Japan

CD Quiet Life

Quiet Life

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  • ★★★★★ 

    アポクリファ  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月01日

    リアルタイムでジャパンも聞いていました。ニュー・ウェーヴと言われたカテゴリーに含められていましたが、ルックスや安易に聞こえるバンド名とは、かけ離れた、光と影でいうと影のような陰鬱な曲調で、、他のバンドとは明らかに一線を画していました。音的には当時取り入れられていた手法ですが、彼らの作品はとても感性に富んでおり、時を経た今もなお、輝きは失っていません。当時はそのルックス先行で誤解されていた感もあり、音楽的評価は決して高くはなく、一般受けはよくなかったかもしれないけれど、閉塞感のあったUKの時代を反映しつつも、近未来を予感させたアート作品です。

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  • ★★★★★ 

    WEATHER BOX  |  東京都  |  不明  |  2009年09月10日

    「洗練」。それこそJAPANがデュラン・デュランやスパンダー・バレエの後続ニューロマンテック達と一線を引き、BOWIEやROXYMUSICと肩を並べるキーワードであってこれこそ真のデビューアルバム。本国UKでは「Quiet life」は「Ghosts」に次ぐ彼らのヒット曲と認識されている。2ndB面の粘った感触がまだ「Alien」あたりに残っているのも特徴か。アン・オデルのストリングスが冴え渡りラストでグッと締める「The other side of life」が見事。04年のデヴィッド「A fire in the forest」ツアーで弾き語りされたが、JAPANのツアーで是非聴きたかった。                                      ボーナス収録の「A foreign place」は当時のインタビューを読むとリチャード・バルビエリとデヴィッドの共作のようで、「Canton」に近いテイストがもうこの時既に発露している。この2人は81年のミックの彫刻とスティーブの写真を展示した『The art of parties』展のBGMとしてアンビエントのテープを録音している。一度は3枚組アルバムとして計画されたもので、まだ残っているならリリースして欲しい音源だ。                                                                        フィン・コステロが手がけた本作ジャケットのアウトテイクにはデヴィッドが正面を向いているものがありこれが良い。次にもし再発があるならこちらのテイクを採用してくれないだろうか。

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  • ★★★★☆ 

    レッドギター  |  不明  |  2008年09月06日

    初めてクワイエットライフを聞いたときの「かっこいい?」と思い、アザーサイドライフを聞いて重くなった気持ちを思い出します。ジャパンに対して昔ほどの思い入れはありませんが、私も歳を重ねた今でも、やっぱりシルヴィアンは大好きな超重要アーティストです。

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  • ★★★☆☆ 

    プラトニック1号aki  |  不明  |  2007年04月16日

    ジョンパンタープロデュースらしくROXY的なロマンティシズムが全面に打ち出されている後期JAPANへの礎を築いた作品.オリジナリティと音作り.完成度では次作が上だと思うけど.発展途上だった彼等がある種の確信を持って造りあげた本作は決して完成はされていないけど魅力的.まだポップ色が強いので聴きやすく音もまだ「教えてもらっている」感は強いけど.ある種未完成な中期のカッコよさが詰まっている.「クワイエットライフ」この曲から僕の中の彼等は始まる.

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  • ★★★★★ 

    暴走機関車  |  TYO  |  不明  |  2006年10月17日

    ヴァージン盤のリマスタリングより、遥かに緻密で極太であるのがまず心地良い。過去の音源とは比較にもならない。リズム・セクションの技術の圧倒的な飛躍、そして何よりそれを演出出来る楽曲の素晴らしさは特筆。洗練されていくのは次作だが、ここにあるアンサンブル、コンセプトの統一感、アルバムとしての整合性は次作を凌ぐ。言葉遊びとも言えるレトリックも彼等らしい。「LOVES IN VOGUE」。

