私のロシア文学 文春学藝ライブラリー

渡辺京二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168130267
ISBN 10 : 4168130266
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
282p;16

内容詳細

作品を読むのは生きた経験をすることです―本書は、少年時代からロシア文学を愛してやまない著者が、チェーホフ、プーシキン、ブーニン、ブルガーコフなど十九世紀作品を中心に縦横に語り尽くすオリジナル文学講義!

目次 : 第1講 プーシキン『エヴゲーニイ・オネーギン』を読む/ 第2講 ブーニン『暗い並木道』を読む/ 第3講 チェーホフ『犬を連れた奥さん』を読む/ 第4講 プーシキン『大尉の娘』を読む/ 第5講 ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』を読む/ ロシア文学と私

【著者紹介】
渡辺京二 : 1930年京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文化教育研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    題名の通り渡辺京二さんによるロシア文学の紹介となっています。トルストイやツルゲーネフ、ドストエフスキーではなく、プーシキン、ブーニン、チェーホフ、ブルガーコフによる5作品に関する内容が作家論や書かれた背景とともに描かれていて私にはかなり作品自体もそうですが新鮮に感じられました。とくにブーニンとブルガーコフの作品は読みたい気がします。

  • マーブル さん

    著者が挙げているロシア文学の特徴を抜き出してみると、  「ふさぎの虫」つまりトスカは、人生の意味を問うてやまないロシア文学の諸人物の特徴。  強い女と弱い男というロシア文学の特徴。  女によって甦生しようとする男というのも、ロシア文学のひとつのテーマ。  世界は何であるのか、その中の人間と社会はいかにあるべきか、といった思想的・倫理的主題を扱う文学。  人はいかに生きてきたか、いかに生きるべきかとそれは問うている。  純粋芸術ではなく、思想や倫理や歴史や政治を多分に混入した文学。  

  • lico さん

    ドストエフスキーとトルストイがいないとはいえプーシキンやチェーホフなど割合スタンダードな作家が多かった。プーシキンに2講使うのならゴーゴリに1講あってもよかったのではと思った。紹介されている作品の作者の中でブーニンだけがかなり知名度の低い作家になっていますが、あまり知らない作家だったこともあって一番面白く読むことができた。ブーニンは『アントーノフカ』しか読んだことがないのだが今回のブーニンの解説を読んで『アントーノフカ』から受けたブーニンの印象がかなり変わった。

  • Masakiya さん

    「私は文学そのものの美とかおもしろさよりも、文学を思想として歴史として、人間が生きて来た事実として読む種類の人間だった」という『逝きし世の面影』の渡辺京二のロシア文学語り。芥川賞とか本屋大賞とかがどうにもしっくりこない自分が、これから読むべき本のサジェスチョンとなった。そうそう、得手不得手、向き不向き、好き嫌いって大事だよね。余生も日に日に短くなっていく」ことだしw

  • uchi さん

    紹介されている本、全部読みたくなりました。順番に読みます。

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人物・団体紹介

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渡辺京二

1930年、京都市生まれ。日本近代史家。2022年12月25日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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