クリストフ・リュトゲ

人物・団体ページへ

「競争」は社会の役に立つのか 競争の倫理入門

クリストフ・リュトゲ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766426380
ISBN 10 : 476642638X
フォーマット
発行年月
2020年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
嶋津格 ,  
追加情報
:
229p;20

内容詳細

「資本主義」批判=「競争」批判であってはならない。競争を正しく行うことは倫理的である。

目次 : 第1章 競争の哲学的考察/ 第2章 競争の倫理的役割/ 第3章 競争批判はなぜ起こるのか/ 第4章 競争とエコロジー/ 第5章 教育における競争/ 第6章 医療と介護における競争/ 第7章 政治における競争/ 第8章 日常生活の競争/ 第9章 結論

【著者紹介】
クリストフ・リュトゲ : 1969年生まれ。ミュンヘン工科大学(TUM)教授。2019年より同大学AI倫理研究所所長。哲学、経営情報学を学んだ後、科学の経済哲学のテーマで博士論文を提出。TUMではビジネス・エシックス、科学技術の倫理、AI倫理等を講義する。著書多数

嶋津格 : 1949年生まれ。独協大学特任教授。千葉大学名誉教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やまやま さん

    競争は人間社会につきものであるが、時には疎んじられまた拒否される場合も多い。競争の後の報酬が素晴らしいので競争を奨励することもあるが、「勝てば何でもいいのか」と蔑まれることもある。この競争の倫理的性格を分析する。著者は(また訳者も)競争の「倫理的利益」を見極めようとする。今回勉強になったのは、ゼロサムゲームで競争をみると、自分の利益は相手の損失で、これは利己主義としては成立するが、人間の心情としては必ずしも納得できない。一方、プラスサムゲームなら、競争は豊かな社会への橋渡しとなるという点は新鮮であった。

  • Go Extreme さん

    競争の哲学的考察: 様々な競争の概念 資本主義に対する批判―市場批判か、競争批判か? 競争に対する批判 競争の倫理的役割: ラッセル ロールズ ヘッフェ イノベーションはなぜ起こるのか ハイエクの競争 ボーモルの競争 競争批判はなぜ起こるのか: 節度 企業家の役割 聖書のたとえ話 競争とエコロジー: 競争は環境を破壊するのか? 教育における競争: サブシステムとしての教育 医療と介護における競争 政治における競争 日常生活の競争: 常に新たな可能性を探れ 私的領域での競争の有用性 起業家精神と倫理

  • takao さん

    ふむ

  • 月の翼 さん

    ガイドラインなど規制がかかる競争は必要であると色々な哲学者の言説などをもとに論じてる。グローバル化した現代はゼロサムゲームじゃないからいろんな人がウィンになる!ってことも言ってた。うーん、、

  • Go Extreme さん

    ヘラクレイトス:戦争はすべての父 批判者:そのものを否定せず 拒否の背後:ゼロサム的考え方 ゼロサム思考からくる敵視を捨てるべき エコロジーにおける競争→倫理的改善 所与<組織されること 医療と介護の競争:条件の適切な設定 倫理:禁止の標識・一方通行→行動の抑制⇔新たな可能性を開く 大問題+小さな日常的問題 行動を活発化する役割 競争の哲学的考察 ラッセル・ロールズ・ヘッフェ・ハイエク・ボーモル 企業家の役割 節度 賢慮・自制・礼儀・勤勉・誠実 義務論と帰結主義 功利主義 開かれた帰結主義 競争の倫理

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

クリストフ・リュトゲ

1969年生まれ。ミュンヘン工科大学(TUM)教授。2019年より同大学AI倫理研究所所長。哲学、経営情報学を学んだ後、科学の経済哲学のテーマで博士論文を提出。TUMではビジネス・エシックス、科学技術の倫理、AI倫理等を講義する。著書多数

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品