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  • ★★★★★ 

    21ヒッピーズ  |  福島県  |  不明  |  2006年08月08日

    いにしえの音楽雑誌ミユージックライフには当時彼等大フューチャーされてた。怪しいボーカルと無機質極まりないサウンド。ヨーロッパのデカダンスの香が充満して、もう、どうにでもしてて感じ

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  • ★★★★★ 

    L.J  |  群馬  |  不明  |  2006年05月24日

    文学としても最高です。陰影の深いサウンドに導かれながら、一曲一曲の歌詞を追って行くと、これが簡潔な言葉による、ひとつながりのドラマであることに気付く。ここでの彼らは全く逃避的ではなく、苦痛に満ちた現実に真剣に相対している。それが証拠に歌詞のどこをとっても苦い。私にとっては、どんなシネマよりも魅力的です。愛とはなぜこんなにも苦くて美しいものなのか?

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  • ★★★★★ 

    歌恋  |  東京都  |  不明  |  2006年04月23日

    ロキシー・ミュージックを手掛けたジョン・パンタープロデュース。全体がダークに彩られデヴィッド・シルヴィアンの欧州的美学観念、グラマラスでいて粘っこくてクールな歌声、独特な世界感とナルシズムの絡み合いや退廃美の憧憬がにじみ出ている傑作。

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  • ★★★★★ 

    AN  |  千葉  |  不明  |  2004年04月12日

    一般的にジャパンの最高傑作はラストの「ブリキの太鼓」と云われているが、実はメンバーが一番のお気に入りは、このアルバムって噂が昔あった気がする。私もこのアルバムが一番好きです。ややアクが強いブリキの太鼓よりは聴きやすいエレ・ポップで、とにかく捨て曲がない!ジャケットも最高!

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  • ★★★★★ 

    red G  |  茨城県  |  不明  |  2003年05月10日

    音楽の先生が言った。「自分の好きなレコードを1枚持って来い」。俺は颯爽とこの1枚を取り出した。針が落とされ、明るい音楽室に無機質な16分の旋律。「どうだ!聴きやがれ!」。・・・みんな寝てた。俺は満足だった。

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  • ★★★★★ 

    めぐ  |  東京  |  不明  |  2002年09月22日

    Quiet Lifeを初めて聴いた時の衝撃は今だに忘れられません。 暗いヨーロッパの哀愁を感じるサウンドはDavid Sylvianにしか創れない・・今でもそう信じています。

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  • ★★★★★ 

    giapponese  |  大阪  |  不明  |  2001年07月06日

    個人的にはJAPANのアルバムの中で一番好きです。3曲目はフランスの前衛作曲家に影響を受けたとかで、フランス語で歌っていて雰囲気もいい感じです。6曲目のヴェルヴェッツの曲の良さを理解し、他のどのアーティストよりも先にカバー。ラストの曲は日本風でかっちょいい

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  • ★★★★★ 

    はるるんママ  |  横浜市  |  不明  |  2000年11月23日

    イバラの赤い薔薇を潜りぬけ、宮殿にたどり着いた彼ら。不気味に冷たく生ぬるい風をきり、静かに踊る。その世界は、遥かに美しい。Davidのボーカル・スタイルを低音域に変え、1曲目を聴いたとたん、ドキドキ、ずるずる、New Worldへと引き込まれ、もはや出口は無い。みご

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  • ★★★★★ 

    ベイル  |  東京都  |  不明  |  2000年10月05日

    音楽を芸術の域にまで、変えたバンドJAPAN。現実から逃れる事が、生きる手段だった。声にもならない声を上げ、助けを待つ者たちに彼らは光りの道を与えてくれるだろう。

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  • ★★★☆☆ 

    ハンキー・ドリー  |  東京都  |  不明  |  2000年10月02日

    究極の逃避ソング「THE OTHER SIDE OF LIFE」は、どこか壮大な、スケールを思わせる一曲である。ベルベッツのカバー「ALL TOMMOROW’S PATIES」は、芸術。

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