(Duo Piano)Complete Symphonies : Piano Duo Dino Sequi & Gerhard Hofer (10CD)
Customer Reviews
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小川バッハ | 宮城県 | 不明 | 11/November/2024
二人の奏者が全身全霊をかけて達成した偉業。ブルックナーへの愛と敬意がひしひしと伝わってくる。1年に1曲ずつのライヴ録音だが、毎年、演奏後に感無量だったことだろう。楽章の合間をほとんど編集していないため(8番の1と2、3と4、9番の2と3の各楽章間は編集ありか?)、楽章間で休まずにすぐ次楽章を弾き始めていることが分かる。驚くべき集中力だ。テンポ、強弱の変化や強弱の幅などが、残響を考慮して設定されている。最強音でも音が濁らず、7番と8番の各4楽章のフィナーレなど、音を濁らせずに最強音を維持して頂点に達するところなどは迫力満点。7番1楽章、8番4楽章、9番3楽章での深々とした静けさの表現も見事。8番と9番で譜をめくるような音が聞きとれるが、暗譜で全曲弾いたのかどうか気になるところ。編曲も良い。目をつぶって聴くと、大聖堂でブルックナーの10曲のピアノソナタを聴いているように感じられる。3番はマーラー18歳の編曲だが、早熟ぶりに驚かされる。5番の編曲者は聞かない名前だが、全曲をピアノ用に編曲しているそうで、5番は曲の荘厳さが伝わってくる良い編曲だ。奏者が5番でこの編曲を選んだのも頷ける。8番4楽章の冒頭の編曲は軽過ぎる感じ。もっと低音を使って重量感を出してほしいところ。全曲とも、編曲の際にオクターヴのトレモロを多用する箇所が散見されるが、トレモロによって曲が軽くなってしまうことがあり、音を少なくした方がよかったと思われる箇所もある(9番3楽章の初めの方など)。拍手ありは、0〜2、8番のみで、その他の曲では拍手開始前に切ってあって余韻を欠く。聴衆と感動を共有できるように、全曲とも拍手を入れてほしかった。0 people agree with this review
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JAZZMAN | 神奈川県 | 不明 | 18/June/2021
ブルックナーの交響曲を聴くとき、あくまでも自分の場合、心の雑念を振り払って精神をクリスタルクリアな状態にしていないと音楽に深く入り込めないのです。このことは、名演であればあるほど当てはまります。あくまでも自分の場合です。ブルックナーの交響曲を聴くときは、ある儀式にのぞむときのような精神統一みたいなものが事前に必要なのです。しかし名演を聴いた後、すべてが満たされてしまったような恍惚感に襲われ、その後に音楽なんぞ聴きたくなくなります。ましてや、一日にブルックナーの交響曲を二曲も三曲も聴くなど、自分にとっては到底考えが及ばないことです。しかし、このCDセット、一日に3番と4番でも、5番と9番でもいくらでも聴けてしまいそうな勢いで、やや戸惑っております。ブルックナーの交響曲というよりは、人物としてのブルックナーが発する言葉に耳を傾けているようで心地良い。決して軽いという意味ではなく。2 people agree with this review
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R35sT | 熊本県 | 不明 | 20/March/2021
いつも楽しみにしている許光俊さんのエッセー。そのオススメに唆され買ってみたのですが、これが大ホームラン!ピアノでブルックナーがその姿を現すなんて想像も出来ませんでしたが、このデュオ奏者は本当に凄い。。。よっぽどブルックナーが好きなんだろうなぁ、とか余計なことを考えてしまうぐらい。リンツ旧大聖堂で1年に1曲ずつ演奏、10年かけた大企画。ライブだけにミスがあるのはやむなし。それよりこの素晴らしい世界観を味わうべきアルバム。0 people agree with this review
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あじ | 不明 | 不明 | 09/March/2021
ブルックナーを集めてる者としてこれは買いだと思いました。価格を考えれば満足できます。0 people agree with this review
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ウーヤーター | 東京都 | 不明 | 24/June/2020
ブルックナーの素朴な旋律と和声が、ピアノにより簡潔に表現されています。ああ、これもまたブルックナーなんだなぁと感激して鑑賞できます。録音も音像が適度で、音質も十分美しいと思いました。2 people agree with this review
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mid-massa | 三重県 | 不明 | 26/April/2020
久しぶりにじっくり聴けるBOXにめぐり会った。これは文献的価値もそうだが、やはり素晴らしい演奏である。何せ、改訂版のみというのが嬉しい!中でも第5番がベストと考える。第5番は最近ロジェヴェンの日本での演奏会盤が出て(嬉しいことに待望のシャルク版!)それを聴いたが、そのロジェヴェン盤に勝るとも劣らない、素晴らしい出来である。原典版の第5番は終楽章でかなり無駄な音型が多くて、ともするとくどいように思われる部分があるがシャルク版はそんな無駄を切り落としており、当時の聴衆に受け入れられやすいように改竄したのだが、この演奏を聴いているとむしろ、このようにした方が聴かれやすいように思うのは小生だけだろうか?他の曲も7番ではあのうるさいシンバルが聴かされずにすむし、8番も至福の演奏である。これは本当に久々に出会った名演である。原典版しか聴かない、認めない方々もおいでになろうが、ぜひ一聴願いたいセットである。ここまで生きてきて良かったと思えるセットである。もちろん文句なしの★個である。5 people agree with this review
