(目の色)も印象的で、その姿はまさにカントールそのものであった。

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  • ★★★★★ 

    古楽器奏者  |  東京都  |  不明  |  2010年08月07日

    第1曲と終曲は恐るべきスローテンポだが、全体を通してこれほど密度の濃い、集中し切った演奏があったであろうか?スタジオ録音なので音も明瞭だ。ただ、曲ごとにコーラスの配置が変わるので、場面の転換ごとにブツ切れになってしまい、全体像がとらえにくいのが欠点だ。すべての奏者・歌手がここまで一体になって演奏するのは奇蹟に近い。アルト独唱のユリア・ハマリが特に素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2010年04月18日

    BSやCSでの放送でみた時は演奏はともかくリヒターの演奏姿に感銘をうけました。しかし、結論からいうと、58年盤はおろか69年盤を凌駕するものではない。58年の峻厳で禁欲的な、悪く言うならスクエアな演奏スタイルから、79年のまろやかでおっとりしたロマン的なスタイルへと芸風が変化する過渡期の演奏。最も雰囲気が近いのは、廃盤になっている69年春の来日公演ライヴだ。歌手が若返っているものの58年や69年盤、79年盤に比べると、シュライヤーほか数人以外は格落ち感が否めないといったら過言だろうか。58年の方が峻厳さや緊張度では上回るが、温かみや自在さを獲得していっているのは面白いが、貴重な映像をみられる利点をもってしても、歌唱の質や緊張感では58年盤はおろか69年盤すらも超えられていない。ただ、リヒターのマタイを愛する人は往時をしのぶには貴重な映像記録であり、CDも含めた4種類をぜひ手元にもっておきたいものだ。69年春の来日公演ライヴは2010年春現在、廃盤になっているようだが、こういうものは世界遺産であり、採算性を無視してでも売るべきで、U社には強く再発売を願いたい。

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  • ★★★★★ 

    隠居  |  大阪府  |  不明  |  2009年08月09日

     叩かれている哀れなソプラノの為に一言。感情移入しているという理由で 非難するのは余りに単純。嘗て、私がヴィンシャーマンのレッスンを受けた 際に(バッハの「我喜びて十字架を担わん」ソロ)、「何故、こんな素晴ら しい曲を歌えるのに、君は楽しくならないのか」と「もっと、生き生きと、 喜びを持って!」と教えられた事が有ります。レクイエムや受難曲をしかめ っ面で演奏するのが正当と思ってしまうのも、日本人の陥り易い間違いです。

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  • ★★★★★ 

    masayan  |  大阪府  |  不明  |  2009年02月22日

    何故ソプラノにマティスを起用出来なかったのだろうか。演奏は一級品だが、その点のみが残念。

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  • ★★★☆☆ 

    masayan  |  大阪府  |  不明  |  2009年02月19日

    何故ソプラノがマティスではないのか?テノールがヘフリガーではないのかが疑問です。このDVD演奏は一級品だがソロ2人に難がある。

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  • ★★★☆☆ 

    パシュミナ王子  |  シャンバラ  |  不明  |  2007年02月23日

    リヒターの眼が凄い。綺麗な青色だが、この人は常人より霊性が高いようだ。終始冷徹な表情を弛めぬ精神力に感心する。おそらく誰ぞの理想としたアーリア人というのは、こういうのを指すのだろう。演奏は50年代のものほどではなく、さほど感動するものではない。

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  • ★★★★★ 

    ドクターペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  2006年07月17日

    百盆の説教、この演奏の前には力なし!人類の最高の遺産のひとつ。これで、NHKライブラリーからバッハの「クリスマス・オラトリオ」のリヒターの来日記念盤が出てくれれば言うことなし! 聞くべし!感動すべし!涙すべし!そして、この演奏の語っているように生きられるよう心清く実際の生活でも生きよう!

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  • ★★★★★ 

    K.T  |  TOKYO  |  不明  |  2006年06月24日

    やはりバッハ「マタイ受難曲」はリヒターに尽きる。1969年4月29日の来日ナマも聴いたが、あの日に体験した”リヒターショック”とも言うべき衝撃的な感動は、DVDを視聴する事によって今も昨日の如くよみがえって来る。願うところは、1969年来日の映像のDVD化だ。

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  • ★★★★☆ 

    コンスタンチヌス21世  |  岩手県  |  不明  |  2006年04月10日

    カールリヒターの1971年マタイ受難曲は今から20年程前に今は亡きVHDビデオディスクで夢中になって見ていました。ソフト自体は今でも持っているのですが、肝心のVHDプレイヤーが壊れてしまい見られない状態にありました。今回DVDになったとのことで早速購入したいと思います。内容的には58年版ほどの峻厳さはないものの、79年版ほどロマン的でもなくいい演奏だと思います。

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  • ★★★★★ 

    工藤大輔  |  千葉県  |  不明  |  2006年03月13日

    カールリヒターによるマタイ受難曲は全部で4種類(1959年CD版・1969年日本ライブCD版・1971年映像版[本DVD]・1980年CD版)がある。どれも本当にすばらしい演奏でモダン楽器+パイプオルガン付での演奏は世界最高の指揮者らしく最高な演奏を聴かせてくれます。まだカールリヒターによる1971年映像版のDVDはまだ見ていませんがきっとCDと同じく最高な演奏を聴かせてくれるでしょう。

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  • ★★★★★ 

    工藤大輔  |  千葉県  |  不明  |  2006年03月05日

    まだこのカールリヒターのマタイ受難曲は見ていませんが NHKBS2で見たものと同一映像だと思いますが世界最高のバッハ指揮者だったカールリヒターの指揮姿が見られるのは本当にうれしいの一言です。いつもCDで今までに録音されたカールリヒター指揮の声楽作品を中心に聴いていますが本当に世界最高のバッハ指揮者らしく最高な演奏を聴かせてくれます。感動的ですばらしいです。モダン楽器+パイプオルガン付での演奏は本当にすばらしいの一言です。

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  • ★★★★★ 

    yyyk  |  愛知  |  不明  |  2006年02月17日

    どうもオリジナル楽器の 演奏になじまない私 にとってバッハはやっぱり リヒター 感動的なマタイP だ。BS放送で録画した ビデオに比べDVD は格段の差だった。 ミサ曲ロ短調と共に 至宝のDVDが手に入った! (ヨハネPは演奏は良いが  絵画が多過ぎ、エンゲン  が少ししか写っていない  ということで録画した  ビデオで我慢中でも DVD買いそう。。。)

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