河出書房新社編集部

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澁澤龍彦ふたたび 文藝別冊

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309979182
ISBN 10 : 4309979181
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
200p;21

内容詳細

没後30年、いま新たに澁澤が甦る。東雅夫篇澁澤コレクション、澁澤完全ガイド、主要著作ガイド、平野啓一郎、ヤマザキマリ、山崎ナオコーラ、嶽本のばら、三原ミツカズ、滝本誠など。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    没後30年、澁澤龍彦本が新刊、復刊問わず多数発行されています。そんな中でのムック本、澁澤龍彦の精神、美学が現在の文化人、ミュージシャン等の中に生きていることを感じました。中沢新一の澁澤龍彦論「水の発見」澁澤龍彦≒上杉謙信、澁澤龍彦≒織田信長がオススメです。30年前に今の会社の役員面接で最近一番気になったニュースはと訊ねられ、「澁澤龍彦死去」と応えたことを想い出しました。役員連中は誰も澁澤龍彦を知らなかったと思います(笑)来年辺りに澁澤龍彦全集(全24巻)を完読してみようかなぁ!6月は本書で読了です。

  • 里愛乍 さん

    昨年、知人に紹介していただいた『胡桃の中』を読んだんですけどごめんなさい先に此方を読むべきでしたね。きっと面白さの半分も理解できてない。東雅夫編によるアンソロジーで「ああこれが澁澤龍彦なのか」と妙な納得感を得るとともに、インタビューから知る「選択」と「類推」によるコレクターの由、著名人からの読み方≠フ指南書にもなりそうな寄稿の数々、サド裁判 最終意見陳述にあるワイセツについての力説?は今日にも通じる問題で非常に面白いと思いました。胡桃の中の再読は勿論、次は快楽主義を読んでみたいです。

  • ぐうぐう さん

    澁澤龍彦、没後三十年。しかし、その不在は意外なことに感じにくい。節目節目でフェアが開催され、企画展が催され、新しい編集で澁澤本が毎年のように新刊として刊行されるし、澁澤に影響を受けたであろう作家や作品が途切れることなく登場するからだ。鎌倉のあの屋敷の書斎で、主人は今でも原稿を書いているのではないかと、冗談抜きで思えてくる。現在『プリニウス』を連載中のヤマザキマリととり・みき、市川春子や三原ミツカズといった漫画家の寄稿が、澁澤ワールドの広がりを実感させる。巌谷國士のインタビューが一番の収穫。(つづく)

  • 阿部義彦 さん

    没後30年を記念に新たなメンバーによる澁澤龍彦のあれこれ。榎本了壱さんの絵巻物に圧倒されました。世代を超えて澁澤龍彦さんの魂は受け継がれて尽きることは無いんだろうと納得。山崎ナオコーラさんの寄稿が良かったです。今回何よりも良かったのは東雅夫さんによる、澁澤龍彦アンソロジーです。私も実は龍彦さんの小説はあまり読んではいないのでこの機会に「犬狼都市」あたりから読んでみたいです。

  • 伊野 さん

    没後30年という節目に刊行されたムック誌。思えば昨日が命日だった。しかしながら、読む人によっては、澁澤龍彦の作品は美意識に変革を迫るような性質がある。長年の友人であった巖谷國士は本書のインタビューのなかで「何でもかんでも読みあさって博識を得るというのではなくて、「選別」と「類推」によって成り立つ知識とイメージの宇宙みたいな人」と評しているが、この個別的なセレクションに琴線を刺激されると、たちまち引き込まれてしまうのかもしれない。これは集積型のネットの知識では得られない、この人だから成せる業。

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