ジブリの教科書 11 ホーホケキョとなりの山田くん 文春ジブリ文庫

スタジオジブリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168120107
ISBN 10 : 4168120104
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;16

内容詳細

いしいひさいちの長期新聞連載四コマ漫画を原作に、1999年に公開された『ホーホケキョとなりの山田くん』。高畑勲監督のもと、デジタル作業を駆使した制作過程も話題になった本作を、爆笑問題・太田光をはじめ、哲学者・土屋賢二や社会学者・阿部真大、中国人研究者・徐園などの多彩な執筆陣が読み解く。

目次 : ナビゲーター・太田光 暴力と日本人/ 1 映画『となりの山田くん』誕生(スタジオジブリ物語 実験作『ホーホケキョとなりの山田くん』への挑戦/ 鈴木敏夫 四コマ漫画から生まれた五時間超のシナリオ/ 高畑勲 緊急特別企画!連作アニメ長編『となりのやまだ君』)/ 2 『となりの山田くん』の制作現場(脚本・監督 高畑勲 アニメーションの根源を問い続ける作業/ 演出 田辺修 マンガ篇の日本人的な日常演出/ 着彩ボード ほか)/ 3 作品の背景を読み解く(viewpoint 奈良美智 家族の余白/ 山田太一 立ち上って拍手/ from overseas)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • イプシロン さん

    高畑勲とジブリの面々が『ホーホケキョ となりの山田くん』を制作中、個性をぶつけあいながら、着地点をさぐりあった姿が、そのまま作品に反映されているのが興味深かった。作品を作る作業というのは無自覚に製作者自身を描き出してしまうという法則が見えたからだ。高畑が語った主題「ほどほど」という中庸さが大事だということには大賛成だ。しかし、巻末で大塚英志が評論しているように、宮崎・高畑がこの時期「となり」という呪縛から自由になれていなかったのも確かだったのだろう。これもまた製作者自身には無自覚な顕われなのだろう。

  • エリナ松岡 さん

    ジブリ作品の中では一番難解というか、本当に退屈と思ったのが『となりの山田くん』で、理解するためのヒントがあるかと思い読んでみました。製作の大変さや、ものすごく意表を突いた、勇気ある選択であるのは分かるものの、なかなか期待していたヒントは得られず、諦めかけていた最後、トリの大塚英志さんの文章を読んでびっくり。ここで初めて退屈な作品であるという感想が聞けたのと、それから新聞連載の四コマ漫画を選ぶことの問題を知ることができました。ここだけでも読む価値はあったと思います。

  • 舟華 さん

    そういえば1回しか見たことないんだよね、この映画。画面を見て「なんか面白いことやってるなー」って思っていた程度の記憶。でもその「面白いこと」がのちの「かぐや姫のものがたり」につながっていったんだな、と思うと感慨深い。ジブリはどうしても宮崎監督!ってなりがちだけど、面白いことをしているのもぶっ飛んでいるのも、案外こちら様かもしれない。 ◆てか大塚氏ー!(以下略)

  • 江藤 はるは さん

    未来はみえない お楽しみ

  • 椿 釦 さん

    色々考えさせられる。オチが大塚英志なのがモヤモヤ。私は、となりの山田くん好きなんだよな。高畑勲という人は、評価が高いけど低い人だ。なので、私は信者にならざるを得ない。盲目的に、高畑勲の映画が好きだ。技術論だけではないと思うんだけどな、この映画。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

スタジオジブリに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品