旅路 上 文春文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916312
ISBN 10 : 4167916312
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
追加情報
:
314p;16

内容詳細

彦根藩の勘定方・三浦芳之助が斬殺された。下手人は御目付方・近藤虎次郎らしい。男は逃亡し、藩庁は三浦の若妻・三千代に実家へ戻るようにと沙汰した。納得出来ぬ三千代は敵討ちのため故郷を出奔、道中危難に見舞われるが、堀本伯道と名乗る謎めいた老人に救われる。美しくしなやかな武家の女の数奇な運命を描く傑作長編。

【著者紹介】
池波正太郎 : 大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。作品に「剣客商売」「その男」「真田太平記」“仕掛人・藤枝梅安”シリーズなど多数。平成2年5月3日没。東京・浅草に池波正太郎記念文庫がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    2021.01発行。字の大きさは…小。 彦根藩士である夫・三浦芳之助を斬り殺された三千代は、仇である同藩御目付方・近藤虎次郎を求めて旅に出る物語です。 1年間の短い新婚生活であったが、芳之助によって女としてめざめた19才の三千代は、寝ていても夢に出て来る、亡き芳之助に抱かれて喘ぎ声を出すほどになっています。仇を求めて江戸へ出た三千代の近くで、仇であるが三千代を想う近藤が、三千代に想いを寄せる若党が、旅の途中で三千代を襲った浪人が蠢きます。🌿続く→

  • ぶんぶん さん

    【図書館】夫を殺された妻・美千代は敵討ちの為、故郷を出る。 江戸までの道中でいろいろな危難に合うが、何とか江戸へ。 その道中、謎の老人に助けられるが、その老人が夢に出て愛撫を繰り返す夢を、美千代は何となく恥じる。 初心な人妻から徐々に女性のたくましさを身に付けた美千代の変貌が見物の成長物語。 敵を追って下巻へ。

  • Kira さん

    図書館本。再読。女が敵討ちをする話をいくつか池波氏は書いておられるが、これもその一つ。夫を斬殺された武家の若妻が、敵討ちの相手を探す旅に出る。主人公の三千代の世間知らずで、ちょっと思慮深さに欠けるところは、愛嬌とするべきか。

  • kazukitti さん

    池波女主人公シリーズの流れで初読。初読なんだけど、どっかで聞いたキャラが出て来るwんで、これ雲竜剣の外伝じゃんwとか思って見たり、主人公の度々の危機wが、エロマンガのヒロインかよ!など思うwww ケン月影先生の絵がよぎるw

  • ロデタ さん

    この後三千代はどうなるんだろう。仇討つのかな。下巻へ。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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