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文学批判序説 小説論=批評論

蓮実重彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309404509
ISBN 10 : 4309404502
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1995
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅん

    10年ほどの年月の中で書かれた文芸批評を一つの流れになるように構成した一冊。手元にないまま感想を書くので論旨を記せないが、「物語」への批判意識は『物語批判序説』より明確に出ている気がする。小林秀雄に批判的、吉本隆明には共感を示す。柄谷行人に対しては実は厳しい。これは後の人間関係を見ると意外にみえるが、文章を読んでいくとなんかわかる。柄谷のストイシズムに比べて、吉本と蓮實はエピキュリアンに見えるからだ。それは禁欲的・快楽的という差ではなく、限定された環境に貧しさを見るか豊かさを見るかの差としてある。

  • うえ

    「小林秀雄の『本居宣長』にあって、宣長はまず「謎めいた人」として登場する…「分析しにくい感情が動揺している」というが、その動揺する感情とは、小林秀雄の存在と親しく合体しえた宣長自身の思想にほかならない。「宣長の仕事は、批評や非難を承知の上のものだつたのではないでせうか」という思わず口をついて出た言葉に折口信夫が「黙つて答へ」なかったとき、だから小林は、「私は恥かしかつた」などと思う必要など毛頭なかったわけだ。そうした言葉を語らせているのは、彼の内部にすでに住みついている宣長の思想そのもの」

  • bittersweet symphony

    未読本棚最古参グループの一冊。制度や物語を批判することは制度や物語を補強する結果にしかならないので違う戦略が本当は必要だが、それが何だか分からないのでとりあえず制度や物語を一般人には気づかれないやり方でずらしつつ模倣する事をやってみる、という事なのだけれど、これを継続的にやる事に意味があるかどうかはわかりません。修辞的にはやはり仏文の影響がシンプルに出ているんでしょうね。

  • 小川一輝

    青土社で出されたものが見つからないのでこちらで登録。物語や表象を巡る罠を蓮實らしく難解に批評、という安易な感想こそ退屈な表象を再生産する制度に囚われた言葉として撃たれるものなのだろう。後藤明生の『挟み撃ち』を戦争によって決定的に取り違えてしまった男の物語として読んでしまう私には橋の真ん中をちょっといったところという空間が生み出す宙ぶらりんの感覚を読み損ねたのは残念至極。児童文学家にして蓮實の同窓の天沢退二郎の作品に対する批評は一読の価値あり。これを理解できる人がいるのだろうか?そもそも理解とは?読むとは?

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