ジェイムズ ジョイス

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フィネガンズ・ウェイク 3・4 河出文庫

ジェイムズ ジョイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309462363
ISBN 10 : 4309462367
フォーマット
出版社
発行年月
2004年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,480p

内容詳細

海に流れこむアナ・リヴィアの限りなく美しい独白でこの極北の文学は閉じられる。無限の循還と回帰を内包しながら―。

【著者紹介】
ジェイムズ ジョイス : 1882‐1941年。アイルランドの作家。ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジ卒業。三十歳で母国を出てからは、パリ、トリエステ、チューリヒなどを転々とする。主著に『ユリシーズ』などがある

柳瀬尚紀 : 1943年北海道生まれ。早稲田大学大学院修了。英米文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    後半などは随分と読みやすいが、訳者の作品を読んでいるのだなという複雑な気持ちが読めば読むほど強くなる。フィネガンズの通夜〜夜の語りが延々と続くが、通夜は日本のように親族や友人が、語り明かすものなのだろうか。思考が浮遊し、炸裂し、歴史や神話に出てきた人があちこちに現れる。そしてまた思考は繰り返す…。その思考は博識の天才的頭脳の中で繰り広げられるものだから、完全に付いていくのは不可能だ。原作のオーディオブックがあれば、聴きながら読み進めたいと思う。とにもかくにも読了。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年1155冊め。【79-3/G1000】内容を理解できたか否かは問題じゃない。ただ、読み切ったというこの達成感。今後の人生で読み返すことがあるとは思えないけれど、いつか日本語解説本が出ることをに期待する。「最後にはピリオドを伴わずに定冠詞 the がおかれ、この定冠詞が第1巻冒頭の語 riverrun にそのまま続いており、作品全体が人類の意識の流れの終わりなき円環をなすことが示される(wikiより)」らしいので、1巻冒頭を確認して読了とする。【第2回G1000チャレンジ】

  • たーぼー さん

    祇園精舎の鐘の音と共に優しく響き渡るアナ・リヴィアの讃美歌を左耳で聴きながら、狂気以外の何者でもない読書体験が終焉した。これはまさしく、神と聖母と聖パトリックからの祝福が有って然るべきであろう。しかし、某大学には、この書の研究会の為に特別な一室が設けられたというから驚きである。しかし、何も昔々のにゃんごろな物語と現在(といっても昔だが)の数奇な航跡(ウェイク)は完結したようで終わらない。清水義範の『船が州を上へ行く』(フネガ・スオウエイク)が待ち受ける。無限循環を成すウロボロスを巻き付けながら。アーメン。

  • 塩崎ツトム さん

    途中でなんだか名前の判別できる登場人物が出てきて「おや? 読めるかも?」と思ったらそれは完全な錯覚だった。そして結局わけわからんまま物語は終わる……と思いきや、wikipediaによると、ラストで振り出しに戻されるという。もう一周する? いやーはっはっは(乾いた笑い)

  • あかつや さん

    やっぱ最後は感動するな。この感動が小説そのものの内容からくるのか、これをとりあえず読み上げた達成感からくるのか、まあ多分両方だろう。続けて2周してわかったのは、自分が理解できた表層の部分に比べて、わかっていない部分がいかに広大であるかってことで、こりゃまさに氷岩である。でもだからこそ取り組む甲斐もあるし、読み上げた後にもう新しい周回に入りたいという中毒性にも繋がっている。わからないからこその面白さなのだろう。でもさすがにもう感想を書くのがめんどくせえ。あとは登録せずにのんびりチビチビやっていこうと思う。

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ジェイムズ ジョイス

1882年2月2日ジョン・スタニスロース・ジョイスとメアリー・ジェーン・マリーの第一子としてアイルランド・ダブリンに生まれる。1888年9月‐1891年6月キルデア県サリンズのクロンゴーズ・ウッド・カレッジ在学、1893年4月‐1898年6月ダブリン、ベルヴェディア・カレッジ在学、1898年9月ユニ

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