新井悟 (元川崎市市民ミュージアム学芸員)

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古鏡のひみつ 「鏡の裏の世界」をさぐる

新井悟 (元川崎市市民ミュージアム学芸員)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309227467
ISBN 10 : 4309227465
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
新井悟 ,  

Content Description

天皇の即位にはなぜ「鏡」が必要なのか?古代人を魅了し、王権のシンボルとなった鏡。日本人にとって鏡とは何だったのか―独自に発展した文化を解き明かす!鏡の神秘をさぐる話題の企画展が書籍化!!本で楽しむ博物館。

目次 : 序章 ようこそ、鏡の裏側の世界へ/ 第1章 古代人は鏡に何を見たか?/ 第2章 変化する中国鏡/ 第3章 日本の鏡のオリジナリティ/ 第4章 ムラの鏡、古墳の鏡/ 第5章 鏡の向こう側の世界へ

【著者紹介】
新井悟 : 考古学。1969年東京都生まれ。2001年明治大学大学院博士後期課程学位取得修了、博士(史学)。元川崎市市民ミュージアム学芸員。川崎市教育委員会事務局文化財課(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐっちー

    遺跡から発掘される古鏡の歴史から作り方までざっくり学べた。今までに博物館などで見学した鏡は主に西日本出土の鏡で関東出土の物は特に興味深かった。まだまだ謎が多く、今後の研究の成果にも期待したい。

  • 魏志倭人伝には「汝好物」と記され、弥生時代に大陸から初めて持ち込まれ、古墳時代には国内生産もされるようになった古鏡についての本。おなじみ三角縁神獣鏡から古墳時代の入母屋造や高床式等異なった四棟の家屋を描いた鏡、「ネコ顔の芋虫状の獣形」(原文ママ)を描いた鼉竜鏡まで盛りだくさん。「ネコ顔の芋虫状の獣形」がドアップで見たかった。大陸から倭王権へ、中央から地方の豪族への贈与品として伝わるあたり、中華システムの浸透の証でもあるのだなあと。

  • 月をみるもの

    なんか裏にグニャグニャした模様が描かれてる、、、、程度の認識を、完全に塗り替えてもらった。。。山梨に行けば、表にちゃんとモノが映る古鏡に出会えるんだろうか。。鈴鏡の音も聞いてみたい。。

  • やま

    銅鏡はあまり得意じゃないのですが、写真につられて読みました。中国で作られた鏡や日本で作られてた鏡にわけて解説してあります。内行花文鏡は今では名前が変わったんですね。

  • みいやん

    やたら難解な漢字の並ぶ名称の古鏡が少し理解できたような。ネコ顔で芋虫状の獣をもっとはっきり見たかった。

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