世界の歴史 22 河出文庫

松田道雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309471815
ISBN 10 : 4309471811
フォーマット
出版社
発行年月
1990年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,391,19p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • けいこう さん

    思いがけないあとがきに思わず笑ってしまう。『私は「ランセット」だの「サイエンティフィック・アメリカン」だので、徒弟時代これはまだわからないといわれたことが、明快に説明されるのをたのしんでいてもいいらずだった。/リタイアード・ドクターがこんな本をかかねばならなくなったのは、マルクス主義を本職としている学者たちが「ロシアの革命」をかかなかったせいだ。この本をかいたあとで感じるのは被害感だけだ。』

  • じょあん さん

    物語 ロシア革命といった趣。だからこそというべきか固有名詞も多いのでロシア史初心者には整理が大変かも。とはいえ、この内容を押さえておくと、ロシアからソ連への繋がりが分かりやすくなる。それにしてもレーニンは随分と独善的な印象。

  • カール さん

    デカブリストの乱からトロツキーの暗殺までの1世紀に渡るロシア革命のその悲劇へと迫る。ロシア史は疎い為「世界史の窓」で片っ端から調べながら読む。かなり読み終わるまで時間がかかった。また読む予定。ただ、この本には哀愁を感じる。悪名高き特高から生き残った筋金入りの戦前社会主義者がロシアの現実を目の当たりにし、酷く失望した事は想像に難しくない。その全てがたった4ページ程の後書きに込められている。そして、この文庫が発売されてから1年後、ソ連は崩壊し歴史から消え去った。社会主義ブームとその終焉に何を見たのか気になる。

  • ソーシャ さん

    ロシア革命思想の研究でも知られる小児科医の著者が、デカブリストの反乱からスターリンの大粛清までのロシアの革命運動の歴史を描いた本。歴史学者っぽくない物語風の筆致で、各勢力のイデオロギーや動きが細かく解説されています。反体制側に立った記述が中心で帝政側の動きについては控えめな記述ですが、ロシア革命の前史の記述にも力が入っていますのでナロードニキ運動やロシア文学の時代背景に興味がある人にはおすすめできる本です。それにしても各勢力のイデオロギーや動きが本当にややこしいですね。

  • フェイ さん

    19世紀からのロシアの社会主義運動の歴史に始まり大粛清・トロツキー死亡まで。 次々と現れる社会主義運動家が行う試みが失敗し、路線対立しながらも革命に至る。とはいえ、路線対立によって社会主義陣営内部はもちろん、なんとかブルジョア路線にもっていきたいブルジョアジーもあって、右往左往しながら臨時政府を倒してついにソビエトが権力を獲得するのだった。 しかし、本巻についてマルクス主義者が書きたがらないからしぶしぶ書いたというなげやりなあとがきに笑いつつ、学者でないのにここまで詳細に書けるのは凄いの一言である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品