アントニオ・スクラーティ

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小説ムッソリーニ 世紀の落とし子 下

アントニオ・スクラーティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309208350
ISBN 10 : 4309208355
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
457p;20

内容詳細

ローマ進軍と独裁。カンピエッロ賞、ヴィアレッジョ賞など、イタリアの有名な文学賞を総なめにしてきた注目の作家が送る話題のドキュメンタリー小説!イタリアに一大センセーションを巻き起こした大傑作。

【著者紹介】
アントニオ・スクラーティ : 1969年、ナポリ生まれ。現在はミラノのIULM大学で比較文学およびクリエイティブ・ライティングを教えている。2002年、ルネサンス期のイタリアを舞台とする歴史長篇小説で、デビュー作となる『闘争のくぐもった音』をミラノの大手出版社ボンピアーニから刊行する。2005年には、コロンバイン高校の銃乱射事件から着想を得た第2作『生き残り』で、ストレーガ賞と並ぶイタリアの有名な文学賞カンピエッロ賞を受賞する。その後も小説の発表を続け、2015年には『私たちの生涯の最良の時』(望月紀子訳、青土社、2020年)により、由緒ある文学賞ヴィアレッジョ賞を受賞。2018年刊行と同時にベストセラーになった『小説ムッソリーニ―世紀の落とし子』で、翌年にストレーガ賞を受賞

栗原俊秀 : 翻訳家。1983年生まれ。C.アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)で、第2回須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    上下巻、1,000頁弱、完読しました。ボリュームがあるので、ムッソリーニの生涯を描いた作品かと思いきや、政権を獲るまでの6年間の物語でした。本書は四部作の第一部だということです。期待していた内容とは異なりますが、ムッソリーニの人となりはわかりました。ヒトラーと対比されることが多いですが、ムッソリーニ に関する著書が少ないのもある意味納得です。第二部(イタリアでは発行済)以降を読むかどうかは微妙です。 https://web.kawade.co.jp/bungei/22539/

  • 大森黃馨 さん

    この書の読後に持ちたる邪道な感想それは戦前期の日本は色々と言われるが無論褒められたものではないもののよく巷に言われるが如く我々日本人は特別下等な民族の証明では無く割と世界的に普遍的な歴史やその流れであったのではないかという事それにしても当作品は当初は物凄く読み辛く嫌々だったのにふと気がつけばすらすらぐいぐいと夢中で読み進めていた事前に他から基礎知識を得ておかねばならない欠点はあるものの佳作な良書で続編が大変に楽しみである

  • lico さん

    『ファシズムとは要するにはったりに過ぎないが、それはじつに多彩で豊富なはったりなのだ(191P)』下巻ではローマ進軍からマッテオッティ事件までが描かれている。暴力がある程度許容されていた時代がつい100年前まで存在していたことにどこか不思議な感覚を覚える。ムッソリーニを追い詰める多くの事柄がファシズムに端を発していることに気付かされる。不満と恐怖を利用ししながらも、それら二つの感情の発露である暴力の暴発を防ぐことができずに右往左往する姿は滑稽でありながら、それらの危機を乗り越える姿にはどこか魅力を感じる。

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1969年、ナポリ生まれ。現在はミラノのIULM大学で比較文学およびクリエイティブ・ライティングを教えている。2002年、ルネサンス期のイタリアを舞台とする歴史長篇小説で、デビュー作となる『闘争のくぐもった音』をミラノの大手出版社ボンピアーニから刊行する。2005年には、コロンバイン高校の銃乱射事件

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