トルコ民族の世界史

坂本勉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766428094
ISBN 10 : 4766428099
フォーマット
発行年月
2022年05月
日本
追加情報
:
222p;22

内容詳細

目次 : 序章 イスタンブルに民族の問題を見る/ 第1章 トルコ民族とは何か/ 第2章 ペルシア=イスラーム世界への道/ 第3章 東方キリスト教世界のトルコ化/ 第4章 未完のトルキスタン国家/ 第5章 アゼルバイジャン 二つの顔/ 第6章 変転するトルコ人の民族意識/ 終章 灰色の狼はよみがえるのか

【著者紹介】
坂本勉 : 慶應義塾大学名誉教授。専攻、近代イスラーム社会史・経済史、トルコ民族史。1945年生まれ。1969年慶應義塾大学文学部東洋史専攻卒業。1975年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部助手、助教授、教授を経て2011年より名誉教授。1976‐78年テヘラン大学・ケンブリッジ大学中東センターに留学、1987‐89年日本学術振興会西アジア地域センター派遣研究員およびアンカラ大学言語・歴史・地理学部講師としてトルコに滞在、1999‐2000年ボアジチ大学(イスタンブル)文理学部訪問教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MUNEKAZ さん

    広義の「トルコ」、突厥や鉄勒に代表される所謂テュルクの歴史を扱った一冊。言語的な広がりを見ると、ユーラシアの中央に大きなまとまりを持っているけれども、その内実はイスラームに飲み込まれ、ナショナリズムの嵐にも曝されて、民族的な一体感はそれほどでも。独立国として隣国アルメニアと対立する北部とイランの一地方になった南部という、地理上でのアゼルバイジャンの姿が象徴的。あと国家としての「トルコ」と民族としての「トルコ」は、きちんと分けて考えるべきということを再確認。意図的にその辺をごまかす主張には要注意である。

  • サケ太 さん

    トルコ民族とは何か。その始まりが、モンゴル高原にあったとは知らなかった。そこから広がっていくトルコ系民族。彼らの民族性が確立していく過程。トルコ系と言えば、トルコ共和国やオスマン帝国しか思い浮かばなかったのだが、実際は中央アジアを含めて数多くのトルコ系が存在していることにびっくりした。トルコの抱える民族問題。トルコの世界的な役割や推察される方向性。非常に興味深く読めた。

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坂本勉

関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科臨床福祉学専攻博士後期課満期退学。佛教大学社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。修士(社会学)、社会福祉士。現在、佛教大学社会福祉学部准教授。京都府八幡市介護保険事業計画等策定委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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