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Human@TheEarth | 静岡県 | 不明 | 07/March/2020
一部に強音時の歪みがあったりミスタッチもあるものの、全体として興味深い演奏でした。Brucknerの交響曲をピアノで弾くと、すごくもの悲しい印象になったのは、意外でした。4 people agree with this review
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昭和の名盤楽派 | 東京都 | 不明 | 25/January/2020
演奏者に最大限の拍手を送りたい。素晴らしい演奏である。 大編成のオーケストラを要するブルックナーの交響曲をピアノ1台で表現するというのには最初は半信半疑であったが、1曲1曲聴いていくうちに正直すっかりハマってしまいました。初期の交響曲はまるで上質なピアノ・ソナタを聴いているようでオケで聴く以上に満足感が得られ、全作品を通しても、スケルツォ楽章は本盤のピアノ演奏の方が躍動感に溢れ、アダージョ楽章では抒情性が際立ち、曲想によってはある意味オケよりも雄弁に語っているようなところもあります。大聖堂での録音のため残響がかなり大きく賛否が分かれるところかも知れませんが、私はブルックナーの交響曲についてはこれはありと考えます。最近はベートーヴェン、ブラームスやマーラーの交響曲のピアノ編曲版がどんどん出てきていますが、このブルックナーはひとつの金字塔と言っても過言ではないと思います。2 people agree with this review
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コピーマスター | 千葉県 | 不明 | 22/January/2020
これ、ブルックナー・ファンなら聴くべきである。ブルックナーの交響曲は、弦のトレモロ、鳥のさえずりのような木管、そしてブラスの咆哮というサウンドと不可分の音楽ではないかとも思うが、当時の人はオケではなくピアノで聴いていたという。一聴してこれもアリだと納得してしまう。残響をたっぷりとった録音もあいまって(クレジットを見ればリンツのAlter dom!)4番の始まりのトレモロなどピアノであることに気付かない不思議な音響となっている。個人的には1番が最も好きかもしれない。あとは4番もよい。演奏は・・・一生懸命ピアノでオケを再現している!このピアノ連弾版でブルックナーの音楽をあらためて見つめてみると、やはり同時代の他の音楽の何にも似ていない。5連符的な衝突が交錯するところは、バッハ的ですらある。その個性の濃度が後期になればなるほど増していく変遷が聴けるのが面白い。価格も申し分なし。2 people agree with this review
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トラトラトラ | 佐賀県 | 不明 | 13/January/2020
ビルエバンス、キースジャレットとか好きな人にもオススメな素敵なピアノ音楽集です。3 people agree with this review
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カラジャン | 山口県 | 不明 | 09/January/2020
これは凄〜い‼ ブルックナーの交響曲全集(0番ー9番)のピアノ連弾版‼ 凄げーー‼ まずは交響曲第7番からですが、いわゆるブルックナー開始の原始霧の表現からして思いっきりクリソツ! 思わず顔がにやけて笑っちまった! いやはや、コレ、良いですわ‼ ブルックナーが好きなら絶対に聴いておくべき盤だと思います。0 people agree with this review
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boss | 長野県 | 不明 | 01/January/2020
2020年最初に入手したアルバム、交響曲のピアノ編曲版とピアノデュオによる演奏の楽しさ、ブルックナーの交響曲の素晴らしさ、曲の素晴らしさを伝えようとした門弟達や若き日のマーラーによる編曲の腕前の確かさ、このアルバムの魅力は計り知れません!4 people agree with this review
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桐嶋屋勝造 | 愛知県 | 不明 | 16/December/2019
CD-Rで出ていたものを毎年1枚づつ出るのを待って聴いてきました。 8番の深遠さがピアノ2台でよくここまで表現できるなと感心しながら引き込まれて聴きました。特に第3楽章が素晴らしいです。 ピアノ編曲者名がJoseph Schalkとなっています。2番と6番と7番もそうです。 5番の改悪とまで言われる改訂は弟のFranz Schalkの作で「随分なことをしてくれた人」と思っていました。 Franz Schalkも7番のピアノ版だけ関わっているようですが、このシリーズの素晴らしい演奏を聴くとFranz SchalkもJoseph Schalkもブルックナーの音楽を残したくて本当にやむを得ない改訂をしたのだろうと再評価したい気持ちになっています。 2018年に第9番が演奏されて、これでとうとう終了かと感慨深さと寂しさを感じていましたが、チクルス中に第0番の編曲版楽譜がみつかり、それを2019年に演奏して締めくくっています。 この素敵なエピソードを聞いて、ブルックナーが第0番の編曲版楽譜がここにあるよ、これも弾いてくれないかなとそっと差し出してくれたんじゃないかとか思ったりします。24 people agree with this review
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