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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第6番 トーマス・ダウスゴー&ベルゲン・フィル

交響曲第6番 トーマス・ダウスゴー&ベルゲン・フィル

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    Papachan  |  北海道  |  不明  |  2020年09月29日

    初めてブルックナーの6番の「名演奏」と呼べるものに出会えました。これまで、誰の演奏で聴いても、ただの鈍重な曲にしか思えなかったのですが、この演奏を聴いて、5番や7番に十分比肩しうる名曲であると初めて気づきました。かなり早めのテンポで、それでいて軽すぎることなく、従来の鈍重な演奏の垢をきれいに払ってくれます。したがって、熱烈なブルックナー愛好家の中には、これを聴いて、「こんなのはブルックナーではない!」と、怒りだす方もいるかもしれません。この演奏はとりわけ第1楽章が見事。そう、この曲はこれぐらい早く演奏しなければ、その魅力が伝わらないのです。この演奏が何よりの証明です。ベルゲン・フィルもしっかりしたアンサンブルで、ダウスゴーの指揮にこたえています。第2楽章の落ち着いた味わいも格別です。少なくとも私にとってこの曲は、この演奏さえあればほかの演奏はすべて不要と断言できると思います。一般的には、だぼだぼの「メタボリック・ブルックナー」が、名演奏であると勘違いされているように思えてなりません。セルの3番・8番、ケルテスの4番、オーマンディの5番、そしてこのダウスゴーの6番と、「こんな人がブルックナーを振っていたの?」というものに、超ド級の名演奏が多いのは、必ずしも偶然ではないと思います。

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    よねさん  |  大阪府  |  不明  |  2020年03月28日

    オケのソノリティーは重厚・濃密で一般的なブルックナーのイメージに合致する。ただ第6に関しては、アンスフェルデン近郊の明るい爽やかな南墺的響きが欲しい。因みに記念館になっているブルックナーの生家で、一番多く掛かっている曲が第6で(4回訪問中、4回とも第6が流れていました)、少し違和感があります。指揮者も少し突進気味で、両端楽章のコーダのアッチェレランドはいただけない。無理してつくらなくても、ブルックナーの音楽は自然に高揚してクライマックスを築く。合奏も荒くなって感興を削ぐ。

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