名残の袖 仕立屋お竜 文春文庫

岡本さとる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167919955
ISBN 10 : 4167919958
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
304p;16

内容詳細

鶴屋の依頼で油商・加島屋に通うことになったお竜。加島屋の妻・おみねは辻斬りに遭って死んでいた。お竜が主人の着物を縫っていると見つめる気配が。主人には幼い息子・彦太郎が残され、その気配の先には母の面影を偲ぶ子供の瞳があったのだ。彦太郎と過ごす日々に心和むお竜だが、加島屋には魔の手が迫り始めていて…。

【著者紹介】
岡本さとる : 1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹株式会社に入社。同社の90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。86年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。その後、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。92年松竹を退社。フリーとなり「水戸黄門」「必殺仕事人」「雲霧仁左衛門」などのテレビ時代劇の脚本、商業演劇、伝統芸能、音楽劇等多くの舞台の脚本・演出を手がける。2010年『取次屋栄三』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    仕立屋お竜第3弾!今回も面白くてあっと言う間に読了してしまった次第。一話目と二話目で、お竜さん乞われて後添えになるのかと思いきや、だよねぇと勝手にひとりごちて、最終四話で「あたしには守り神ついているのだ」と。そう言うお竜が私は好きだ!(笑)もう次が楽しみでならないのは私だけじゃないはずだ。

  • タイ子 さん

    仕立屋お竜、またの名は「地獄への案内人」。彼女がまた一つ新しい顔を見せた、母性という自分でも気づかなかった胸の内。仕立ての仕事を請け負う呉服店の主からある大店の仕立てを依頼されるお竜。通いで来て欲しいとのこと。妻を亡くした店の主、姑、義理の息子・彦太郎。商売繁盛、家族の仲も良く…。しかし、お竜の周りで起こる不穏な影と主の過去。彦太郎を守るためお竜たち裏の仕事人が動き始める。やっぱ仕事人たちカッコいいな。いつかお竜も家族が出来ればと思うが、難しいか。。。

  • とし さん

    仕立屋お竜「名残の袖」3巻。今回も面白く読み終えました。 彦太郎に懐かれて、母性本能がめざめてどうなることか少しびっくりでした。

  • やま さん

    女を虐げる悪党を斬る仕立屋お竜の活躍の物語です。江戸は三十間堀三丁目の裏店「八百蔵長屋」の住人お竜は、新両替町二丁目の呉服店「鶴屋」から依頼された仕立物を仕上げるのを生業にしている。が、お竜には、仕立屋ともうひとつ「地獄への案内人」という顔を持っている。これは、この世にのさばん悪人を、地獄へ送り届けるという、裏家業である。

  • 真理そら さん

    「母」「名残の袖」はつながりのある内容。お竜さんの母性他の優しさ可愛さが感じられて気持ち良く読了。両親を失った彦太郎はかわいいし、加島屋のおぬいはかっこいいし、加島屋の主・宇兵衛は誠実だ。後妻に入ってもよさそうな設定だけれど…「大きな声じゃ言えませんがね、あたしは人殺しなんですよ」ということで。お竜が平穏な日常を知り、人を信じてもいいという気持ちを知り、母性に目覚めるという流れでこのシリーズは進んでいる。次巻ではついにお竜は恋に目覚めるのだろうかと期待している。

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岡本さとる

1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九〇周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に、『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー以来、二〇巻の大人気シリーズとなる。滋味深い人物描写にファ

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