世界怪談名作集 上 河出文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309462226
ISBN 10 : 4309462227
フォーマット
出版社
発行年月
2002年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,300p

内容詳細

『半七捕物帳』で有名な岡本綺堂は怪談の名手でもあった。名アンソロジスト振りを発揮した本書で、極上の語りによるとっておきの怖い話をご賞味あれ。

【著者紹介】
岡本綺堂 : 本名敬二。1872年、旧御家人を父として東京に生まれる。東京府中学校卒業後、東京日日新聞に入社。記者の傍ら戯曲を書き、『修禅寺物語』『番長皿屋敷』等の名作を発表。定評ある江戸風俗の確かな知識は、人気を博した捕物帳の嚆矢「半七捕物帳」シリーズ、『三浦老人昔話』等の小説に遺憾なくいかされている。1939年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    リットン:霊の出現が直球…かと思ったら人為が絡んでいると無理やり説得しだして最後はオカルト装置に集約かっ!、プーシキン:男の身勝手!、妖物=“イット・フォローズ”、クラリモンド:自慢話(^w^)、信号手:予兆(T^T)、デフォー:思い込み(+.+)、ホーソーン:男の身勝手(笑)、さて基本中の基本といって過言ではないだろう、タイトルの名に恥じない名作怪談の数々をチョイスしておられるのはさすがだし、当時にあってこの博識には頭が下がる思いだ。是非、一家に一冊!いや上下で二冊(笑)

  • Yu。 さん

    恐ろしき怪異の背景には彼らの無念の叫びが‥ リットン「貸家」。あげて あげて、落とす‥ プーシキン「スペードの女王」。本当の所はどうなのか‥という想像力を掻き立てる面白さがそこにある「妖物」。誰にも相談出来ないこれぞ究極の恋愛怪談 ゴーチェ「クラリモンド」。男の不幸に行き着くまでの奇妙で不可思議な暗示的ドラマに魅せられる「信号手」。今も昔も第三者の視点ってこうなんだよね‥ デフォー「ヴィール夫人の亡霊」。解毒が逆に仇となる悲劇‥ ホーソーン「ラッパチーニの娘」。といった綺堂 編・訳の世界怪談名作集 上巻。

  • 行加 さん

    久々に再読。綺堂の、淡々として、簡潔なのに雰囲気がある文章は、本当にいいですv 多分「ラッパチーニの娘」はここでしか目にしてないかも(^_^;) 怖いけどとても魅惑的で、最後が切ないお話でした! あと、ピアズの「怪物」。プレ〇ターみたいwww というか、今で言えば光学迷彩ですねwww(なんて書くと、怪談の面白味が台無しですが;)あと、各作者の紹介文も、味があって好きですv

  • 林 一歩 さん

    選択した作品群は現在から見ると期限切れではあるが、綺堂翁の翻訳は絶妙だなと感服する次第。

  • topo さん

    リットン「貸家」、プーシキン「スペードの女王」など世界の傑作・怪作7編アンソロジー。重厚かつ流麗な岡本綺堂の訳文にうっとりする。中でもゴーチェ「クラリモンド」の美しさ!吸血鬼のミスコンがあればクラリモンドが優勝するのでは。 「ロビンソン・クルーソー」でお馴染みのデフォー「ヴィール夫人の亡霊」も好き。心優しい亡霊。 クラシックホラーが持つ、夕陽が放つ震える光のような独特の哀愁、テーブルクロスの下からそっと忍び寄る魔の手のごとく静かな恐怖を存分に味わった。

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