ジャン・マリギュスターヴ・ル・クレジオ

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Books

地上の見知らぬ少年

ジャン・マリギュスターヴ・ル・クレジオ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309205359
ISBN 10 : 4309205356
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan

Content Description

はじめて地上に降り立った少年の無垢な瞳に、世界はどのように映るのか…。名作「海を見たことがなかった少年」と同時期に発表され、ル・クレジオ文学の大きな転換点となった傑作長編エッセイ、待望の邦訳。

【著者紹介】
J・M・G・ル・クレジオ : 1940年南仏ニース生まれ。1963年のデビュー作『調書』でルノドー賞を受賞し、一躍時代の寵児となる。その後も話題作をつぎつぎに発表するかたわら、インディオの文化・神話研究に着手するなど、文明の周縁に対する興味を深めていく。評論・エッセイも数多く上梓。2008年ノーベル文学賞受賞

鈴木雅生訳 : 1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。パリ第四大学博士(文学)。現在、共立女子大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    若い頃の内省的というか、徹底して自意識にこだわり、自意識の破壊にまで至ろうというような内向の文学から、森羅万象を感受し万物に呼応し、どこまでも伸びやかで、広い世界に開かれた文学へとル・クレジオの文学世界が深化し、且つある意味で平明にもなる、その変わり目を示す本のひとつが本書なのである: http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2010/04/post-28db.html 

  • 踊る猫

    安直な表現になるのだけど、やはりこの小説(と、ぼくは受け取った。あるいは詩なのか?)は哲学と隣り合わせにある。ル・クレジオが世界を見る眼差しは、実存主義の哲学者とも共振するのでは、と(哲学に関しては門外漢なので間違っているかもしれない)。もしくはリルケの散文をも想起する。ひとりの人間の世俗的な価値観、生と死で完結する価値観を超えてこの世界/この宇宙を丸ごと見据え、語る。なるほどそれは、敢えて言えば「ぬるい」ヒューマニズムを出ないものかもしれない。人の価値観を丸ごと変えるアブなさはないが、侮れない本だと思う

  • 多聞

    世界を肯定するための断章。少年はクレジオの分身であり、「彼」のようにありたいという願望が具現化したものである。新しい自分への変化という願望を作中で実現させたクレジオの考察は、空を飛び回るように自由に飛躍し続け、展開していく散文は音楽的で美しい。クレジオの作品は本作ではじめて読んだこともあり、他の作品を読むのがますます楽しみになった。

  • 吟遊

    詩的なエッセイ。詩情のまばゆさのなかに理屈っぽさが混じり、光と海と少年の無垢を求めて、インディオにたどりつく。それはル・クレジオの原体験ともなったインディオとの生活時間に根ざしている。そして、エッセイは多幸感と躁転とも言うべき、純粋さを目指して、分厚い書物に結実する。筆力。

  • 磁石

    エッセイ集だけど、一遍の長い詩か歌のような文章。意識が引き起こす対立や重みから解放されている少年が紡ぐ、音楽のような物語。読み終えたあと、体で感じられるもの見える・聞こえる風景やモノをもう一度見返してみたくなる。

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