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マリエ 文春文庫

千早茜

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167924515
ISBN 10 : 416792451X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2025
Japan

Content Description

40歳を目前に夫から離婚を切り出されたまりえ。しかし、戸惑いながら始めたひとり暮らしは思いのほか快適で、自らを慈しむ日々は確実に彼女を変えていく。年下の男性・由井くんの存在にコロナ禍という非常事態。想像もしなかった未来が彼女にもたらすものとは―。巻末に金原ひとみさんとの対談「私たちの離婚」も収録。

【著者紹介】
千早茜 : 1979年、北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。2008年、第21回小説すばる新人賞を受賞した『魚神』(「魚」から改題)でデビュー。09年、同作にて第37回泉鏡花文学賞、13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆきらぱ

    主人公マリエをめぐる色々なタイプの人々が面白かった。マリエは何に対してもまったくフラットでその公平な態度と価値観は揺るがない。がしかしマリエの最も近くにいた母親、元夫、親友などはどちらかというと無責任で価値観も違いマリエを苦しめる。ここが不思議だった。マリエくらいしっかりしていたらせめて親友や最初の結婚相手は自分と似たタイプを選べばよい。そうすれば関係を積み上げていける。しかししばらくして思った。マリエの好みとしてはこいつゆるいなあと思える人がいいのだろうと。人間の好みは複雑である。

  • よっち

    夫に恋愛がしたいと切り出され、7年半の結婚生活に終止符を打った桐原まりえ。若い頃のように無邪気に恋愛に飛び込んでいけない大人の女の幸せをめぐる物語。理由には納得がいかないものの、離婚届を提出して寂しさよりも、手放して一人になる清々しさをこそ感じたまりえ。ひょんなことで懐いてきた由井君、始めてみた婚活で見聞きした思いもよらない世界、そして掴みどころのない元夫。心地よく過ごせる関係でも、考え方や経験による違いは当然あるわけで、それでも続けられるかどうかはお互いに価値観をすり合わせできるかどうかなんですよね…。

  • エドワード

    2026年おめでとうございます。39歳の桐原まりえは、夫から離婚を切り出され、独りで生きていく。時間軸はコロナ禍だ。女性の方が煩瑣な離婚後の手続き。義両親への手紙。細かい日常が的確に描き出される。匂いが随所に顔を出す。なにせ、マリエとは香水の名前だ。7歳下の由井と恋に落ちる。体験のつもりで結婚相談所に入会する。お見合いの心得に垣間見える、男性優位の社会。理屈の通らない現実を知るまりえ。三つの言葉で物語を辿れる章の扉が洒落ている。金原ひとみさんとの対談が面白く、千早茜さんが離婚経験者と知る。そうか、納得。

  • 水色系

    離婚を経て、想像もつかないような出来事が起こり、変わっていく自分。変わることというより、変わることを受け入れることに勇気がいるよなと思う。文庫巻末の対談が金原ひとみさんとのもので、それも期待して買った。

  • 椎名

    離婚してからの一人の生活、新しく出会った歳下の男性、婚活から見えていく結婚や恋愛の価値観、需要と供給、性別や時代における違いなんかが丁寧に描かれている。これ後半で指摘されていた通りまりえはどちらかというと置いていける側の人なんですよね。そこに寂しさなんかはあっても、流して変化できてしまう。結婚とは山登りみたいなものかもと言っていた婚活相手の男性は成長を感じて嫌いじゃなかった。山を登った時に彼は世界を共有しようとしてくれていた。それでもまりえにとっては違った、というところに核がある気がする。

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