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きょうのできごと 増補新版 河出文庫

柴崎友香

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309416243
ISBN 10 : 4309416241
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan

Content Description

京都で開かれた引っ越し記念飲み会。そこに集まり、出会いすれ違う、男女のせつない一夜を描く、芥川賞作家の不朽の名作の増補新版。行定勲監督で映画化された本篇、映画撮影の夜に迷いこんだ作者と登場人物が語る「きょうのできごとのつづきのできごと」に加え、映画から生まれた番外篇「もうひとつの、きょうのできごと」を収録。

【著者紹介】
柴崎友香 : 1973年、大阪府生まれ。2000年、『きょうのできごと』で作家デビュー。同作は行定勲監督によって映画化。『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、『春の庭』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さてさて

    『わたしはいくつかの車のテイルランプを目で追いながら、今日あったことを思い返していた』。誰にでもあるそんな瞬間の一つひとつを淡々と綴っていくこの作品。そこには、行定勲監督が映画化した5つの短編を軸に、二つの短編が併録、大学生たちのたわいもない日常の一コマが記されていました。関西弁の味わいが物語の雰囲気感を上手く形作っていくこの作品。どこまでも淡々とした内容に、他人の日常をぼんやり見ているような感覚にもなるこの作品。映像が目に浮かぶような柴崎友香さんの巧みな筆致に、行定監督の映画も見てみたくなる作品でした。

  • hiro

    『その街の今は』『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』を続けて読んだが、初めて読んだ柴崎作品の『きょうのできごと』に増補新版が出ていることを知って、再読してみた。関西人だから関西弁の小説を違和感なく読めることも大きいと思うが、『その街』『次の町』にも共通する、大きなことが起こるわけでもない日常を切り取って描く柴崎さんの作品は、再読でも初読のときと変わらず心地よく読める。この心地よさは吉田修一さんの『横道世之介』を読んだときと似ているように感じた。次は映画化された『寝ても覚めても』を読もうと思う。

  • かみぶくろ

    なんにも起こらない、いつもの1日。なのにそれが奇跡みたいなことに思える。

  • hiro

    先日読んだ柴崎さんの『あらゆることは今起こる』にこの『きょうのできごと』がでていた。なんでもない一日を描いたこの作品が好きで二度読んでいるがまた無性に読みたくなり、今度は電子書籍を購入して五年振りに読んだ。やはり忘れているところも多かったが、普段ミステリを多く読んでいるためか、吉田修一さんのなんでもない一日みたいな主人公の横道世之介シリーズや、なんでもない一日を描いたこのような作品が心にしみる。ここに出てきた出町柳駅へ行って糺の森で開かれている古書市で『…十年後』を探して、彼・彼女らに会いに行こうと思う。

  • 里愛乍

    なんて事のない日常を切り取ったかのような、日々を生きる若者たちの一日のできごと。聞き触りのよい流暢な関西弁と、会話から伺える人間関係から、読んでいて自分もそこに参加してるような気持ちで読んでました。なんとなく気になる二人組はちよちゃんとかわちくんかな。なんか拙さも含めて可愛い。去年の朗読劇で見た演技の凄さのせいか、完全にこのふたりを堀江瞬さんの声で読んでました…もちろんひとり二役で⭐︎

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