フリッツ・ライバー

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跳躍者の時空 奇想コレクション

フリッツ・ライバー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309622057
ISBN 10 : 4309622054
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,382p

内容詳細

「SF史上最高の猫」との呼び声も高い、縞模様でIQ160のスーパー猫「ガミッチ」が挑んだ謎とは…。連作シリーズを中心に、アメリカ幻想文学界の巨人による選りすぐりの10篇を収録。

【著者紹介】
フリッツ・ライバー : 1910年、アメリカ、イリノイ州生まれ。シェイクスピア劇俳優を両親に持ち、幼い頃からエリザベス朝演劇や幻想小説に親しんだ。作家デビューは39年。時代をつねに先どりする形で作風を次々と変え、SF、ファンタシー、ホラーの各分野で偉大な足跡を残した。科学と魔法と迷信が渾然一体となった世界は、ほかに類を見ない。92年没

中村融 : 1960年、愛知県豊橋市生まれ。翻訳家・アンソロジスト。主に英米のSF、ファンタシーの紹介に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    可愛い表紙と帯に釣られました(笑)IQ160でオチビさんだった頃の夢は人間になって宇宙旅行に赴いたり、論文を発表することだった猫のガミッチ。悪魔で人間と対等に暮らしながらも世界の事象を思想するガミッチの思考と猫同士の生活が「吾輩は猫である」や「猫語の教科書」形式で描かれているのがキュート。特に「人間を滅ぼし、猫の世界を!」を言うスフィンクス型宇宙人とガミッチのコンタクトは強烈です。「ハムレット」はオチにやられ、「春の祝祭」は数字談義に隠された絶対的孤独の7から無限の8への転換に隠された伏線に驚愕しました。

  • くさてる さん

    短編集。時代を感じる描写もあるけれど、やはり最高のトラ猫、ガミッチを主役にした一連のシリーズがいちばん楽しく、面白かった。猫の擬人化ではあるけれどありがちな感じで収めていない、まさに「跳躍者」としての猫を描いているのがカッコいい。それ以外では、「骨のダイスを転がそう」「冬の蠅」「『ハムレット』の四人の亡霊」が良かったです。

  • 拓也 ◆mOrYeBoQbw さん

    【(^ΦωΦ^) 猫と読書(2月22日)】SF短篇集。SFとファンタジーの大家ライバーの短篇集で、内5篇がIQ160(自称)の天才子猫ガミッチが主役の連作短篇となってます(=ΦωΦ)ノシ、ガミッチと同居するいわゆるご主人様は〈馬肉のせんせい〉(ライバー)、そして妻の〈ネコちゃんおいで〉(ライバーの妻)と、著者夫妻も登場。ガミッチの日常を描いたり、夫婦のピンチをガミッチが助け(?)にいったりと楽しい冒険が繰り広げられます。他の短篇も名作できらりと光るものが多いです、また別の機会に紹介を(・ω・)ノシ

  • miroku さん

    金色の猫・ガミッチ・シリーズが秀逸♪ 猫好きはライバーの人生の一部であり、切り離せないのだろうなぁ。

  • バ度ホワイト さん

    あとがきに作者のあれこれが書かれていたので初めにそちらから読んでみた。この短編集には作者の体験や想いなど人生の断片があちらこちらにちりばめられている印象。特に奥様への愛。面白かったのはやはり猫のガミッチシリーズ。家族を観察し近い将来自分も人間になれると信じるガミッチ。鏡や水面に写るガミッチ複製に怯えながらも考察するガミッチ。楽しい。シリーズ最終作「三倍ぶち猫」はなにがなにやら・・その他では「ハムレットの四人の亡霊」が良かった。

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1910年、アメリカ、イリノイ州生まれ。シェイクスピア劇俳優を両親に持ち、幼い頃からエリザベス朝演劇や幻想小説に親しんだ。作家デビューは39年。時代をつねに先どりする形で作風を次々と変え、SF、ファンタシー、ホラーの各分野で偉大な足跡を残した。科学と魔法と迷信が渾然一体となった世界は、ほかに類を見な

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