猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか 80年代プロレス暗闘史

花池湖南

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309025506
ISBN 10 : 4309025501
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
330p;20

内容詳細

新日VS全日、生き残りを賭けた“場外死闘”の内幕!プロレス黄金期の絶頂と落日を深層解読。

目次 : 序章 前史―馬場が敗北、猪木が勝利した10年戦争―破綻寸前まで追い込まれていた全日本の凋落/ 1章 1981年スタン・ハンセンの衝撃―全日本消滅への「最後の詰め」を誤った新日本/ 2章 1982年タイガーマスクの天下―超天才の煌きで隠された、猪木・新日本の綻び/ 3章 1983年長州力の驀進―IWGP迷走に始まる、猪木バブルの崩壊と革命の勃発/ 4章 1984年藤原喜明の悶絶―第1次UWFが提示した、馬場・猪木抜きのプロレス/ 5章 1985年ブルーザー・ブロディの咆哮―落日の猪木、復権する馬場、そして革命勢力の蹉跌/ 6章 1986年前田日明の風雲―猪木神話の終焉と新格闘王伝説の始まり/ 7章 1987年天龍源一郎の決意―旧態依然の全日を変えた、造反なき革命/ 8章 1988年藤波辰爾の挫折―飛龍革命の失敗とともに始まる第2次UWFの快進撃/ 9章 1989年そして、ドームへ―テレビプロレスが終わり、次世代の成功が準備された

【著者紹介】
西花池湖南 : 1961年生まれ。同志社大学卒。1980年代から90年代にかけて新書をメインにした出版社に在籍。当時、売れないとされてきた「活字プロレス路線」と新書哲学を組み合わせ、十数冊に及ぶプロレス探究本を世に問い、好評を博す。その後、一時出版界から距離をおいていたが、このたび、21世紀以降に明らかにされた諸事実をもとに、プロレス芸術を後世に伝え、新たな活字プロレスの世界を提示すべく、筆をとった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • TCD NOK さん

    小学生だった当時、何で馬場は猪木と戦わないのか、何で同じ週に別のテレビ局でプロレスを放映していたのか疑問だった。そして、色々事情があったことを知り、リングの上よりも外国人レスラーの引き抜き、長州のジャパン、越中の移籍など新日と全日の興行合戦とかに興味をそそられてしまった。裏での企業としてのつぶし合いより、プロレス団体同士、リングで雌雄を決して、勝ったほうが傘下に治めるとか戦国時代みたいにやってほしかった。ちなみに自分は全日派でした。

  • 0607xxx さん

    1980年代のプロレス史は、新日VS全日本ひいては猪木VS馬場の生き残りを賭けた正に仁義なき戦い。参考文献を元に書かれた一冊なので、目新しい情報はなくコアなファンには物足りなさがあるかと思うが、昭和プロレスの入門書としては読みやすく、値は張るがおすすめな一冊。

  • 豊平川散歩 さん

    自分の中では1番栄えた時代の回想録。あの頃の状況変化は目まぐるしい。まさかタイガーマスクが辞めるとは、外国人レスラーの引き抜き合戦になるとは思わなかった。そんな中長州の勇気あるフライングがなければ、天龍革命もなかった。猪木に裏切られなければ前田も新日で終わっていたかも。FMWの出現もなかったかも。その時代に自分がいたことが、本当に良かった。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    1980年代からの猪木、馬場時代とその終焉まで。 猪木の新日本に視聴率、観客数で圧倒的に負けた馬場は、経営を日テレに奪われる。新日のブッチャー引き抜きで、引き抜き合戦が始まる。。。。 1984年くらいまではみてたけど、 長州が抜けて、UWFが抜けて、ストロングマシーンが登場して、、、そこらへんから急激にプロレスが面白く無くなり見なくなりました。猪木、馬場という絶対的経営者の元での、組織内の権力争いが背後にあり、それでリングの流れが変わり、われわれ一般人は熱したり冷めたり、、、

  • 摩訶不志木 さん

    日本プロレス界の激動の80年代を記した教科書的な一冊。新日本(猪木)VS全日本(馬場)の構図に始まり、長州離脱やUWFの台頭、テレビプロレスの崩壊…。こうして猪木と馬場の時代は終わっていったわけだ。とても勉強になった。

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