燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  2010年03月17日

序曲で39歳のアバドの初々しい姿が観られるのが嬉しい。ポネルの演出は評価が分かれそうだが、続編の「フィガロの結婚」と併せ、全盛期のプライの芸達者ぶりは必見。フィルム撮りで古い映像にしては画質は良好も、音域が狭いのは残念。ＬＤのボックス輸入盤で初めて観て20年。日本語字幕が入り、随分安価になった・・・。

 

Lorenzaccio  |  Soka  |  不明  |  2008年09月11日

正直少々がっかりした。ポネルの演出は有名ですが映像ではそれが十分に発揮されていなかったような気が。舞台で発揮できる手法も映像には合わなかったのでしょうか？同じ舞台はスカラ座初来日でもお目見えしましたがその時の興奮には遠く及ばす。ベルガンサやアルバも年齢的に若々しさに程遠く評判のプライも今日的にはロッシーニ歌唱と表現には違和感が伴う。ダーラやモンタルソロはじめ脇役が良いのが救いだが主役級がこれではさすがのスカラ座の名舞台も見劣りしてしまう。