ナナフシ 文春文庫

幸田真音

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911218
ISBN 10 : 4167911213
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
355p;16

内容詳細

世界的金融危機で全てを失った男と、将来有望な若きバイオリニストの女性が出会う。病を抱えた彼女を救うべく、男は再び金融市場へ。

【著者紹介】
幸田真音 : 1951年生まれ。米国系銀行や証券会社でのディーラーや外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。著書多数。2014年『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で第33回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Walhalla さん

    幸田真音さんの作品にしては、珍しいタイプの作品ですね。主人公は元ファンドマネージャーということでしたが、著者お得意の経済小説の香りは少なめで、ヒューマンドラマといった仕上がりになっていました。夢も希望も失って転落してしまった2人ですが、もがきあいながらも、生きる力を寄せ合う姿がとても良かったです。少なめと言いながらも、リーマン・ブラザーズ・HDの経営破綻のことや、証券取引現場のヒリヒリするような緊張感など、いつもの著者の作品の楽しみ方も用意されていて良かったです。

  • Syo さん

    いいなぁ

  • 一五 さん

    なんか辛い話。幸田さんだしマネーストーリーでもあるが、そこらはさっぱり“?”でトホホ。深尾と行き倒れ娘との関係をなんと呼ぶんだ?

  • yamakujira さん

    男子が美少女を拾うというラノベにありがちな設定でも、拾ったのは50歳を過ぎた疲れた男で、拾われたのはナナフシのように痩せた20代の女性だから、ラブストーリーじゃなくて、ふたりの再生の物語だった。勤め先が倒産して妻に逃げられコンビニバイトで食いつなぐ男が、庇護する存在を得て元気になるってのはわかるけれど、再就職がうまくいきすぎて白けるな。まぁ、金融市場を描きたいみたいだから、さっさと復帰しないと物語が作れないから仕方がないのか。ナナフシに譬えられた彩弓の予後が不透明なままのラストは重苦しい。 (★★★☆☆)

  • スプリント さん

    先がとても気になるストーリー展開でした。 ハッピーエンドを願いながら読み進めました。

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幸田真音

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。20

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