悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞 文春文庫

森功

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167913045
ISBN 10 : 4167913046
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
303p;16

内容詳細

安倍首相「腹心の友」が掴み取った52年ぶりの獣医学部新設。そのレールを誰が敷いたのか?浮かびあがる米留学以来の“義兄弟”関係、夫人たちのサークル、教育にはびこる政・財・官の利権構造―「政治とカネ」問題で当代一の著者が徹底取材で核心を解き明かした。2018年大宅壮一ノンフィクション賞受賞。

目次 : 第二の加計学園/ 悪友サークル/ 加計の野望/ 海外戦略の手助け/ 政治とビジネス「商魂」/ 国家戦略特区というレール/ 下村文科大臣の献金疑惑/ 前川の乱「疑惑の核心」/ 内閣府vs文科省/ 延期された学部の設置認可/ 政権延命の末

【著者紹介】
森功 : 1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒業。『週刊新潮』編集部などを経て、2003年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年の「ヤメ検―司法に巣喰う生態系の研究」、09年の「同和と銀行―三菱東京UFJの闇」(ともに月刊『現代』掲載)の両記事が2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞」作品賞を受賞。18年、『悪だくみ―「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yu12418 さん

    当事者の一人がいなくなったため、今となっては真実が語られることはないのだろうが、何にせよクリーンな話には到底ならないよねっていう。 政治の世界は金持ちの道楽でしかないのだということがよく分かった。 後から見てみると、随分とみみっちい利益誘導だったんだなと。獣医学部一つできたところで、日本の経済に与える影響なんて、たかが知れていると素人目には思えるのだが。

  • カノープス さん

    モリカケ問題については、様々な要素がゴチャゴチャと入り組んで、結局のところ何が問題だったのかがとても見えにくくなってしまった。本書を読むことで大変すっきり本質が見えてくる。安部も加計も最低だが、下村もひどい政治家だ。そして、安部昭恵の脇の甘さとバカさ加減。これだけの疑惑を持たれてなお政権維持できる国とは何なのか。他国で政治への怒りを率直にぶつける民衆を見るにつけ、日本は政治家にとって天国なのだとあらためて思う。

  • うたまる さん

    一世を風靡したモリカケ問題のノンフィクション。騒いでいた当時も何が問題なのか分からなかったが、本書を読んでみてもやっぱり分からない。ロッキード事件やリクルート事件はそれだけ報道する意味があったが、こちらは収賄も汚職もなく核心は”えこひいき”というショボさ。むしろ反転してみれば、野心ある起業家と改革派の政治家による岩盤規制を打ち破ったサクセスストーリーだろう。流石にばつが悪かったのか、著者は文庫版あとがきで「許されない話ではない」とトーンダウンする。これはジャーナリズムが一人負けした記念碑的事件だったのか。

  • 翔平 さん

    結末のないことを知りながら読んでいるので仕方がないが、徒労感。こんな下らない話を調べないとならない作者に同情。

  • ワシじゃ さん

    サブタイトルが『加計学園の悲願を叶えた総理の欺瞞』 268Pにも及ぶ内容は、大半は安倍元総理の交遊関係、官邸人事等々。 総理の欺瞞はいずこに? 結果モリカケに関して言えば只の言い係りであった。コレは総理側が無実か、野党・メディアが無能かのどちらか。

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森功

1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、独立。2008年、09年に編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞。18年に『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データは

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