Wilhelm Furtwangler / Stockholm Philharmonic : Beethoven, Brahms, R.Strauss, Wagner 1942-48 (4CD)
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Y.A | 兵庫県 | 不明 | 08/October/2019
このBoxはEMIが1972年に発売したベートーヴェンの8番、レオノーレのリハと本番、ブラームスのドイツレクイエムの他、すっかり馴染みとなった演奏が殆どである。しかしこのBoxには貴重な点がいくつかある。まず@「フルトヴェングラー馴染みのないオーケストラとどのように演奏したか?」という貴重な記録であることだ。レオノーレのリハをあらためて聴いて頂きたい。ここでのフルトヴェングラーは驚くべきことに、全く「基本的テクニック」しか指示してない。「そこはスタッカート」「常にインテンポで」「クレッシェンドは正確に」等々である。我々が抱く「フルトヴェングラーのイメージ」とはまるで違い、楽譜に忠実であることを徹底させている。ところが、有名な「ルツェルンのリハ」と聴き比べると雰囲気がまるで違うのだ。ルツェルンでのリハは、音色や音フレーズに関する指摘が明らかに多い。これは恐らく「フルトヴェングラーはオーケストラのレベルに応じてリハの仕方を変えていた」という貴重な証拠なのだ。質が高いオケには「ニュアンス」を、質が落ちるオケには「基本」を徹底して教え込んでいたのだろう。ベルリン フィルとのリハ録音がいくつか残っているが「素人には全く参考にならない」のはこういう点に起因している。次にA全て既発録音だが、現在「中古市場でも殆ど入手不可能なもの」が含まれている。特にドン ファンの復刻は嬉しい限りだ。 ここに収められた録音は「フルトヴェングラーの最上の演奏」ではない。また録音の質も落ちる。だが他のレーベルに比べ「スクラッチノイズ」は大きいものの、その分「高音がよく聴こえ」るので、聴きやすくなっている(「リハ録音が一番良い音だ」というのが少々皮肉な結果ではある)。 あくまで「コアなフルトヴェングラー ファン向け」であり本来なら「星4つ」だろうが、希少価値を加味し「5つ」とした。5 people agree with this review
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