読めなくても大丈夫!中世の古文書入門 視点で変わるオモシロさ!

小島道裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309226859
ISBN 10 : 430922685X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
127p;21

内容詳細

頼朝から信長・秀吉・家康たちまで、心の内が見て取れる―古文書やくずし字の知識がなくても楽しめる中世の文書。

目次 : 第1章 朝廷と天皇の文書/ 第2章 武家の文書/ 第3章 文書が残るということ/ 第4章 さまざまな契約書/ 第5章 組織と儀礼/ 第6章 戦国大名の文書/ 第7章 近世の文書へ

【著者紹介】
小島道裕 : 国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授。日本中近世史専攻。1956年神奈川県生まれ。1985年京都大学大学院博士課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 軍縮地球市民shinshin さん

    国立歴史民俗博物館の展示図録を元にした本。「読めなくても大丈夫!」とあるように、古文書学の書札礼に絞り込んだ内容で、なかなか面白い。古文書の様式の原点は律令なんだなぁと再確認。近世になると書札礼が崩れてくるので、きっちりと書札礼で上下関係が分かる中世はやはり古文書学の花形だと思った。信長の禁制が検討されていたが、室町幕府のものを緻密に踏襲していたとは!「革命児」信長のイメージは戦後形成されたものだが、これは裏付けとなっている。後北条の方が室町幕府の書式を無視しているのが面白い。

  • yamahiko さん

    読めなくてもとても面白く読めました。 文書のルールの一端に触れることができました。承候了。

  • クサバナリスト さん

    サブタイトルにある『読めなくても大丈夫』の通り、古文書を読むのではなく、その書かれた形式からその古文書の意味するものを読みとくという内容だった。様式、形式を眺めるだけでも色んな情報が埋まっていることが分かる。カラー版なので分かりやすかった。

  • 鯖 さん

    八条女院の反古にしたメモ帖の裏紙から偶然みつかった義経からの書状が面白かった。直筆で、平家滅亡した後の伊予国は安定してますというだけのものだけど、汚部屋の八条女院様と思うと「アー、捨てられない人だもんね」ってなった。たぶん今と紙の価値が違うってだけだろうけど、汚部屋の人ってなんでもとっておくタイプ多いし。尊氏が戦さの前に「勝ったらここの土地やるからね」っていう書状は相変わらず尊氏フォントがプリティで、筆先がどうも安定してないというかぷるぷるしてたんだろうなというのが偲ばれてとてもかわいい。

  • 藤の香り さん

    国立歴史民俗博物館で始まった企画展示と同様のテーマで 前回2013年に開催された展示を元に書籍化されたものです。 (今回の展示は前回よりもさらに展示数が増えて、 説明も充実しているそうです。 遠いけれど、これは観たい❣️) タイトル「読めなくても大丈夫」の通り、 花押の書き方、古文書の見方、構成の見方などを 有名な方々の文書を使って解説されています。 もしかしたら図録よりも詳しく楽しい内容かもしれないですね。(図録は見てないから憶測です) 今回の展示の予習に❣️

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